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朝倉海とぱんちゃん璃奈の友情秘話「ぱんちゃんが勝つたびに俺も頑張らないとって」(朝倉)「どっちが先に海外へ行くか勝負をしていた」(ぱんちゃん)

2022/06/08 18:06
朝倉海とぱんちゃん璃奈の友情秘話「ぱんちゃんが勝つたびに俺も頑張らないとって」(朝倉)「どっちが先に海外へ行くか勝負をしていた」(ぱんちゃん)

リハビリ中のぱんちゃん(中央)を励ます朝倉海(左)と昇侍(右)(C)朝倉海

 初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王者ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)は、練習中に左足前十字靭帯を断裂する大怪我を負い、2022年4月13日に手術。26日に退院すると、1年後の復帰へ向けてリハビリを続けている。

 6月7日には「手術から50日後の練習風景」と題して動画を公開し、座ったままでのシャドーやサンドバッグ打ちとミット打ち、寝そべった状態でのサンドバッグ蹴り、座った状態での前蹴り、ハーフスクワットと手首強化のためのダンベルなど、いま出来ることを懸命に行っていることを明かした。「できる練習が増えました」と、身体を動かせることの喜びが感じられる。

 その前日の6日には、取材やYouTubeコラボで仲良くなった朝倉海(トライフォース赤坂)のYouTubeサブチャンネル『ほのぼのかいちゃんねる』にて、昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)と3人で鼎談。


(写真)脚に残った5カ所の手術跡を見せるぱんちゃん(C)朝倉海

「俺と昇侍さんで元気付けようかなと」「家族みたいな感じなのでね」とまで言う朝倉。ぱんちゃんは2人を「変態じじい」扱いしながらも、久しぶりの再会に嬉しそうな表情。

 現在の状況を聞かれたぱんちゃんは「普通には歩けるようになっている」とと言い、3カ月後くらいには軽くシャドーが出来るようになるのではないか、とする。1日3部練をしていただけに「することがなくて寝てます」というぱんちゃん。リハビリには3~4か所も行っており、主治医から「トレーニングやりすぎと言われています」と言われ、自宅で大人しく『愛の不時着』を見ていると『愛の不時着』について熱弁をふるう。


(写真)2020年には「ゴング格闘技」誌の表紙を2人で飾った

 前十字靭帯断裂を聞かされた時は「最初は(キックボクシングを)やめなきゃいけないなと思いました。(復帰まで)1年はちょっと無理だなと思って」と引退を考えたが、「それを動画に出したらコメントとかメッセージがエグくて。応援の。ありがたいことに。入院するまでに3000~4000件くらいのメッセージをいただいて。あと同じ前十字の手術をした方からも何百ともらって。コメントに支えられて、またリングで見たいって言葉をもらうたびにみんなのために戻りたいなって思って」と、リハビリを頑張って復帰する気持ちになったという。

 これには朝倉と昇侍も同意。ファンからの応援で元気が出ると、ファンの存在のありがたさを語り合う。ぱんちゃんは2人からも心配されて連絡をもらった話をすると、実は朝倉と「どっちが先に海外へ行くか勝負をしていた」と明かす。朝倉は「ぱんちゃんの試合から刺激を受けていた。ぱんちゃんが勝つたびに俺も頑張らないとって」とぱんちゃんの活躍は刺激になっていたと言い、ぱんちゃんも「それは昔からずっと言ってくれていて。全然無名の時からむっちゃ言ってくれていて」との友情エピソードも。


 ぱんちゃんは7月2日(土)沖縄アリーナで開催される『湘南美容クリニック presents RIZIN.36』で決まった朝倉の復帰戦を「旅行にちょうど行きたくて合わせて行きます」と、応援に行くことを告げると昇侍も「俺も一緒に行く」と立候補。ぱんちゃんが「勝ってね」とエールを送ると朝倉は「もちろん」と答えた。


(写真)昨年、水着でバーベキューパーティーを楽しんだ3人

 昇侍からは、昨年もYouTubeで公開されたバーベキューパーティーを今年もやろうとの発案があり、朝倉は「試合が終わったらみんなで遊びましょう」と、ぱんちゃんを元気付けた。

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