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【PFL】不運のカットから工藤諒司がフェザー級2戦目、メキシコのフローレスと対戦。ライト級にアンソニー・ペティス、ヘビー級にカッペローザも=6.24 米国アトランタ

2022/05/27 11:05
 2022年6月24日(日本時間25日)米国ジョージア州アトランタオーバーアイムエリートアリーナにて「PFL 5: 2022 Regular Season」の開催が決定。フェザー級で日本から工藤諒司(TRIBE TOKYO MMA)がPFL2戦目に出場。メキシコのアレハンドロ・フローレスと対戦することが発表された。  2021年7月に修斗で世界フェザー級王座を決定戦をSASUKEと争った工藤は判定0-2で戴冠ならずも、2022年4月から米国PFLに参戦。フェザー級のリーグ戦初戦で昨年ベスト4の強豪ブレンダン・ラウネーン(英国)と対戦した。  1Rに工藤は右から左ストレートでラウネーンからダウンを奪ったものの、2R、3Rに強い組みで応戦され、3Rに工藤のダブルレッグに頭下げて差し上げようとしたラウネーンとバッティングになり、工藤が出血。レフェリーが試合を止め、その時点までのテクニカル判定の結果、3R判定3-0(29-28×3)の3者1ポイント差でラウネーンが勝利。接戦で工藤は初戦を落とし、MA10勝3敗1分けとなっている。  対するアレハンドロ・フローレスは「Combate」で活躍後、メキシコのローカルプロモーションで2連勝し、2021年8月にPFLに初参戦。カール・ディートン3世を相手に徹底して待ちの試合運びから左の蹴りとボディ打ちで上回り、スプリット判定で初戦を勝利した。  工藤と同じ前戦4月大会では、サバ・ボラギ(ドイツ)と対戦。身長175cmでリーチ185cmという長い手足を活かして右カーフを当て、スイッチしての左ミドルハイと左右の蹴りを突き、終盤にはボラギとの打ち合いでも前進。速いジャブとヒザ蹴りと近距離の打撃でも攻勢に。  さらに組みでもボラギのダブルレッグをスプロール。シングルレッグでテイクダウンを奪われたときも、スイープで跳ね上げリバーサルを決めており、また、初回には四つのボラギの股をすくってボディスラムも決めるなど、組み力も見せている。  MMA21勝3敗。ここ4年で敗れたのは現UFCのハファエル・アウベスに2R ギロチンチョークで敗れたのみ。長いコンパスの蹴りと上下を混ぜたがちゃがちゃの打ち合いも見せるフローレスに、綺麗なボクシングと強い組みを持つ工藤はどう対するか。先に3Pを獲得しているフローレスを降し、プレーオフ進出のためにも上位陣に食い込みたいPFL2戦目だ。  また、2021年フェザー級ファイナリストのクリス・ウェイドは、4年連続のポストシーズン進出を目指し、4月大会でランス。パーマーに判定勝ち。今大会ではベテランのカイル・ボーチニアックと対戦する。3連勝中だったボーチニアックは前戦でブッバ・ジェンキンスに判定負けしており、連敗は避けたいところだ。  ヘビー級では、元RIZINファイターで2021年PFLヘビー級世界王者のブルーノ・カッペローザが、同じブラジルのマテウス・シェフェルと対戦。さらに1回戦でジャメル・ジョーンズを25秒KOに降したヘナン・フェレイラが、同郷のクリッドソン・アブレウと対戦する。  またライト級では、5月6日の前戦でマイルス・プライスを1R 三角絞めで極めて6Pを獲得しトップに立ったアンソニー・ペティスが、早くも登場。スコットランドのスティービー・レイと対戦する。  PFLのレイ・セフォーファイター・オペレーションズ社長は「PFL Playoffsが近づくにつれ、各選手は自分のポジションを獲得するために努力しています。PFL 5では、ヘビー級とフェザー級がケージに乗り込み、夢を現実にすることを期待しています」とのコメントを発表している。 PFL 5: 2022 Regular Season 2022年6月24日(日本時間25日) ◆ESPN Card (Simulcast on ESPN+)Bruno Cappelozza vs. Matheus ScheffelAnthony Pettis vs. Stevie RayChris Wade vs. Kyle BochniakRenan Ferreira vs. Klidson Abreu ◆ESPN+ Card:Ante Delija vs. Stuart AustinDenis Goltsov vs. Sam KeiAli Isaev vs. Jamelle JonesBubba Jenkins vs. Saba BolaghiLance Palmer vs. Sheymon MoraesBrendan Loughnane vs. Boston SalmonAlejandro Flores vs. Ryoji Kudo
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