1月9日(水)神奈川のK-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTにて、1月26日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.97」の[第4代Krushバンタム級王座決定戦/3分3R・延長1R]で萩原秀斗とベルトを争う晃貴が公開練習を行った。
2連勝で次期挑戦者決定戦に辿りつき、王者だった金子晃大の返上により、一転して王座決定戦のビッグチャンスが巡ってきた晃貴。公開練習ではKRESTの渡辺雅和代表を相手にパンチのミット打ちを披露し「挑戦者決定戦からタイトルマッチに変わって周りの反響も凄かったですね。たくさんの人から『タイトルマッチ頑張れ!』と言われて気合いが入ります」と大一番に向けた心境を語った。
晃貴は武尊と同じ鳥取出身で鳥取時代からの先輩・後輩にあたる。「自分が鳥取にいた頃に武尊くんがKrushのベルトを獲って、それを見て『俺もいつか東京に行って、あのベルトが欲しい』と思っていました。だから上京したら武尊くんと同じKRESTに入ろうと思っていたし、Krushのベルトを獲ろうと思っていました」とKrushのベルトには並々ならぬ想いがある。
ベルトを争う萩原はKrush僅か2戦目で王座決定戦という大抜擢を受けた形になる。これには晃貴も「上手い選手だと思いますけど、Krushで2戦目の選手には負けられない」と敵対心を剥き出しにし「そういう相手にベルトを獲られたら、Krushが甘い場所だと思われるんで、Krush生え抜きの自分がベルトを獲ります」とベルト奪取を宣言した。
「バンタム級はスピードがすごいというイメージがあると思うんですけど、パワーで殴り合って勝つ試合が自分の理想です。殴り合ってKOして勝つ、武尊くんのようなチャンピオンになりたいです」と理想のチャンピオン像として尊敬する武尊を挙げた晃貴。
バンタム級王者は初代・武居由樹、第2代・軍司泰斗、そして前チャンピオンの金子晃大といずれもK-1を目指してスーパー・バンタム級に階級を上げているが、晃貴も「最終的な目標はK-1の世界チャンピオンなんで、いずれは-55kg(スーパー・バンタム級)に上げてK-1のチャンピオンになりたい。2019年はKrushのチャンピオンになって、1年間ベルトを防衛し続けて、それからK-1にも出て行きたい」とKrushでベルトの価値を高めてのK-1進出を目標に掲げた。
【公開練習動画】