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【K-1】林健太がライト級王者としての第一戦「こんなヤツに負けたら『チャンピオンどないなっとんねん』って言われるのでしっかり倒したい」

2019/06/16 23:06
2019年8月24日(土)エディオンアリーナ大阪で開催される『K-1 WORLD GP 2019』の記者会見が、6月16日(日)都内にて行われた。  ライト級のスーパーファイト3分3R・延長1Rで、K-1 WORLD GPライト級王者・林健太(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG)と初来日のIFMA欧州ライト級王者デニス・デミルカプ(トルコ)が対戦。  林はK-1参戦経験のある空手家の父を持ち、2013年にKrushでプロデビュー。強打を武器に2018年12月のK-1ライト級世界最強決定トーナメントで優勝すると、今年3月にK-1 WORLD GPライト級王者・卜部功也に挑戦。下馬評を覆す勝利で第3代K-1ライト級王座に就いた。今回が王者としての第1戦となる。  対するデミルカプはベルギー生まれのトルコ人ファイターで、まだ18歳ながらプロ・アマ含めて70戦以上のキャリアを誇る。試合開始直後から相手に襲い掛かり、パンチ、蹴り、ヒザ蹴りと技の引き出しも多いという。中村拓己K-1プロデューサーは「とにかく試合がアグレッシブで攻撃的。見ていて面白い選手。パンチ、蹴り、トリッキーな回転技、いろいろな技を出す。K-1の中で面白い技を出してくれるのでは。絶対にかみ合う試合になると思う。ライト級のトップ戦線に食い込む可能性があるくらいのファイター」と評する。  会見ではまず、デミルカブからのコメントが読み上げられた。 「K-1に出場することは自分にとってずっと夢だったから本当にうれしかった。健太のファイトスタイルは好戦的で好きだ。ファンも見ていて健太の試合を楽しんでいると思う。ただしナンバーワンは2人もいらない。俺が健太をKOして、この階級のナンバーワンであることを見せつけてやる」  これを聞いた林は「まず、18歳なら百歩譲って“君”か“さん”付けじゃないと違和感しかない。まだ試合映像は見てないけれど、この間の大阪もそうでしたが僕の時だけイケメンを当てられるので負けられない。健太君か健太さんと呼ばせるようにボコボコにしてやります」と、失礼な18歳に礼儀を教えてやると意気込む。  対戦相手については「相手が18歳で戦績は多いかもしれないが、全然名前も聞いたことないファイターでファンも世間もこんなヤツに負けないだろうと思っているでしょう。僕も思っている。こんなヤツに負けたら功也君に申し訳ない。チャンピオンになっての1試合目なのでしっかりKOで倒したいと思っています。先に発表された野杁君の相手はめっちゃ本物感がある(ムエタイ王者)。この相手には本物感がない、分からないけれど、こんなヤツに負けたら『おいおい、チャンピオンどないなっとんねん』って言われるのでしっかり倒したいですね」と、王者としてKOするのが使命だとする。  また、林は25歳にして2児の父であることが知られているが「今回久しぶりに半年くらい空いたので、家族とゆっくり過ごして心の充電ができたのでそろそろ試合に向けて動き出したい。ディズニーシーにもピザ作りにも行ったんですが、沖縄に行きたかったのに予約した日が台風直撃で行けなくて。来週行ってリラックスモードはいったん終わって試合に向かいます」と、家族サービスもしっかりしたと話した。  今後については「皆さんが思っているみたいにゴンナパーにはリベンジしないといけないだろうし、僕自身、いつまでも右フックで瞬殺された映像を使ってほしくないし、ライト級で強いのはゴンナパーくらいなのでしっかりとリベンジしたいなと思っています」とゴンナパーとの再戦を実現させたいという。  また、兄の将多、弟の勇汰と林三兄弟で大阪大会に出たいとの希望も語った。
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