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2022年5月14日(日本時間15日)米国ラスベガスのUFC APEXで開催される「UFC Fight Night: Blachowicz vs. Rakic」の前日計量が13日(同14日)、同地にて行われた。
プレリムの第2試合はフライ級。リミットは125ポンド(56.7kg)で、王座戦以外はプラス1ポンドまで許容されるなか、日本の平良達郎(Theパラエストラ沖縄)は125ポンド(56.70kg)のジャストで1発パスし両手でガッツポーズ。しかし、カーロス・カンデラリオ(米国)は本計量で下着を脱いで126.5ポンド。フェイスオフ後の再計量の末に126ポンド(57.15kg)でパスしている。
当初、4月30日(日本時間5月1日)に同所にて行われる予定だった両者の対戦だが、前日計量をクリア後、試合直前にカンデラリオの「体調不良」により試合は中止に。2週間後に延期されていた。
ともにオクタゴンデビュー戦で、平良はプロMMA10勝無敗の22歳。カンデラリオは8勝1敗の30歳。
仕切り直しの一戦に向け、計量後のフェイスオフでは両拳をアゴの前に置いてファイティングポーズを取ったカンデラリオだが目は落ちくぼんでおり、途中で視線を上に。平良は視線を合わせてファイティングポーズで向き合った。
計量後、平良は公式SNSを通じて「今、計量を無事クリアして水を飲んで回復しているところです。本当にコンディションも良く、朝8時半から大会が始まり、僕は2試合目ですので応援、よろしくお願いします。ばっちりです。明日はやったります」と、意気込みを示している。
リカバリーでは、セコンドとしてラスベガスに残留した松根良太代表と合流した岡田遼が、日本から持参した「春日井寒天たけし米」で、恒例の親子丼を調理。平良は「染みました」と記している。
染みました。#極上米#親子丼 https://t.co/WHWamKUNrl
— 平良達郎 (@tatsurotaira) May 14, 2022
ダナ・ホワイト代表から、事前番組の見どころ紹介で、「要注目の若手選手」と紹介された平良は、フライ級の“スーパーノヴァ”としてオクタゴン初陣を飾れるか。
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日本時間5月15日(日)朝8時30分に開始予定のするプレリムは、UFC公式サイトおよびYouTube公式チャンネルにて、ライブ配信されるほか、UFC FIGHT PASSではプレリムを含め、11時開始予定のメインカードもライブ配信する。