2022年6月24日(金)東京・後楽園ホール『RISE 159』にて、第2代RISE QUEENミニフライ級(-49kg)王座決定戦3分5R無制限延長Rとして、同級1位AKARI(TARGET)vs.同級3位erika(=名前の後ろにハートマーク/SHINE沖縄)が決定。
両者は2021年12月に対戦し、この時は延長戦の末にerikaが勝利を収めている。AKARIにとってはリベンジマッチにもなるが、もうひとつ負けられない理由が出来た。
(写真)大好きなアイスを断ち、フィジカルトレーニングでスッキリ美ボディになったAKARI それは、タイトルマッチ当日が、幼少の頃から指導を受けている第2代RISE QUEENなど5冠王の師匠・神村エリカの出産予定日であることだ。
タイトルマッチの日時決定の報を受け、神村は自身のSNSにて「私の出産予定日なんだよな…てことでAKARI先生、出産祝いにベルトお願いします!」とメッセージ。AKARIもこれに「任せてください」と炎の絵文字と共に答えた。
そのため神村は心強いセコンドに就くことも出来ないわけだが、前回4月の「第2代RISE QUEENミニフライ級王座決定トーナメント」の準決勝で、AKARIは「就けないかもみたいな話は前々から聞いていたので、別に大きな変化じゃないけれど気持ちの変化はないし、なおさらやってやろうと思いましたね」と、むしろ発奮材料になったとした。
さらに「スパーの映像を見せたりしつつコミュニケーションはとっていた」とリモートでアドバイスをもらいつつ、「あとは自分で考える力と、臨機応変に対応する力が今回求められてくるんじゃないかなと思っています」と神村に頼らない自分の判断力も試される一戦だとし、「以前より頼る場面が少なくなったからこそ、スパーの中でも考えられるようになったのがあるので、そこは自分の中でも成長かなと思います」と成長を感じていると答えている。
今春、高校を卒業していつまでも師匠に頼りっきりではいけないと自覚したAKARI。11勝(3KO)2敗の戦績を持つ強敵erikaにリベンジし、神村にチャンピオンベルトを届けることが出来るか。