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【FNC】MMA40戦目の石井慧が計量パス! K-1、最先端グラップリングを吸収「頑張ります」

2022/06/17 22:06
【FNC】MMA40戦目の石井慧が計量パス! K-1、最先端グラップリングを吸収「頑張ります」

(C)FNC

 2022年6月17日(日本時間18日)クロアチア・カーロヴァクのドヴォラナ・ムラドストで開催される「FNC(Fight Nation Championship)6」に石井慧(クロアチア)が出場。

 ヘビー級の265ポンド(120.2kg)契約試合のなか、前日計量で石井は110.5kgでパス。対戦相手のチャーリー・ミルナー(英国)は112.3kgでパスした。

 MMA25勝13敗1分けの石井は、2021年7月の「EMC 7」でのピエトロ・カペリ戦でのノースサウスチョークでの一本勝ち以来、約1年ぶりのMMA。

 その後、K-1に参戦していた石井は、3戦全勝。2022年4月3日には、「K-1無差別級トーナメント」に出場し、1回戦で実方宏介を左フックで2R KOに下したものの、右のヒザ蹴りの相打ちを脇腹に受け肋軟骨を骨折。ドクターストップにより準決勝を棄権していた。

 続く5月7日の『HEAT 50』で、MMAでダニエル・スポーンと対戦予定も、スポーンに新型コロナウイルスの陽性反応が出たため欠場。試合は中止となっていた。


(C)Bellator

 今回、石井が対するミルナーは、MMA7勝2敗。英国ローカルの「Sparta Fight Series」で連勝すると、2021年11月にはベアナックルファイトの「BKB22」で左ジャブを当てて右の連打で1R TKO勝ち。また「Bellator 270」アイルランド大会にも出場し、トルコのゴーカン・サリカムにTKO負けしている。2022年4月には「Sparta Fight Knights 1」で、オープンフィンガーグローブを着けたリングでのボクシングマッチで、1R KO負けを喫している。

 石井は、K-1での戦いを経て、米国テキサスのダナハー・デス・スクワッドで1カ月間の修行も行っており、ジョン・ダハナーコーチのもと、ゴードン・ライアンとも練習を積んできたことをSNSで報告している。

 ミルコ・クロコップと培った立ち技、そして最先端のグラップリング、ローリー・マクドナルドやティム・ケネディらとのMMA練習の成果を、いかに見せるか。注目の石井慧のMMA40戦目だ。

 なお、「FNC6」メインイベントのFNCヘビー級王座決定戦(5分3R)では、イヴァン・ヴィタソヴィッチ(クロアチア)が105kg、対する元UFCのオリ・トンプソン(英国)が105.8kgとなっている。

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