キックボクシング
レポート

【NJKF】渡辺久江(久遠)キックボクシング復帰3戦目も勝利ならず、RINAに判定負け

2022/07/06 14:07
ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)「DUEL.24」2022年7月3日(日)東京・GENスポーツパレス  2022年7月3日(日)東京・GENスポーツパレスで開催されるニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)主催『DUEL.24』の全対戦カードが発表された。  今大会は2部制で行われ、キャリアが浅い男子選手たちが中心の第1部のメインイベントでは59kg契約3分3R(ヒジ打ちなし)でコウキ・バーテックスジム(VERTEX)がパヤヤーム浜田 (キングジム)に判定2-0で勝利。  セミファイナルでは57kg契約3分3R(ヒジ打ちなし)で竹添翔太 (インスパイヤードモーション)と庄司理玖斗 (拳之会)がドローとなった。  第2部は、女子部門=ミネルヴァが3試合。そのメインイベントでは、ライトフライ級2分3R(ヒジ打ちあり)でミネルヴァ・アトム級3位の久遠(=渡辺久江/ZERO)と同ライトフライ級5位RINA(谷山ジム小田原道場)が対戦。  久遠こと渡辺久江は2002年4月にMMAでデビューし、得意の打撃で活躍。パンクラスとスマックガールで一時は9連勝を飾り、2004年5月にはTBSのゴールデンタイムで2週にわたって放映された『黄金筋肉 女子総合格闘技最強女王決定トーナメント』で優勝。2006年8月にはしなしさとこを歴史に残る豪快KOで破り、DEEP女子ライト級王座に就いた。2007年12月に一度引退したが、2016年2月に復帰。2月に『WSOF GC JAPAN』でイ・イェジを右フック一発でKOし、大きなインパクトを残した。  2002年9月からは女子ボクシングとの“二刀流”で2勝1敗1分の戦績を残す。さらに2003年1月からはキックボクシングとの“三刀流”で活動し、全日本キックボクシング連盟の女子大会『Girls SHOCK』のエースとして活躍。IKUSA -U50 初代戦女王決定戦、WPMF日本女子ミニフライ級王者決定戦などタイトルマッチも経験し、2010年8月にはシュートボクシングでRENAとも拳を交えている。2016年大晦日の試合を最後にリングを離れていたが、2021年10月の『DUEL.22』で突如復活。2022年1月には修斗でMMAにも復帰した。復帰後の戦績はMMAで1勝1敗、キックボクシングは祥子JSKに判定負け、KARENとドロー。  対するRINAは19歳でキックボクシングを始め、アマチュア時代には10連敗する苦い経験を経て2016年7月にプロデビュー。鼻を骨折して一時は引退も考えたが、2019年7月に復帰。2017年12月に『Bigbang』で現RISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵(判定負け)、2018年5月に『Krush』で現rush女子フライ級王者・壽美(判定負け)とも拳を交えており、2021年4月の『ムエローク』では祥子JSKをヒジ&ヒザでアグレッシブに攻めて判定勝ち。11月には伊藤紗弥とBOM日本女子ライトフライ級王座決定戦を争ったが、判定3-0で敗れた。  この渡辺vs.RINAは判定決着となり、判定3-0(30-27×2、30-28)でRINAの勝利となった。久遠は復帰後のキックボクシング戦績を2敗1分とし(通算戦績は9勝2KO5敗1分)、RINAは9勝6敗3分とした。 《第2部》 ▼メインイベント S1レディース ライトフライ級 2分3R ヒジあり×久遠 (ZERO/ミネルヴァ アトム級3位)判定0-3 ※27-30×2、28-30〇RINA (谷山ジム小田原道場/ミネルヴァ ライトフライ級5位) ▼セミファイナル ミネルヴァ 49.5kg契約 2分3R〇佐藤”魔王”応紀 (PCK連闘会/ミネルヴァ ライトフライ級1位)判定3-0 ※30-28×2、29-28×紗耶香 (格闘技スタジオBLOOM/ミネルヴァ ライトフライ級8位) ▼第1試合 ミネルヴァ ピン級 ランキング戦 2分3R〇撫子 (GRABS) ミネルヴァ ピン級4位判定3-0 ※30-28、30-27、29-28×斎藤千種 (白山道場/ミネルヴァ ピン級6位) ▼オープニングファイト 50kg契約 アマチュアルール 1分30秒2R〇堀田優月(闘神塾)判定3-0 ※20-19、20-18×2×鍋倉凛音(HARD WORKER) 《第1部》 ▼メインイベント NJKF59kg契約 3分3R ヒジなし×パヤヤーム浜田 (キングジム) 判定0-2 (29-29、29-30、28-30)〇コウキ・バーテックスジム (VERTEX) ▼セミファイナル 交流戦 57kg契約 3分3R ヒジなし△竹添翔太 (インスパイヤードモーション)ドロー 判定1-0 ※30-28、29-29×2△庄司理玖斗 (拳之会) ▼第5試合 交流戦 スーパーフェザー級 3分3R ヒジなし△細川裕人 (VALLELY)ドロー 判定1-1 ※29-29、30-29、29-30△山崎尚英 (スタートゲートジム) ▼第4試合 交流戦 フライ級 3分3R ヒジなし×玉城海優 (RKA糸満ジム)判定0-3 ※29-30×2、28-30〇明夢 (新興ムエタイジム) ▼第3試合 交流戦 52.5kg契約 3分3R ヒジなし×愛輝 (ZERO) NJKFフライ級判定0-3 ※28-29、28-30、27-30〇中島隆徳 (GET OVER) ▼第2試合 NJKF 57kg契約 3分3R ヒジなし〇島人祖根 (キングジム) TKO 2 R2分28秒×颯也 (新興ムエタイジム) ▼第1試合 交流戦 53kg契約 3分3R ヒジなし〇悠 (VALLELY)TKO 1R 1分39秒×翼スリーツリー (DAIKEN THREE TREE)
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