2019年8月24日(土)エディオンアリーナ大阪で開催される『K-1 WORLD GP 2019』の記者会見が、6月16日(日)都内にて行われた。
スーパー・ライト級のスーパーファイト3分3R・延長1Rで、第4代Krushスーパー・ライト級王者、第3代Krushライト級王者の山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と平山迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が対戦。
山崎は昨年12月の大阪大会にも出場し、安保瑠輝也と大激闘を展開。その試合は2018年の年間ベストバウトにも選ばれた。今回は約8カ月ぶりの試合となる。
「前回の試合で頬骨を骨折し、手術自体はとてもうまくいきました。復帰には時間がかからず、ジムワークを続けてきて4月頭から本格的な練習を始めて対人練習もできています。毎回そうですが、今までで最高の状態でリングに立つことを目標にして、それに向かって順調に来ているので期待してください」と、怪我の回復と復帰へ向けてのコンディション作りも順調だという。
試合に向けては「前回大阪でKO負けになってしまって、またこうして大阪大会に出させてもらい、関西出身の選手と大阪の格闘技を盛り上げられるのを嬉しく思っています。平山選手は強打者でバチバチ打ち合ってくれそうな選手なので楽しみにしています。ご期待ください」と、打ち合い宣言。
ところが平山は「最高の舞台K-1でしかも大阪。地元神戸でも楽しみにしてくれている、応援してくれているファンの気持ちも含めてリングにしっかり立ちます。気合い十分です」とあいさつした後、「俺はそんなに打ち合わない。長く格闘技を続けたいので。すいません」と、なんと山崎の打ち合い宣言を拒否する。
すかさず山崎が「俺は行きます」と言うと、「山崎選手が相手なら自然とバチバチになると思うんですよ。でも冷静です」とバチバチの打ち合いにはなるが冷静に対処したいという。山崎も「俺も気持ちは冷静なので。でもバチバチいきます。オープニングでもいいので第1試合から会場に火をつけたいと思います」と言い、お互いに心は冷静ながらもバチバチに行くということで同意した。
平山は「攻撃力がめちゃ強くて賢そう。回転蹴りみたいなやつとか、パワーがあると思うのでパンチに気をつけてやっていきたいと思っています。全体的に攻撃力がある選手だと思っています」と山崎の印象を語る。
山崎は「僕にしかできない試合がある。お客さんが分かりやすい試合を見せたい。それを平山選手とならできると思う」と、今回もベストバウト級の試合を見せると誓った。また、「前回負けた安保選手ともう一度戦いたい想いがある。前回不甲斐ないところがあったのでそういう意味でやりたい」と、安保瑠輝也との再戦をやりたいとの想いも口にした。