キックボクシング
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【NJKF】久遠(渡辺久江)がキック復帰3戦目で、伊藤紗弥と王座を争ったRINAと対戦

2022/06/06 18:06
 2022年7月3日(日)東京・GENスポーツパレスで開催されるニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)主催『DUEL.24』の全対戦カードが発表された。  今大会は2部制で行われ、第1部のメインイベントは59kg契約3分3R(ヒジ打ちなし)でパヤヤーム浜田 (キングジム)vs.コウキ・バーテックスジム (VERTEX)、セミファイナルでは57kg契約3分3R(ヒジ打ちなし)で竹添翔太 (インスパイヤードモーション)vs.庄司理玖斗 (拳之会)が行われる。  キャリアが浅い男子選手たちが中心の第1部に続いて行われる第2部は、女子部門=ミネルヴァが3試合。そのメインイベントでは、ライトフライ級2分3R(ヒジ打ちあり)でミネルヴァ・アトム級3位の久遠(=渡辺久江/ZERO)と同ライトフライ級5位RINA(谷山ジム小田原道場)が対戦。 (写真)復帰後、キックボクシング初勝利を目指す久遠(左)とRINAが対戦 久遠こと渡辺久江は2002年4月にMMAでデビューし、得意の打撃で活躍。パンクラスとスマックガールで一時は9連勝を飾り、2004年5月にはTBSのゴールデンタイムで2週にわたって放映された『黄金筋肉 女子総合格闘技最強女王決定トーナメント』で優勝。2006年8月にはしなしさとこを歴史に残る豪快KOで破り、DEEP女子ライト級王座に就いた。2007年12月に一度引退したが、2016年2月に復帰。2月に『WSOF GC JAPAN』でイ・イェジを右フック一発でKOし、大きなインパクトを残した。  2002年9月からは女子ボクシングとの“二刀流”で2勝1敗1分の戦績を残す。さらに2003年1月からはキックボクシングとの“三刀流”で活動し、全日本キックボクシング連盟の女子大会『Girls SHOCK』のエースとして活躍。IKUSA -U50 初代戦女王決定戦、WPMF日本女子ミニフライ級王者決定戦などタイトルマッチも経験し、2010年8月にはシュートボクシングでRENAとも拳を交えている。  2016年大晦日の試合を最後にリングを離れていたが、2021年10月の『DUEL.22』で突如復活。2022年1月には修斗でMMAにも復帰した。復帰後の戦績はMMAで1勝1敗、キックボクシングは祥子JSKに判定負け、KARENどドローとなっており、そろそろ白星をもぎ取りたいところだ。キックボクシングの通算戦績は9勝(2KO)4敗1分1無効試合。  対するRINAは19歳でキックボクシングを始め、アマチュア時代には10連敗する苦い経験を経て2016年7月にプロデビュー。鼻を骨折して一時は引退も考えたが、2019年7月に復帰。2017年12月に『Bigbang』で現RISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵(判定負け)、2018年5月に『Krush』で現rush女子フライ級王者・壽美(判定負け)とも拳を交えており、2021年4月の『ムエローク』では祥子JSKをヒジ&ヒザでアグレッシブに攻めて判定勝ち。11月には伊藤紗弥とBOM日本女子ライトフライ級王座決定戦を争ったが、判定3-0で敗れた。戦績は8勝6敗3分。  セミファイナルはミネルヴァ49.5kg契約2分3Rで、ミネルヴァ・ライトフライ級1位の佐藤“魔王”応紀 (PCK連闘会)と同級8位・紗耶香 (格闘技スタジオBLOOM)が対戦、第1試合はミネルヴァ・ピン級ランキング戦2分3Rとして、同級4位・撫子 (GRABS)が同級6位・斎藤千種 (白山道場)と対戦が決まった。
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