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【ビッグバン】城戸康裕が15年ぶりの再戦に「そこらへんの外国人より全然怖い」11年ぶり復帰のSHIRASUは「魂の戦いにする」

2022/06/11 19:06
 2022年6月12日(日)東京・後楽園ホール『Bigbang42』の前日計量&記者会見が、11日(土)に行われた。  ダブルメインイベントの第2試合は、WBKF世界70kg級王者・城戸康裕(谷山ジム)vs.元WMAF世界スーパーウェルター級王者SHIRASU(PROTAGONIST)の70kg契約3分3R。両者とも無事計量をパスした。  両者は2007年12月にMA日本キックで対戦し、この時は城戸が判定2-0で勝利。実に15年ぶりの再戦となる。  SHIRASUこと白須康仁は「11年ぶりの復帰となります。今回、城戸選手とどうしてもやりたくて、復帰戦をやらせていただく。自分の中でずっとやりたかったという気持ちをこの試合にぶつけたい。魂の戦いにします」と復帰の挨拶。  城戸は「記者会見をいっぱいやらせてもらっているけど、谷山会長と並んでやるのがすごく不思議で。なんか僕の中で格闘技の父というか、なんか結婚式みたいになっています。変な感じですね。僕は白須さんと15年前に試合をしている。それがきっかけでK-1にも出れて、上がっていった。凄く思い入れのある試合でした。その白須さんがまた僕とやりたいと思ってくれていたのは嬉しい。明日は楽しみです」と、K-1に出場するきっかけとなったSHIRASUとの再戦が楽しみだとした。  復帰をしようとした経緯を聞かれたSHIRASUは「15年前に城戸さんとやらせていただいて判定で敗れてしまった。それで城戸さんがK-1に上がって優勝して、その後どんどん活躍するようになった。そういう姿を見て、自分ももう一度やりたいという思いはずっとありました。ケガが原因で11年前に引退したけど、いまはEX FIGHTというジムで総合格闘家に打撃を指導しています。その選手たちを教える中で、選手たちには『後悔するな』と伝えています。  それでいながら自分の中で『後悔することがあるな』と。このままそういう気持ちをひきずって人生を終えるのはよくないと思いました。人生は二度ない。いまやらないと後悔するというのがあって復帰を決めました。それが去年の6月になります。(引退の原因となった)ケガは筋力をつけたりして大丈夫です。かなり身体は作ってきました。明日の試合はいけます」と、城戸の活躍する姿を見て後悔するところがあったからと答えた。  その言葉を受けて城戸は「11年前に白須さんが引退された時には一緒に練習していたんですよ、シルバーウルフで。お互いマスもしているし、ミットを持ち合ったりしている。白須さんから『お疲れさまでした』というのあった。1年くらい前から復帰に向けて行動していたということですが、僕は正直ずっとやってきて休んでないです(強調)。本当に1カ月休んだことが一度もない。15歳からキックに関していえばずっとやり続けている。それでいて僕はいま普通にメチャクチャ調子がいい。ケガもしないし、大怪我をしたこともない。骨折もしたことがない。それで今は普通に3連勝しています。その僕に挑んできてくれる」と、自分は今も絶好調にあるとする。  しかし、「白須さんは久しぶりの試合なので『怖い』と思っています。すっごい怖かったので、『白須さん、やるんですね』と。だからめっちゃ今回練習しました。抜かりはない。後楽園は久しぶりだけど、会場の大きさとか大会の規模は一切関係なく“怖っ”と思っています。僕の中では昔の白須さんのイメージなので、たぶんそこらへんの外国人より全然怖い。白須さんに失礼のないようにしっかりと自分を追い込んできました」と、昔の“怖い”白須のイメージのままだとし、全力で立ち向かうと宣言した。写真提供/Bigbang実行委員会
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