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【Bellator】ムサシ、敗れる。ATTからの挑戦者エブレンがミドル級新王者に! バンタム級ワールドGPはサバテーロがイーゴに判定勝ちで準決勝のストッツと舌戦、マゴメドフがバルゾラにギロチン極めてミックス戦へ!

2022/06/25 10:06
Bellator 282: Mousasi vs. Eblen 速報  2022年6月24日(日本時間25日朝10時からメインカード)、米国コネチカット州アンカスビルのモヒガン・サン・アリーナにて「Bellator 282」(U-NEXT配信)が開催された。 ▼Bellaotr世界ミドル級選手権試合 5分5R×ゲガール・ムサシ(オランダ)王者[判定0-3] ※45-50×3〇ジョニー・エブレン(米国)挑戦者※エブレンが第8代ミドル級王者に  1R、サウスポー構えのエブレンに、オーソドックス構えのムサシは右ミドル。前足に関節蹴りを見せるエブレン。しかし圧力をかけるムサシ。エブレンはヒザを触りながら左フック。さらにムサシの入りに右フックを当てるとダブルレッグへ! 右で小手に巻き立ち上がるムサシ。  ダブルレッグからアンクルピックでテイクダウンを奪うエブレン。尻で座るムサシは背中をみせながら立ち上がり。ボディロックしてリフトして崩すエブレン。右足を手繰って落として立ち上がるムサシ!  エブレンはオーソドックス構えに。ワンツーの右を当てるムサシ。エブレンは残り3秒で腕を回してノールックでジャブを突く。  2R、オーソから左ローを当てるムサシ。しかしエブレンは走り込んでダブルレッグテイクダウン! サイドを奪うと、ムサシも腰を押してフルガードに戻す。ムサシの立ち際にボディロックしていくエブレン。ダブルレッグで尻を着かせると、金網使い立ち上がる。  サウスポー構えのエブレン。ワンツーも。左足で腿に中足蹴りのムサシ。ケージを蹴って右を振るエブレン。かわすムサシ。このラウンドも挑戦者のラウンド。  3R、ワンツーから右ローを突くエブレン。手数・足数多く前に。下がりなから前蹴りはムサシ。左で関節蹴りも。前足を潰しに行く。左右を振って前に出るエブレンに見切ってジャブを返すムサシ。互いに右カーフキック。サウスポー構えに戻すエブレン。ワンツーから金網で詰めて右を当てる。右オーバーハンドをかわすムサシ。上下に打って出入りのエブレン。  3R、ワンツーから右ローを突くエブレン。手数・足数多く前に。下がりなから前蹴りはムサシ。左で関節蹴りも。前足を潰しに行く。左右を振って前に出るエブレンに見切ってジャブを返すムサシ。互いに右カーフキック。サウスポー構えに戻すエブレン。ワンツーから金網で詰めて右を当てる。右オーバーハンドをかわすムサシ。上下に打って出入りのエブレン。  4R、エブレンにとっては初のチャンピオンシップラウンド。右ハイから大きな左右を振ってダブルレッグはエブレン! ムサシは金網背に尻を着くと、腰を押さえて立ち際に左足をかけてバックテイク! 両足をかけて引き込み、首を守りながら立ち上がるムサシはニンジャチョーク狙い。離れて前蹴りで距離を取る。エブレンの左をかわして右を振るムサシ。その打ち返しにダブルレッグはエブレン! またも尻は着かされたムサシ。  5R、ここまでのラウンドを失ったと思われるムサシは先に圧力をかける。サウスポー構えから頭を下げて左オーバーハンドを見せるエブレン。オーソドックス構えにスイッチして、ムサシの打ち終わりに一気いダブルレッグで金網までドライブしてテイクダウン! ここも尻を着けて座るムサシだが、両足を束ねられる。  腰を抱き、押し込むと、ムサシの立ち際に脇を潜りバックへ。背後からヒザを突き、左足をかけて立ち際にバックからクラッチしてスープレックス! 自身の身体の上に落とすが、すぐに立ち上がると左右を振ってゴング。2010年4月のStrikeforceでムサシに判定で敗れたキング・モーがマットに駆け込み、判定前もエブレンを鼓舞するように祝福した。  判定は3者45-50のフルマークでエブレンが勝利。Bellator第8代世界ミドル級王者に輝いたエブレンは、「“正しい、ちゃんとしたところにいる”と感じた。ATTのみんなのおかげだ。ダン・ロンバートにも感謝したい。ベストジムだ。レスリングだけじゃない、立ち技も上達したんだ。(ベルトを賭けて誰と戦う?)それはまだ分からないね」と大きな笑顔とともに語った。 [nextpage] ▼バンタム級ワールドGP準々決勝 5分5R〇ダニー・サバテーロ(米国)※インタビュー[判定3-0] ※49-46×3×レアンドロ・イーゴ(ブラジル)※インタビュー※サバテーロが準決勝進出、ラフェオン・ストッツと対戦へ  1R、ともにオーソドックス構え。身長で上回るサバテーロのセコンドにはATTマイク・ブラウン。待ちのイーゴのセコンドにはエリック・アルバラシン。サバテーロはスイッチしながら左を突く。距離でかわすイーゴ。上下に身体をステップしながら圧力をかけるサバテーロは右カーフキック。遠間からダブルレッグテイクダウンはサバテーロ。イーゴの立ち際にバックテイク。ハーフバックからたすき掛けで、背後からカーフを蹴る。  亀になるイーゴは片ヒザ立ちにるが、左足をかけたまま背後からパウンド狙い。そのグローブの右手を脇に挟み防ぐイーゴにブレーク。立ち合いゴング。  2R、先に圧力をかけるサバテーロ。右カーフを蹴るイーゴ。詰めるサバテーロが右の跳びヒザからダブルレッグテイクダウン! 尻で座るイーゴの立ち際にバックを奪うと正対際にパス狙いに、イーゴはアームロック狙いから足をかけてバック! 4の字ロックを組むと背後からパウンド、ヒジ。サバテーロ腕をクラッチしてリアネイキドチョークを防ぎながら正対を狙うが、イーゴはパームで絞めて最後は細かいパンチ。  3R、左前蹴りのサバテーロ、さらに右ストレートで詰めると、右カーフ! 足が流れたイーゴ。サバテーロはここも遠間から低いダブルレッグテイクダウン。イーゴはギロチンも狙うが、足をさばこうとするサバテーロに腰を切りガードに入れるイーゴ。しかしサバテーロはインサイドで上から細かくパンチ。イーゴは下から4の字ロック、足と解くと首を抱え背中を着けて防御。サバテーロはヒジを落とす。  4R、右カーフを突くイーゴ。その場で前足を掴みシングルレッグからダブルレッグでテイクダウン。両足を持ち上げて上を取るサバテーロ。下のイーゴはネルソンも、外す。亀になり立ち上がったイーゴを背後から崩すサバテーロ。いったんボディロックで持ち上げ両手を着かせてバックから左足をかけにいく。  金網使い立ち上がるイーゴ。背後のサバテーロのクラッチを切ろうとするが、体格で勝るサバテーロは左足をかける。終了間際、イーゴは離れて右バックフィストをヒット。さらに右裏拳をもう1発もゴング。  金網使い立ち上がるイーゴ。背後のサバテーロのクラッチを切ろうとするが、体格で勝るサバテーロは左足をかける。終了間際、イーゴは離れて右バックフィストをヒット。さらに右裏拳をもう1発もゴング。  5R、ワンツーで詰めるのはイーゴ。しかしまたも遠間からダブルレッグはサバテーロ。それを首を抱えながら、しかしギロチンには入れないイーゴに、サバテーロはまたも立ち際に左足をかける。  イーゴが立ちで正対したところでダブルレッグに入るサバテーロ。今度もギロチンチョークを狙うイーゴだが、右足を抱えているサバテーロは上からヴァンフルーチョーク狙い。外して立つと、左右を振るが、そこにカウンターのテイクダウンはサバテーロ! イーゴはハイガードを狙うが、サバテーロは上のまま細かくパウンド。ゴング。コントロールタイムがイーゴの2分に、サバテーロは14分、テイクダウンは11-0で圧倒。  判定は49-46×3でサバテーロが勝利。ラフェオン・ストッツが待つ準決勝へと駒を進めた。  フィニッシュせずも判定勝ちしたサバテーロは、場内のブーイングのなか、ビッグジョン・マッカーシーのインタビューに、「ビッグ・ジョン、ここで汚い言葉を言うな、と言われているけど、クソも気にしないぜ。俺はアニマルだ。ブーイングするやつらはここに来てやってみろ!」と豪語。  そこに準決勝で対戦するストッツがケージインして、「最悪だ。お前はレツスルしただけだ。俺と戦えるお前におめでとう」とマイク。  フェイスオフでは、中指を立てたサバテーロに、その手をストッツが払いのけ、小競り合いとなったところでビッグ・ジョンが2人を分けた。 [nextpage] ▼バンタム級ワールドGP準々決勝 5分5R〇マゴメド・マゴメドフ ※インタビュー[4R 1分27秒 ギロチンチョーク]×エンリケ・バルゾラ(ペルー)※マゴメドフが準決勝進出。パッチー・ミックスと対戦へ  1R、マゴメドフのセコンドには引退を表明したUFCのザビット・マゴメドシャリポフがつく。中央でバルゾラと拳を交える。ともにオーソドックス構え。バルゾラは身体に厚みがある。  先に右ローを当てるマゴメドフ。右ミドルも。組みにいくマゴメドフに差させないバルゾラ。マゴメドフは右バックフィスト。かわすバルゾラ。  圧力をかけ返すバルゾラ。右を見せながら前足にシングルレッグ、しかし背後を見せながらも正対してボディロックテイクダウン! すぐに立ち上がるバルゾラ。なおもクラッチするが、突き放すバルゾラはアッパー。マゴメドフは右目尻を赤くする。  金網に詰めてダブルレッグテイクダウンはバルゾラ! そしてバックテイクもマゴメドフは腰をずらしてバックから脱出。バルゾラは右後ろ蹴りを見せる。  2R、ジャブ、カーフキックを打つマゴメドフ。シングルレッグも切るバルゾラ。左フックで飛び込むマゴメドフ。左のバルゾラに右を内側からヒット! しかし詰めるバルゾラはダブルレッグからボディロックで前方に崩し! さらにバックを奪いコントロール。立ち上がるマゴメドフにダブルレッグから尻下でクラッチし、テイクダウン! マゴメドフの立ち際にアナコンダチョークも狙う。  外すバルゾラの組みを右で差して立ち上がるマゴメドフはバックフィスト狙い。左フック。バルゾラも左ボディ、左フックから右に繋ぐ。ブロッキングのマゴメドフがサークリングする展開だが、左のバックフィストを当てると右の後ろ廻し蹴り! バルゾラは右目を押さえる。  3R、スイッチするマゴメドフ。バルゾラの左の蹴りを掴んで組むマゴメドフをがぶりからバックを奪うバルゾラ。ボディロックに正対し離れるマゴメドフはワンツー。左を当てるマゴメドフ! バルゾラのマウスピーズが飛ぶ。サウスポー構えからオーソに戻し、バルゾラの打ち返しに右に回る。  左を突き、近づいてヒザを突くマゴメドフ。サウスポー構えで左を突くマゴメドフ。追うバルゾラはダブルレッグも切る。バルゾラはクリンチアッパー。サウスポー構えから右ジャブ、左ミドルに繋ぐ。  詰めるバルゾラは右ストレート。マゴメドフの首相撲ヒザに、バルゾラはクリンチアッパー。ダブルレッグから右を差して押し込む。次序盤の打撃はマゴメドフ、組みはバルゾラ。  4R、先に組むのはバルゾラ。金網背にするマゴメドフは差し返すと突き放す。右後ろ廻し蹴りをかすめるマゴメドフ。惜しかったね、という表情のバルゾラがダブルレッグで詰めてきたところに、利き手ではない左手でジャンピングしてのアームインギロチンチョーク! クローズドガードにしっかり入れて絞り、マウントになって極めた! 4R 1分27秒 一本勝ちで準々決勝を突破した。  試合後、マゴメドフは、「3R後に捕らえられる、と言ったんだ。バルゾラが強いのは知っていた。(次の相手はパッチー・ミックスだが?)ミックスはとてもいいやつで、一緒に練習したこともあるし、早い段階では戦いたくなかったけど、戦うしかないね」と笑顔。  ケージインしたミックスは、「マゴメドフは好敵手で素晴らしい対戦相手だから、試合をするのが楽しみだね」とマイク。互いに向かい合ってのファイトポーズでは、マゴメドフが笑って逃げるポーズ後、2人はハグをかわした。 [nextpage] ▼ウェルター級 5分3R〇ブレナン・ワード(米国)[2R 1分11秒 TKO]×カシウス・ケイン(米国)  1R、ともにオーソドックス構え。右を当ててケインが首を抱えたところに左で差して回してテイクダウンするワード。そのままサイドを奪う。腰を切って足を戻したケイン。腕十字狙いにワードはガードの中から出て立ち上がる。  スタンドで左を当てて前進、金網に詰めてダブルレッグテイクダウン。ケインは下から肩固め狙い。すぐに抜くワードは体を離しパウンド! ケインの足関節を後ろを向いて外すと、腕十字狙いも担ぎパス。ニーオンからマウント、パウンド連打&腕十字も、ケインが凌ぎゴング。  2Rも圧力をかけ続けるワード。左右で前に出ると若干ペースを落としてから右フック! 下がるケインに金網に詰めてダーティーボクシングで右ショートアッパー連打。半身で嫌がったケインのレバーに右でボディ打ち! レフェリーが間に入った。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R〇キリズ・モタ(ブラジル)[判定3-0] ※30-27×3×ダン・モレット(米国) [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇ルーカス・ブレナン(米国)[1R 3分44秒 リアネイキドチョーク] ※4の字ロックからRNC×ジョニー・ソト(米国) [nextpage] ▼ライト級 5分3R〇アレクサンデル・シャブリー(ロシア)[2R 1分22秒 KO] ※右ショート×ブレント・プリマス(米国) [nextpage] ▼女子フェザー級 5分3R〇キャット・ジンガーノ(米国)[判定3-0] ※29-26, 29-27, 29-27×パム・ソーレンソン(米国) [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇アナトリー・トコフ(ロシア)[1R 2分28秒 TKO] ※バックマウントからパウンド×ムハマド・アブダラー(米国) [nextpage] ▼ウェルター級 5分3Rサバウ・ホマシ(米国)[1R 0分58秒 KO] ※右フックマイコン・メンドーサ(ブラジル)※メンドーサの首相撲を剥がして金網に詰めて右フック [nextpage] ▼女子フライ級 5分3R〇イララ・ジョアニ(ブラジル)[判定3-0] ※30-26, 29-27, 29-27×アレハンドラ・ララ(コロンビア) [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇ジェイムス・ゴンザレス(米国)[判定3-0] ※29-27, 29-28, 30-26×コディ・ロー(米国) [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇アーロン・ジェフリー(カナダ)[2R 3分30秒 TKO]×ファビオ・アギラー(ブラジル) [nextpage] ▼ライト級 5分3R〇マンデル・ナロ(カナダ)[1R 1分07秒 KO] ※カウンターの右フック×ブライス・ローガン(米国)
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