2022年6月10日(金)、前日の「エピソード1&2」に続き、シンガポール・インドア・スタジアムにて開催される「ROAD TO UFC エピソード3&4」出場選手の前日計量が9日、同地にて行われた。
日本勢では、バンタム級の中村倫也、野瀬翔平、フライ級の堀内佑馬の3選手が計量をパス。しかし、ライト級で、アンシュル・ジュブリとの対戦が決まっていた宇佐美正パトリックが、減量中に体調不良となり欠場が決まった。
初日の「Day1」では、フェザー級で松嶋こよみが判定勝ち、SASUKEが一本負け。バンタム級で風間敏臣が判定勝ち、ライト級で鹿志村仁之介がTKO負け、ワンマッチで内田タケルが一本勝ちで、日本勢は3勝2敗となっており、トーナメントは松嶋と風間の2選手が、9月の準決勝に勝ち上がっている。
バンタム級では、風間の師匠・大沢ケンジHEARTS代表が「中村倫也君が上がってきて9月Road To UFCで日本人対決をやりたい!」と呼びかけ、金髪の“ランデルマン”スタイルの中村も「Yeah!! ナイスファイトでした!! 風間くん待っててくれ!!!」と応答。
また、同じバンタム級の野瀬翔平は、元UFCのウリジ・ブレンとの対戦に向け、「MASTERJAPAN、福岡、そして日本の強さを見せつけて大会をしめます」とメインイベントに向けて意気込み。同じトーナメントの山には、対戦相手が欠場した強豪キム・ミンウが無傷で待ち受けており、過酷な生き残り戦に挑む。
フライ級の堀内は、RIZINで朝倉海と対戦したトップノイと対戦。フェイスオフでは互いに笑顔も、最後に堀内が差し出した右手をトップノイは無視。
かつてタイガームエタイで練習したこともあるトップノイの態度に、堀内は「盛り上がってくれて嬉しい 明日全部わかるじゃん それが格闘技のいいところじゃんか とりあえずなめてるからやっちゃうよ!」と火花を散らした。果たして、2日目の3選手は、1回戦を突破できるか。
「ROAD TO UFC」はUFC FIGHT PASSおよびABEMAにて全試合ライブ配信される。
「ROAD TO UFC エピソード3&4」計量結果
2022年6月10日(金)シンガポール・インドア・スタジアム ※15時30分より開始予定
【エピソード4】
▼バンタム級 5分3R野瀬翔平(日本)135.5lbs/61.46kgウリジ・ブレン(中国)135.5lbs/61.46kg
▼ライト級 5分3Rアシカルバイ・ジンエンスビエク(中国)156lbs/70.76kgキム・ギョンピョ(韓国)156lbs/70.76kg)
▼フェザー級 5分3Rルー・カイ(中国)146lbs/66.22kgアンガ・ハンス(インドネシア)144.5lbs/65.54kg
▼フライ級 5分3Rパク・ヒョンソン(韓国)125.5lbs/56.93kgジェレミア・シレガル(インドネシア)124lbs/56.25kg
▼非トーナメント戦 ウェルター級 5分3Rジョン・アダハー(フィリピン)170lbs/77.11kgキム・ハンスル(韓国)171lbs/77.56kg
【エピソード3】
▼フェザー級 5分3Rリー・ジョンヨン(韓国)146lbs/66.22kgシエ・ビン(中国)145.5lbs/66.00kg
▼フライ級 5分3R堀内佑馬(日本)126lbs/57.15kgトップノイ・キウラム(タイ)126lbs/57.15kg
▼バンタム級 5分3R中村倫也(日本)136lbs/61.69kgググン・グスマン(インドネシア)133.5lbs/60.55kg
▼非トーナメント戦 女子ストロー級 5分3Rソ・イェダム(韓国)116lbs/52.62kgヨセフィン・ノットソン(スウェーデン)116lbs/52.62kg
【中止】
▼ライト級 5分3Rアンシュル・ジュブリ(インド)宇佐美正パトリック(日本)※宇佐美の体調不良により