「俺が東京ドームを一番ぶち上げたんじゃないですか」と、プロの仕事をしたと芦澤
2022年6月19日（日）東京ドーム『THE MATCH 2022』の第9試合でYA-MAN（TARGET SHIBUYA/RISEライト級10位/RISE）に1R1分49秒、KO負けを喫した芦澤竜誠（DRAGON FISH/K-1）が試合後コメントした。
「普通に俺の負けっすね。負けだけどこんなんじゃ俺は折れない。普通に完敗。あいつ強かった」とまずはYA-MANを称える。
試合を終えてYA-MANの印象は変わったかと聞かれると「一緒っすね。もっと打ち合ってくるかと思ったら俺よりあっちの方が冷静だった。あいつ練習してきたんですよ」とYA-MANが冷静だったとする。
東京ドームで戦った感想は「最高だね、最高。俺がやるだけの大会。俺はファイターとしてね、ファンも多いけどアンチも多い。俺がやられるところをみたい人間もいっぱいいるからね。だから俺は派手にやられたでしょう。いい仕事したわって感じ。先にアイツの攻撃が俺に当たっちゃっただけだと思うんだよね。俺のやりたいプランにハマれば俺が勝ったし。先に当てられちゃったなって感じ。でも俺はやられても行くからね。芦澤竜誠は見せられたかな。ルールで負けたけど俺は別に負けてないしって感じです」と、いい仕事はしたという。
初めてのオープンフィンガーグローブに関しては「覚えてないっすね。でも別に最高でしたよ」とした。
カード発表の記者会見、そして前日会見と2度の乱闘劇を繰り広げたYA-MANに対して、試合が終わった今どんな感情があるか。そう聞かれた芦澤は「普通に、お前強かったねってくらいの感じですね。真面目じゃないですか、アイツ。格闘家として真面目にやって来たじゃないですか。俺の方が真面目じゃなかったのかって感じです。あと、アイツの方が単純に頑張ったんですよ。今回死ぬ気で練習したんですよ。俺はそれちょっと違ったなって思って。でも練習とかじゃなくてアイツの方が強かっただけの話ですね」と、潔くその強さを認めた。
もう憎しみはないのか。芦澤は「ないっすね」と即答。「あいつファイターじゃないですか。俺もファイターなので。ファイターとしてやられるのも勝つのも仕事なので、俺が東京ドームを一番ぶち上げたんじゃないですか」と、自分が一番盛り上げたと胸を張る。
しかし、「次やったら次は勝てるしと思っているので、今回の試合は負けたけれど別に終わりじゃないし、これからもやるので。大丈夫です、俺は。余裕です」と、もう一度やれば勝てると話す。
試合後のリング上で言葉を交わしていたのは「お前強かったよって。お前の勝ちだよって話っすね。ただ別に、次やったら俺が勝つよって」と言ったという。
今後に関しては「いろいろ考えているところがあるので楽しみにしておいてください。勝っても負けてもいろいろ考えていたことがあるので」と、今後の展開を楽しみにしておいてくれ、と話した。
