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【RIZIN】白川陸斗が負傷欠場、アグォン下した山本空良がケラモフと連戦「勝てば挑戦者争いに加わる」(榊原CEO)、マルキーニョスvs.阿部大治も=7月31日(日)さいたま

2022/07/07 18:07
【RIZIN】白川陸斗が負傷欠場、アグォン下した山本空良がケラモフと連戦「勝てば挑戦者争いに加わる」(榊原CEO)、マルキーニョスvs.阿部大治も=7月31日(日)さいたま

(C)RIZIN FF

 2022年7月31日(日)、さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.37』の追加対戦カードが7日、都内会見で発表された。

▼フェザー級(66.0kg)5分3R
ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)
山本空良(パワーオブドリームジム)

 当初、ケラモフ(30歳・アゼルバイジャン)と対戦予定だった白川陸斗(トライフォース赤坂)が、練習中に腕の上腕二頭筋腱断裂をしドクターストップ。

 急遽、山本空良(パワーオブドリームジム)が、7月2日の沖縄大会でのカイル・アグォン戦に続く連戦でヴガール・ケラモフと対戦することになった。ケラモフは4月大会で中島太一に三角絞めによる一本勝ちで強さを見せている。

 山本は、コメントで「カイル・アグォン戦から引き続き、こんなにも早く海外勢との2戦目が決まるとは思ってもいませんでした! 前回の試合は自分の実力を出しきれない部分もあったので、今回は爆発させようと思います。前回の試合では見せられなかった自分を見せるので楽しみにしていてください。そして白川陸斗選手の欠場するという判断は、とても悔しい気持ちだったと思います。その事も心にしまって闘いたいと思います」と意気込みを発表。

 会見後、榊原信行CEOは、山本がアグォンに続いて、ケラモフをも下すようなことがあれば、フェザー級のコンテンダー争いに加わると語った。

「ケラモフにも勝てば(タイトルコンテンダーに)近くなりますよね。コンスタントに出世するときは、チャンスを敏感に察知して、来るもの拒まずで、嗅覚を持って食いに来れるかどうかなので、そのあたりはヤマケン(山本喧一)さんもハングリーだし、ここはチャンスだな、と。実力差はあるかなと思いますけど、一方的にやられるような、勝てない相手ではないし、カイル相手にしっかり3R戦い抜くことが出来ているので、それが自信になって、すぐケラモフと試せる、というのは、ひょっとすると山本選手にとってはいいタイミングなのかもしれない」と、期待を寄せている。

 21歳の山本は、連戦をチャンスに変えることが出来るか。

◆白川陸斗「必ず強くなって復帰します」

「先日の会見でヴガール・ケラモフ選手との試合を発表しましたが、今大会怪我により欠場させて頂く事になりました。練習中に左上腕二頭筋腱断裂という怪我を負ってしまい、手術が必要と診断された為、やむなく欠場する事になりました。今回の試合を楽しみに応援して下さっていたファンの皆様、RIZIN関係者の皆様、対戦する予定だったケラモフ選手、本当に申し訳ございません。せっかくチャンスをいただいたのにこのような形で欠場というのは、非常に悔しいですが、しっかり治して復帰に向けて、またコツコツやっていきます。必ず強くなって復帰しますので、その時まで楽しみにしていただけたら嬉しいです」

▼80.0kg契約 5分3R
マルコス・ヨシオ・ソウザ(ボンサイ柔術)
阿部大治(フリー)

 また、80.0kg契約で、マルコス・ヨシオ・ソウザ(ボンサイ柔術)と阿部大治(フリー)の対戦が決定した。

 MMA9勝2敗のマルキーニョスことヨシオ・ソウザは、2019年10月に中村K太郎に敗れるも、2020年2月の前戦RIZIN浜松大会でファルコ・ネトに1R TKO勝ち。

 DEEPウェルター級王者の阿部は、2021年10月のRIZINではライト級でアキラに敗れたものの、2022年3月にウェルター級でストラッサー起一に判定勝ちで再起を遂げている。

◆マルキーニョス「一番ベストの状態」

「久しぶりにRIZINの舞台でまた試合が出来る事を感謝し、そして凄く楽しみにしています。もう引退した、と思っているファンも多いと勝手ながら思っている自分がいます。今、私はフィジカルもメンタルも一番、ベストの状態に持ってきています。阿部選手をリスペクトしてます。お互いを高める試合をしましょう」

◆阿部大治「この階級は僕のもの」

「マルコス・ソウザ選手、僕と戦ってくれることに感謝します。マルコス・ソウザ選手は、柔術が強いようですが、私も柔道出身で柔術より上と信じてます。本当の極め技を見せたいですね! 格闘技のサンバを教えてあげようかと思います。真夏のさいたまスーパーアリーナをマルコス・ソウザ選手とリオのカーニバル並みに盛り上げます! ただ、この階級は僕のものなので、ここは倒さないと!! 見ていてください!」

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