K-1王座のベルトを持って愛知県・大村秀章知事(右)を表敬訪問した大和哲也(C)K-1
K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の大和哲也(大和ジム)が愛知県・大村秀章知事を表敬訪問した。
今回の表敬訪問は愛知県出身の大和が、先日の『K'FESTA.5』で山崎秀晃を下してK-1スーパー・ライト級王座を獲得したことを記念して行われたもの。大和はK-1のベルトを持って愛知県公館を訪れ、K-1のタイトル獲得を報告すると、大村県知事からは「見事なKO勝利での世界タイトル獲得、誠におめでとうございます。愛知出身の大和選手の活躍を、大変嬉しく思います」と激励のメッセージが送られた。
大村県知事の言葉を受けて「WBCムエタイの世界タイトルを獲った時にも知事に表敬訪問させてもらったのですが、今回はK-1王者として来ることが出来ました」と大和。「直前の勝敗予想ではチャンピオンの勝利予想が97%・僕の勝利予想が3%だったのですが、練習していたパンチでKO勝ちできて、まさに満塁逆転ホームランでした」と山崎戦が下馬評を覆しての勝利だったことを明かすと、大村知事も「それだけ劇的な勝利だったんですね」と大和の勝利を称えた。
改めて、大和は「このベルトは約2年勝てなかった時期を経験して獲ったベルトなので、本当にうれしかったです。愛知県出身・在住のK-1王者として今まで以上に頑張っていきたい」と今後の活躍を誓った。
さらに大和は、名古屋市・河村たかし市長を表敬訪問。大和はK-1のベルトを肩にかけて名古屋市役所を訪れ「僕は3連敗していた時期から復活して、すごく強いチャンピオンからベルトを勝ち取りました」とK-1のタイトル獲得を報告。
河村市長は「1R50秒の一撃KO勝利? それはすごい!」と大和の王座戴冠劇に驚きの声をあげ、大和がジムで子供たちにも指導している話を聞くと「格闘技を通して、名古屋の子供たちにも強くなってもらいたい。協力できることは協力するので、これからもよろしく!」とメッセージを送った。
表敬訪問後、大和は「河村市長からも言われたように、僕は紆余曲折を経て34歳でK-1のベルトを獲って、そういったキャリア・経験から伝えられるものがあると思います。そういったこともたくさんの人に伝えていきたいと思います」と語った。