キックボクシング
ニュース

【THE MATCH】安保瑠輝也、山田洸誓が苦手な納豆で先制パンチ。“鋼鉄の七三分け”は「ハイキックで刈って坊主に」

2022/05/30 16:05
【THE MATCH】安保瑠輝也、山田洸誓が苦手な納豆で先制パンチ。“鋼鉄の七三分け”は「ハイキックで刈って坊主に」

山田(左)のことを調べてきたという安保は、山田が苦手な納豆をプレゼント

 2022年6月19日(日)東京ドーム『THE MATCH 2022』の記者会見が、5月30日(月)都内にて行われ追加対戦カードが発表された。


 早くから出場をアピールしながらもなかなか対戦カードが決まらなかった安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN)の対戦相手は、RISEスーパーライト級王者・山田洸誓(正道会館KCIEL)に決定。山田はRISEスーパーライト級(-65kg)の王者で、安保はK-1ウェルター級(-67.5kg)。契約体重は67.0kgとなった。

 山田は「小さい時から夢見ていた東京ドームという大きい舞台で戦えることを、呼んでいただいた関係者の皆さんに感謝しています。相手も凄く有名な選手なので自分を見せられればいいかなと思っております。押忍」と挨拶。


 安保は「最初に話題のあったカードで、求められていた対戦相手ではなかったと思うんですけれど、山田選手と試合させてもらって。65kgのチャンピオンで、今回67kgに合わせて階級を上げてやるというその男気、そういう部分は認めます。実力もしっかりあって、地味ですけど。そういう選手なので派手な試合を東京ドームで、安保瑠輝也を見せようと思います」と、望んでいた平本蓮戦が消滅したことを残念に思いながらも試合を引き受けた山田に男気を感じたとする。


 顔を合わせた印象を聞かれると、山田は「背が高いかな」(山田170cm、安保180cm)と身長差が気になった様子。

 安保は「正直名前を聞いたくらいでどんな方か知らなかったんですよ。それで調べたら不動産屋さんの営業みたいな顔しているなというのが印象的でした。山田選手の試合をたくさん見て調べさせてもらいました。パンチも蹴りも出来てアグレッシブで強い選手だと思います。ただ、チャンピオンとしてTwitterのフォロワーが600人というのはどうなのかなっていう印象がありまして。チャンピオンらしくないなっていうのがあって」と、対戦が決まってかなり山田のことを調べたようだ。


 さらに「あと弱点を今回調べさせてもらいました。山田選手は苦手なものがあるそうで、それを今日克服してもらおうかなと思っています。山田選手が今回僕と対戦するということで皆さんに覚えてもらいたいので」とマネージャー呼び出すと「山田選手ね、納豆が苦手らしいんですよ。今回みんなに覚えてもらうために納豆食べてください」と、マネージャーから受け取った納豆を山田に手渡した。


 戸惑う山田が食べることを拒否すると「僕に試合で負けたら納豆食べてもらうので楽しみにしていてください」と、負けたら納豆を食べるマッチを要求。山田は「バチバチ煽られるかなと思っていて予想通りやったなっていうのと、マネージャーさんありがとうございます」と想定内だったとした。

 山田にとっては階級が上の相手となるが「オファーが来た時に“えっ、なんで?”と思ったんですけれど、相手にとって不足は無しというか。別にナメているわけでもないですし、強いとちゃんと認めていますし、話題性もある人なのでやったら自分の経験値も上がるかなと思うので。いろいろな意味も含めてオファーをOKしました」と、自分の経験値を高めるために引き受けたと説明。


 自分はRISEの王者で相手は現在無冠。王者としての意地はと聞かれると「リングに上がったら体重がどうとかは関係ないので、男として仕事をしっかりしたいなと思います」と、自分に与えられた仕事を遂行すると話した。


 RISEファンにはお馴染みだが、山田はガチガチに固めた“鋼鉄の七三分け”がトレードマーク。どれだけ激闘しても一糸乱れない髪型を持つ。それを聞いた安保は「チャンピオンなのに七三分けってニックネームは可愛そうですね(笑)。そうですね、ハイキックでスパンっと刈って坊主にしようかと思っています」と答える。

 その返答に山田は「ありきたりな返答だったのでまたかって感じでしたね」とダメ出しした。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント