2022年5月8日(日)、東京・GENスポーツパレスにて『Fighting NEXUS vol.27』が開催された。
▼第8試合 5分2R(延長1R)フライ級 56.7kg契約◯浜本“キャット”雄大(クロスポイント大泉)[2R 判定3-0] ※20-18×3×藤原俊樹(MMA空手道場 鷹)
日本でILFJ認定ラウェイ王者となった浜本は、2017年大晦日のRIZINで那須川天心と対戦も2R KO負け。その後、2020年8月にMMAに転向すると、ZSTで歌川大輔に左フックで1R KO勝ち。同年11月に伊藤盛一郎と対戦し、ヒジで切り裂きながらもパウンドでTKO負け。
2021年4月の前戦では、俳優の渡邉龍太郎(SONIC SQUAD)とヒジ無しルールで対戦し、2R TKO負けでMMA2連敗となったが、2022年2月の前戦で、かつて萩原京平に一本勝ちしているサンビストの荒井真人に1R TKO勝ちで再起を遂げている。
対する藤原は、MMA5勝10敗。SWAT! で戦い、Fighting NEXUSに参戦。2022年2月の前戦では、平井総一朗にリアネイキドチョークで一本負けを喫した。
1R、オーソドックス構えの浜本は右の蹴りから。右ストレートも当てるが、サウスポー構えの藤原も左を返す。先にダブルレッグに入る浜本。差し上げる藤原は体を入れ替えると浜本はアームインギロチンチョークでクローズドガードに入れて絞める。
中腰になる藤原にネルソンに移行する浜本は100%スイープで上に。しかし足を手繰る藤原。ネルソンからバックマウントに移行し、リアネイキドチョークを狙う。背負って立つ藤原に正対し、ヒザを突く浜本。
藤原の組みで引き込みに。ネルソン狙いに首を抜き、体を入れ替える藤原がシングルレッグへ。そこにヒジを突く浜本。首相撲でもヒジを着き、押し込む藤原を再びギロチンにとらえてブザー。
2R、左の蹴りで入る藤原。詰める浜本にボディロックして押し込む。首相撲ヒザ狙いは浜本。ダブルレッグに切り替えテイクダウン奪う藤原。腰を抱き、パス狙い。その際で上体を立てる浜本。立ち上がりに成功すると、藤原もついていってダブルレッグテイクダウン!
しかし下の浜本は上体を金網で立てる。藤原は両足を束ねて背中を着かせると右へパス。背中を見せた浜本のバックを狙うが、突き放す浜本は左右で前に。軸がブレる浜本に、藤原はダブルレッグへ。
ここは切った浜本がヒザをがぶりからヒザを突くが、立ち上がる藤原がシングルレッグへ。そこにニンジャチョークを合わせた浜本が体を入れ替え、絞め上げ上になりパウンドをまとめてゴング。1Rは浜本、2Rの中盤までは藤原、終盤は浜本だが……。
判定は3-0(20-18×3)で浜本が勝利。自らタックル、ケージレスリングでのギロチン&100%スイープ、ニンジャチョークなど、組み技で進化を見せた浜本は、MMAで初の連勝をマークした。
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河名マスト破ったウィルキンスが、寝技師コクエイに一本負け
▼第7試合 5分2R(延長1R)ライト級 70.3kg契約◯コクエイ・マックス(フリー)[延長R 3分5秒 三角絞め]×ジェイク・ウィルキンス(フリー)
2021年7月のFighting NEXUSでのプロ初戦で、グレコローマンのU23世界王者だった河名マストをヒジ打ち、左ハイでカットさせ、TKO勝ちしているウィルキンス。
父が米国人で、母が日本人のハーフで、22歳で渡米し、米国でMMAを学び、自衛隊で日本拳法を学んだ。ジャクソン・ウィンクルMMA、TRIBE TOKYO MMAなどに所属し、KRAZYBEE時代に全日本アマ修斗で優勝。河名戦の勝利後、2021年12月に竹上航平に判定勝利で2連勝中だ。
対するコクエイ・マックスは、パラエストラ川崎所属時にZSTのグラップリングマッチで1勝1分。「UNRIVALED #00」ではグラント・ボグダノフに極めさせずもポイントで敗れている。
1R、一回り大きなコクエイに対し、サウスポー構えのウィルキンスは右ローを4発当てる。さらに左インローも前足に突く。右前蹴りを突くコクエイに、右ローを突くウィルキンス。さらに左インロー。圧力をかけるコクエイに左右フックで押し戻す。
なおも右ローでコクエイの左足が赤く腫れる。右の前蹴りを連打するコクエイに下がるウィルキンスは左フックで押し戻し。コクエイは首相撲から組むと、体を入れ替えるウィルキンス。引き込み右手を後方に三角絞め、足を手繰り足関節も狙うが、離れるウィルキンスはパウンドを入れて中央へ戻ると右ロー。右ロー、右ミドルハイを当てるコクエイ。しかしウィルキンスの右ローにバランス崩す。
2R、詰めるコクエイは右前蹴りを当てて前進。ウィルキンスの蹴りはかわして右三日月蹴りを当てる。さらに前蹴り。ウィルキンスは右ローを当てるが、コクエイも右ミドルを返す。右ミドルを突き、首相撲からヒザを突くコクエイ。ヒザが高い打点で当たり、ウィルキンスを首相撲でコントロールする。
すっと下がったウィルキンスはダブルレッグから持ち上げテイクダウン。ギロチン狙うコクエイに首を抜き、インサイドへ。ここでラバーガードを組んで、左のパウンドを当てるコクエイ! さらにヒジ、鉄槌も当てウィルキンスは大きく出血。
金網に押し込むウィルキンスに、コツコツ鉄槌を打つと、三角絞め狙い。この足を外したウィルキンスに脇差し立ち上がりを狙うコクエイだが抑え込まれゴング。
本戦判定は19-19×3でドロー。延長戦へ。
延長R、右ローを当てるウィルキンス。さらに左ミドルもヒット。コクエイの詰めに右フックを当てると、詰めてきたコクエイにボディロックテイクダウン。
インサイドガードに入る。コクエイは、下から左腕を後ろに押し込み、左足で糸通し!
右足を手前に引くと三角絞め狙い。ここは察知して中腰になって足をかけさせないウィルキンスだが、左腕は糸通しで掴まれたまま。糸通しの左足に右足をかけて4の字に組んで、頭にヒジを突くコクエイ!
さらにパウンド。右手一本で鉄槌を狙うウィルキンスだが動けず、一瞬の足の組み変えで三角に組んだコクエイ!
足をすくったコクエイが右腕を流して三角絞めでタップを奪い、ウィルキンスに初黒星をつけた。プロMMAデビューのコクエイはアップセットの勝利。
スタンドでは長身を活かした前蹴り&首相撲ヒザ蹴り、組めば糸通しからの三角絞めと、規格外の強さを見せたコクエイに、場内からは“ライト級のセミー・シュルト”の声が飛んだ。Fighting NEXUSライト級王座候補だったウィルキンスを撃破したコクエイの次なる相手は?
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▼第10試合 Fighting NEXUSフェザー級選手権試合 5分2R(延長1R)フェザー級65.8kg契約◯山本空良(POD)王者[2R 2分47秒 リアネイキドチョーク]×寿希也(BLUE DOG GYM)挑戦者※山本が初防衛に成功
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▼第9試合 5分2R(延長1R)フェザー級 65.8kg契約◯横山武司(Swells柔術ジム)[1R 3分39秒 トーホールド]×十河卓児(UP START)
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▼第8試合 5分2R(延長1R)フライ級 56.7kg契約◯浜本“キャット”雄大(クロスポイント大泉)[2R 判定 3-0]×藤原俊樹(MMA空手道場 鷹)
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▼第7試合 5分2R(延長1R)ライト級 70.3kg契約◯コクエイマックス(フリー)[延長R 3分5秒 三角絞め]×ジェイク・ウィルキンス(フリー)
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▼第6試合 5分2R(延長1R)ストロー級 52.2kg契約◯北野一声(SONIC SQUAD)[1R 0分16秒 TKO]×長谷川暢哉(T-Pleasure)
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▼第5試合 5分2R(延長1R)バンタム級 61.2kg契約◯森永ユキト(ストライプル新百合ヶ丘)[1R 1分28秒 TKO]×井上皓平(ポゴナクラブジム)
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▼第4試合 5分2R(延長1R)フライ級 56.7kg契約◯平井総一朗(リバーサルジム所プラス)[2R 判定 2-0]×タイガー石井(とらの子レスリングクラブ)
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▼第3試合 5分2R(延長1R)バンタム級 61.2kg契約◯唐沢タツヤ(GRABAKA/T-GRIP TOKYO)[1R 3分13秒 TKO]×高杉遼介(新潟イエローマンズ)
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▼第2試合 5分2R(延長1R)フェザー級 65.8kg契約◯ファビオ・ハラダ(INFIGHT JAPAN)[1R 1分38秒 リアネイキドチョーク]×小森真誉(ロータス世田谷)
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▼第1試合 5分2R(延長1R)バンタム級 61.2kg契約◯大谷啓元(パンクラスイズム横浜)[2R 判定 3-0]×田谷聡志(T-GRIP TOKYO)
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NexusSPROUT.6 試合結果
▼第42試合 NEXUS MMA 3分2R フェザー級65.8kg契約◯阪上直輝(リバーサルジム立川ALPHA)[2R 判定 2-0]×荒鷲(パンクラスイズム横浜)
▼第41試合 NEXUS MMA 3分2R ライト級70.3kg契約※ヘッドギア・レガース有◯隅田一樹(パンクラスイズム横浜)[1R 1分46秒 アームバー]×山田甲太(BELVA)
▼第39試合 NEXUS KICK 2分2R フライ級56.7kg契約◯内田傑(RIKI GYM)[1R 1分10秒 KO]×笹目雄(リバーサルジム立川ALPHA)
▼第38試合 NEXUS MMA 3分2R バンタム級61.2kg契約※ヘッドギア・レガース有◯鈴木佑弥(エクシードジム)[1R 1分27秒 TKO]×山川一弥(nico mma dojo)
▼第37試合 NEXUS MMA 3分2R ミドル級83.9kg契約※ヘッドギア・レガース有り◯嶺岸翔太(パラエストラTB)[2R 判定 3-0]×岡田雄希(キラリジム拳心會)
▼第36試合 NEXUS MMA 3分2R ウェルター級77.1kg契約◯小笠原兵庫(ISHITSUNA MMA)[2R 判定 3-0]×悠斗(パラエストラ柏)
▼第35試合 NEXUS KICK 2分2R 無差別級契約◯Guts(リバーサルジム立川ALPHA)[2R 判定 3-0]×佐々木翔(RIKI GYM)
▼第34試合 NEXUS KICK 2分2R バンタム級 61.2kg契約 ※ヘッドギア着用◯渡邉奎介(HIDE’S KICK)[1R 45秒 TKO]×吉田良輔(リバーサルジム立川ALPHA)
▼第33試合 NEXUS MMA 3分2R ライト級70.3kg契約※ヘッドギア・レガース有り◯高橋純平(フリー)[1R 34秒 アームバー]×尾形優樹(マッハ道場)
▼第32試合 NEXUS MMA 3分2R ライトヘビー級93.0kg契約◯伊藤丈皓(新潟イエローマンズ)[2R 判定 3-0]×岡村寿紀(リバーサルジム川口REDIPS)
▼第31試合 NEXUS MMA 3分2R バンタム級61.2kg契約◯橋本敦貴(X-TREME EBINA)[2R 判定 2-0]×大輝(ABLAZE八王子)
▼第30試合 NEXUS MMA 3分2R フェザー級65.8kg契約△長光雄平(TURNING POINT MMA)[2R 判定 1-1 ドロー]△梶原敬弘(トイカツ道場)
▼第29試合 NEXUS MMA 3分2R フライ級56.7kg契約◯田畑翔太(nico mma dojo)[2R 判定 3-0]×葛西”GALAXY”大樹(スポーツジム67)
▼第28試合 NEXUS MMA 3分2R バンタム級61.2kg契約◯冨山森(リバーサルジム川口REDIPS)[2R 判定 3-0]×広岡佑理(TRIBE TOKYO M.M.A)
▼第27試合 NEXUS KICK 2分2R フライ級56.7kg契約※ヘッドギア着用◯牛山華子(HIDE’S KICK)[1R 1分36秒 TKO]×栞(KINGCRAFT)
▼第26試合 NEXUS KICK 2分2R フライ級56.7kg契約※ヘッドギア着用◯新井早苗(HIDE'S KICK)[2R 判定 3-0]×石井優芽(リバーサルジム立川ALPHA)
▼第25試合 NEXUS KICK 2分2R バンタム級61.2kg契約◯谷中善幸(GRABAKA練馬)[1R 1分25秒 TKO]×山口碧天(リバーサルジム立川ALPHA)
▼第24試合 NEXUS MMA 3分2R フライ級56.7kg契約◯豪瑠(OOTADOJO ANNEX)[2R 2分42秒 腕十字固め]×山崎涼(ABLAZE八王子)
▼第23試合 NEXUS MMA 3分2R バンタム級61.2kg契約◯高栁京之介(K-Clann)[2R 判定 3-0]×萩原和飛(パラエストラ柏)
▼第22試合 NEXUS MMA 3分2R ミドル級83.9kg契約◯田所和士(パラエストラTB)[2R 判定 3-0]×岡田雄希(キラリジム拳心會)
▼第21試合 NEXUS KICK 2分2R バンタム級61.2kg契約◯渡邉奎介(HIDE'S KICK) [2R 54秒 TKO]×野口良太(RIKI GYM)
▼第20試合 NEXUS MMA 3分2R 無差別級契約※ヘッドギア・レガース有◯Guts(リバーサルジム立川ALPHA)[2R 判定 2-0]×河内優斗(パラエストラ西東京)
▼第19試合 ※中止
▼第18試合 NEXUS MMA 3分2R バンタム級61.2kg契約◯濱口麗地(k-clann)[2R 2分6秒 TKO]×加藤楓基(新潟イエローマンズ)
▼第17試合 NEXUS MMA 3分2R ライト級70.3kg契約◯金澤佑樹(X-TREME EBINA)[2R 判定 2-1]×松拳骨(DAMM FIGHT JAPAN)
▼第16試合 NEXUS KICK 2分2R ウェルター級77.1kg契約 ※ヘッドギア着用◯栁川唯人(K-PLACE埼玉格闘技道場)[1R 1分59秒 TKO]×KEN(reversal gym茅ヶ崎GROUNDSLAM K.R.E.W)
▼第15試合 NEXUS MMA 3分2R バンタム級61.2kg契約◯秋元強真(パラエストラ柏)[2R 1分7秒 TKO]×的場淳一(ポゴナクラブジム)
▼第14試合 NEXUS MMA 3分2R 54kg契約◯万智(フリー)[2R 判定 3-0]×高本千代(高本道場)
▼第13試合 NEXUS MMA 3分2R フェザー級65.8kg契約◯星川陸(FIghtBase 都立大)[2R 判定 3-0]×平山諒(トイカツ道場)
▼第12試合 NEXUS KICK 2分2R フライ級56.7kg契約※ヘッドギア着用◯有賀達哉(リバーサルジム新宿me.we)[2R 判定 3-0]×石田竜雅(リバーサルジム立川ALPHA)
▼第11試合 NEXUS MMA 3分2R バンタム級61.2kg契約※ヘッドギア・レガース着用◯刈谷宣孝(マッハ道場)[1R 1分56秒 TKO]×渡邉楽(Y’ZD石神井公園ジム)
▼第10試合 NEXUS MMA 3分2R フェザー級65.8kg契約※ヘッドギア・レガース有◯武子慎吾(TRIBE TOKYO MMA)[2R 39秒 リアネイキッドチョーク]×丈太朗(ALLIANCE)
▼第9試合 NEXUS MMA 3分2R バンタム級61.2kg契約◯秋元強真(パラエストラ柏)[1R 2分24秒 リアネイキッドチョーク]×永井遊登(SONIC SQUAD)
▼第8試合 NEXUS KICK 2分2R フェザー級65.8kg契約※ヘッドギア着用◯翔(GRABAKA)[2R 判定 3-0]×深谷惣一(フリー)
▼第7試合 NEXUS MMA 3分2R ライト級70.3kg契約◯星野柊哉(OOTADOJO ANNEX)[2R 判定 2-1]×ササキヨウ(K-Clann)
▼第6試合 NEXUS MMA 3分2R フライ級56.7kg契約◯荒田敬未(SONIC SQUAD)[2R 判定 3-0]×ぜんいつ(示元會)
▼第5試合 NEXUS MMA 3分2R フライ級56.7kg契約※ヘッドギア・レガース有◯秋元優志(パラエストラ柏)[2R 判定 3-0]×酒寄創輝(k-clann)
▼第4試合 NEXUS KICK 2分2R ライト級70.3kg契約※ヘッドギア着用◯小川勝次(GRABAKA練馬)[2R 判定 3-0]×長島元(HIDE’S KICK)
▼第3試合 NEXUS JUNIOR MMA 3分1R◯栁川唯人(K-PLACE埼玉格闘技道場)[2R 1分19秒 アームロック]×金澤佑樹(X-TREME EBINA)
▼第2試合 ※中止
▼第1試合 NEXUS MMA 3分2R バンタム級61.2kg契約◯武藤政樹(パラエストラ柏)[2R 判定 3-0]×井上涼太(チームフォレスト)