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【THE MATCH】武尊がSNSを通じてフジテレビに直訴「僕らが人生を懸けて戦うこの試合を放送してください」

2022/06/02 11:06
【THE MATCH】武尊がSNSを通じてフジテレビに直訴「僕らが人生を懸けて戦うこの試合を放送してください」

フジテレビで放映されたRIZIN大晦日大会のリング上で那須川天心とグ―タッチを交わした武尊

 2022年6月19日(日)東京ドームで開催される『THE MATCH 2022』に関する緊急記者会見が5月31日(火)都内にて行われ、榊原信行ドリームファクトリーワールドワイド代表(RIZIN CEO)、伊藤隆RISE代表、中村拓己K-1プロデューサーが出席。同日の正午過ぎに発表されたフジテレビの放送見送りについての経緯説明や見解についてが語られた。

 フジテレビの放送見送りの発表があった直後、Twitterに「この試合の意味を分かって欲しい。まだ諦めません」と投稿をしていた武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が1日(水)に、フジテレビとフジテレビTHE MATCH公式のTwitterアカウントをメンションして“直訴”した。


(写真)2020年のRIZIN大晦日大会に姿を現した武尊は那須川天心とついに対面。ここから実現へ向けて大きく動き出した

 武尊は「この試合を決める中で僕と天心選手が唯一同じ気持ちで拘ったのが地上波だった。この試合を1人でも多くの人に見てもらって1人でも多くの人に夢や希望を与えたい。無料で誰もが気軽に見れるテレビにはそれだけの力がある」と、この試合実現へ向けて自分と那須川が“唯一”同じ気持ちで拘ったことだと打ち明ける。

 続いて「僕がデビューした時は格闘技ブームが終わって、テレビで格闘技が全く放送が無くて、命を懸けて戦ってもそれが沢山の人に伝わらないのが悔しかった。だから子供の頃に夢や希望をもらったように、地上波放送を実現させて1人でも多くの人に格闘技のパワーを伝えたくてこの10年その為にやってきた」と、かつての自分のように子供たちに夢や希望を与えたい、そのためには地上波が必要だとする。


「色んな事情があってこういう決定をされたんだと思う。でもやっと一つになれて、ここから更に盛り上がっていく格闘技界をもう止めたくない」とフジテレビの事情も分かるとしながらも、「数年前にフジテレビで、この試合の実現に向けてお話をさせて頂いて、一緒に実現に向けて動いて頂いて一緒に作り上げてきたこの大会を、フジテレビで世の中の人に届けて欲しいです。格闘技の未来の為に僕らが人生を懸けて戦うこの試合を放送してください」と、ここまで一緒に作り上げてきた『THE MATCH』をフジテレビで放送して欲しいと訴えた。

 前日には『THE MATCH』のメインイベントで対戦する那須川天心(TARGET/Cygames)が、自身のInstagramで「もし地上波でやらないのであれば俺はもうやめてもいいと思ってる。最後なんだ これで終わりなんだ 頼む。日本はまだまだ出来るはず」と、キックボクシング最後の試合に懸ける想いを伝えていた。

 彼らの、そしてファンの想いは届かないのだろうか。

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