2022年7月3日(日)神奈川・横浜大さん橋ホール『Shimizu presents BOM 36』の追加対戦カードが決定した。
WPMFインターナショナル・ミドル級(72.50kg)王者決定戦3分5R延長1Rで、MIKE JOE(BATTLE FIELD/TEAM J.S.A)と喜多村誠(ホライズンキックボクシングジム)が対戦する。
JOEはアマチュアボクシングからキックボクシングに転向し、MMAにも挑戦した184cmの長身選手。2020年8月のKrushに初参戦すると、藤村大輔を相手に独特な柔らかい動きでパンチをかわし、右のストレート&フックをヒットさせての判定勝ち。12月の『スーパービッグバン』では神保克哉に判定で敗れ、2021年3月のK-1では木村“フィリップ”ミノルの代替選手として出場したEITOを2Rに右フックでKO。9月のBOMでは松島勲也に延長戦の末に判定負けとなったが、12月のBOMでクリスチャン・ジョセフを5Rに左ボディでKOし、第4代Bigbangスーパー・ウェルター級王座に続きWMCインターコンチネンタルミドル級(72.57kg)王座を獲得して二冠王となった。今回は三冠王を目指す。
喜多村は大学の空手部で主将を務めたのち、伊原道場に入門して2005年7月に新日本でプロデビュー。2011年10月に第4代日本ミドル級王者となった。2015年5月にはラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王座にも挑戦している。2018年10月、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者のT-98をヒジでカットし、TKO勝利。伊原道場から独立して最初の海人戦ではKO負けを喫したが、その後は3連勝。2021年7月にはBOMミドル級王座決定戦でJを破り王座に就いたが、12月のリマッチで敗れて王座を失った。2022年1月の『NO KICK NO LIFE』ではシュートボクシングの新鋭・璃久とドロー、6月の『ビッグバン』では現Bigbangスーパーウェルター級王者ジョージともドローとなっている。
次にKrushで活躍する植村真弥(WSRフェアテックス幕張)が参戦、BOMスーパーミドル級(76.20kg)でバス・レンジャージム(タイ/レンジャージム)と対戦する。
植村は2018年6月からK-1 JAPAN GROUPに参戦しているが、ムエタイルールの試合も並行して行い2022年2月14日、WMC日本ヘビー級王座に続いて王座決定戦を制しM-1 JAPANライトヘビー級王座を獲得している。戦績は13勝(8KO)11敗1分。今年5月のKrushで、最大138kgあった体重から75kgに大幅減量して話題となったが、神保克哉にKOで敗れた。今回はBOMでお馴染みの重量級ムエタイ戦士バスと対戦する。
そして、上野賢志(薩摩ジム)vs.TAKAYOSHI(東京町田金子ジム)のWMCスーバーバンタム級(55.34kg)タイトルマッチ、KAZU(蒼天塾/GTジム)vs.与儀竜也(真樹ジム沖縄)のWMC日本ウェルター級(66.68kg)タイトルマッチも決定した。