朝倉未来(トライフォース赤坂)が2022年7月6日(水)、自身のInstagramのストーリーに「鼻が折れたw」と左の鼻の穴にティッシュを詰めた画像を投稿した。
これに、RIZINで活躍中のベテランMMAファイターであるストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会)が反応。自身のYouTubeチャンネル『すとちゃんねる』にて朝倉にメッセージを送った。
(写真)RIZINで戦うストラッサー(右) ストラッサーはInstagramで朝倉をフォローしており、「鼻が折れたってストーリーをアップしていて、メイウェザー戦を終えたら治そうみたいな感じのことをあげていたので、それを見て僕、自分の経験上のアドバイスをしたいなと思ってDMを送らせてもらったんですよ」とDMを送ったと言うが、「メッセージに多分気付かないと思うので、少しでも知ってもらえたらいいなと思って動画を撮っています」と、この動画をあげた理由を説明。
「自分も2014年のUFC日本大会で鼻を折ってしまった。僕の場合は鼻が陥没したんですよ。それで鼻が折れてるってことを認識できてなくてそのまま放置して過ごしていて、結局最終的に骨がそのまま固まってしまったんですね。そこから鼻呼吸が全然できなくなってしまったんですよ」と、自分も鼻を骨折した経験があるとし、「鼻呼吸できなかったらめちゃめちゃ人間しんどいです。僕、鼻呼吸が出来なくなってパフォーマンスがめちゃめちゃ落ちたんですよ。とにかくスタミナが落ちるんですよ。口だけでしか呼吸できないと力んできて、スタミナがなくなって力んで…と負のスパイラルで本当に選手生命としてはめちゃめちゃ危機に陥った記憶があるんです」と、鼻呼吸が出来なくなると格闘家としてのパフォーマンスに大きな影響を及ぼすということを自身の経験から話した。
ストラッサーは試合を終えて自分のパフォーマンスが落ちていることを感じ、鼻の手術に踏み切ったところ「8割くらい鼻呼吸ができるようになったらパフォーマンスが上がった」と、鼻呼吸の大事さを説く。
(写真)メイウェザーに“メンチ切り”する朝倉。この挑戦のためにも鼻は治しておいた方がいいとストラッサーは言う 朝倉は「メイウェザーでまた折れるから終わったら治そ」としているが、ストラッサーは「鼻が折れてそのまま放置するって書いていたので、伝えておかないといけないと思って。鼻に関しては絶対に折れたら即座に戻さないといけないですね。一般的に言われているのは2週間以内に元に戻さないといけないですね。鼻が折れているのであれば即座にまず鼻を戻して練習に備えて欲しいなと思います」と治すのは早い方がいいと言い、「メイウェザー戦も控えているわけなので、最初にやっておいた方が後々絶対にパフォーマンスが上がるので、もし固まって鼻呼吸が通らなくなるとめちゃめちゃパフォーマンスが落ちて朝倉未来選手の打撃の持ち味も低下すると思うので、ぜひ鼻の戻しだけは絶対にやってみてください」と、朝倉にメッセージした。