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【UFC】平良達郎のUFCデビュー戦が直前に延期発表。カンデラリオの「体調不良」で5.14 ラスベガス大会にスライド

2022/05/01 05:05
 2022年4月30日(日本時間5月1日)、米国ラスベガスのUFC APEXで開催中の「UFC Fight Night」にて、オクタゴンデビューを予定していたプロMMA10勝無敗の22歳、平良達郎(Theパラエストラ沖縄)の試合が、対戦相手のカーロス・カンデラリオ(米国)の「体調不良」により、2週間後の5月14日(日本時間15日)に同地で行われる「UFC Fight Night: Błachowicz vs. Rakic」に延期されることが試合直前に発表された。平良陣営も、「試合3時間前 ホテル出発の直前に相手が病院にいて試合を出来ない事を聞きました」と直前の延期だったことを記している。  第1試合に出場予定だった平良の公式アカウントは、試合1時間前に「相手の体調不良により試合が5月14日にスライドとなりました。日本で応援してくれているみなさんには2週間後に楽しみが延びたと思って、もう一度ワクワク楽しく試合を待ってて欲しいです。そう! もう一度、盛り上がっていただけると助かります。よろしくお願いします」とツイート。さらにセコンドの岡田遼が座右の銘とする「#人間万事塞翁が馬」をハッシュタグにつけている。  その岡田は、SNSで「達郎は完璧な準備をして備えてました。こんなに無念な事はない。1番無念なのは彼」と平良の気持ちを代弁。松根良太・Theパラエストラ沖縄代表も「試合3時間前 ホテル出発の直前に相手が病院(に)いて試合を出来ない事を聞きました。試合は現時点で2週間後に延期となります。達郎は2週間後やる、とポジティブです。皆様に応援してもらいたい時間が2週間増えました。前向きに、前向きに、皆様応援お付き合い宜しくお願いします!」と記している。  プロMMA10戦無敗の平良と、MMA8勝1敗のカンデラリオはともにUFCデビュー戦で、前日計量も両者無事パス。フライ級リミットの125ポンド(56.7kg)で王座戦以外はプラス1ポンドまで許容されるなか、平良は125.5ポンド(56.93kg)のアンダーでパス。カンデラリオは上限ジャストの126ポンド(57.15kg)でパスし、フェイスオフでは平良ににじり寄って闘志を見せていたが、試合直前に「体調不良」に陥ったことになる。  プレリミナリー第1試合で予定されていた平良vs.カンデラリオのフライ級戦は、試合前恒例のダナ・ホワイト代表の「見どころ解説」でも、ゲイブリエル・グリーンvs.ヨアン・レイネスのウェルター級戦に続いてピックアップされるなど、注目のカードとなっていた。
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