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【POUND STORM】20選手全員が計量クリア!中村倫也「世界一我慢強く、感謝の心を持っている日本人の誇りをもって戦う」=4月24日(日)両国国技館

2022/04/23 17:04
 2022年4月24日(日)両国国技館にて開催される、格闘技とLIVEが融合したLDHの『POUND STORM』の前日計量が23日午後1時からEXFIGHTにて行われ、出場20選手全員が計量をクリアした。 「ABEMA PPV ONLINE LIVE」にて、同日15時より独占生配信も決定している同大会は全10試合。  23日の計量では、高谷裕之LDH martial arts代表取締役CEOと、岡見勇信ヘッドコーチが見守るなか、20名の選手が大会前日計量に臨んだ。 【写真】LDH martial arts所属として、メインとセミを戦う中村と宇佐美 「緊張感をもってギリギリの体重をつくってきて、何グラムかの差で勝敗が決まるという気持ちで体をつくってきているので、体から漂うオーラを感じてほしい」という岡見HCに続き、高谷代表も「いよいよ明日『POUND STORM』が開催されます。選手たちは、ギリギリまで厳しい減量、調整をしてきたので、それを見ながら当日の試合を楽しんでいただけたらと思います」とコメント。その言葉に応えるように、20名全員が無事計量をクリアし、24日の試合へ弾みをつけた。  第10試合のメインイベントのバンタム級戦に出場する中村倫也(EXFIGHT /LDH martial arts)は、61.6kgで計量をパス。「本当にたくさんの支えがあってここまで来れました。世界一我慢強く、感謝の心を持っている民族の日本人の誇りをもって戦おうと思います」とコメント。  ブラジルから中村と対戦するために来日したアリアンドロ・カエタノは「この日本にミッションをやり遂げるために来ました。ミッションをやり遂げようと思います」と勝利を誓った。  また、第9試合のコメインのライト級戦に出場する大尊伸光(フリー)は70.7Kgでパス。「俺にメンチきってるんで、ボコボコにしてやろうと思います」と新星潰しを予告。対する宇佐美正パトリック(EXFIGHT /LDH martial arts)は70.8Kgでパスし「自分は自分の仕事をするだけ」と言葉少なくも力強く語っている。  メイン、コメインの2試合のほか、同大会では、「若手注目株のサバイバルマッチ」3試合、さらに2021年8月にスタートした「LDH FIGHTER BATTLE AUDITION 2」とその様子を追いかけたABEMAの「格闘DREAMERS SEASON:2」が連動した「FIGHTER BATTLE AUDITION 2」の最終選考となる5試合も組み込まれている(※第3次審査試合リポート)。  また、LDHアーティストであるGENERATIONS、THE RAMPAGEに加え、PKCZも参戦。ライブパフォーマンスにて選手たちの試合に華を添える。[nextpage] 『POUND STORM』前日計量結果&写真 ※リミット体重より+0.5kgは許容重量 【第3ブロック】「見据える先は世界」 ▼第10試合 バンタム級 5分3R中村倫也(EXFIGHT /LDH martial arts)61.6Kgアリアンドロ・カエタノ(ブラジル)61.5Kg ▼第9試合 ライト級 5分3R宇佐美正パトリック(EXFIGHT /LDH martial arts)70.8Kg大尊伸光(フリー)70.7Kg 【第2ブロック】「若手注目株のサバイバルマッチ」 ▼第8試合 フェザー級 5分3R山本健斗デリカット(総合格闘技道場コブラ会)66.0Kg河名マスト(ロータス世田谷)65.9Kg ▼第7試合 バンタム級 5分3R風間敏臣(和術慧舟會HEARTS)61.5Kg齋藤奨司(FIGHTFARM)61.4Kg ▼第6試合 ライト級 5分3Rグンターカルンダ(Tri.H studio)77.2Kgエフェヴィガ雄志(TRIBE TOKYO MM)77.4Kg 【第1ブロック】「FIGHTER BATTLE AUDITION 最終選考vs.プロ格闘家」 ▼第5試合 ライト級 5分3Rマックス・ザ・ボディ(BRAVE)70.7Kgオーディン(EXFIGHT)70.4Kg ▼第4試合 ミドル級 5分3R岩崎大河(大道塾 パラエストラ東京)84.2Kg三上ヘンリー大智(EXFIGHT)83.8Kg ▼第3試合 フェザー級 5分3R狩野 優(TRIBE TOKYO MMA)65.9Kg中村京一郎(EXFIGHT)65.9Kg ▼第2試合 フェザー級 5分3Rスソン( KRAZY BEE)66.2Kg宇佐美秀メイソン(EXFIGHT)66.2Kg ▼第1試合 バンタム級 5分3R海飛(和術慧舟會HEARTS)61.6Kg鈴木崇矢(EXFIGHT)61.4Kg [nextpage] 高谷代表「で世界水準の本物の格闘技をお届けしたい」  17日の記者会見では、『POUND STORM』の趣旨として、「LDHらしく音楽と格闘技を融合させた新しいイベントになると思います。もちろん、試合の部分で世界水準の“本物の格闘技”をお届けしたい」と語った高谷代表。  大会構成について、岡見HCは、第1部では「FIGHTER BATTLE AUDITION最終選考vsプロ格闘家」、第2部では「若手注目株のサバイバルマッチ」、第3部では「見据える先は世界」という、それぞれテーマを掲げた3部構成であることを説明。  特に、第3部のマッチメイクに関して、「宇佐美選手や中村選手にとっては厳しいマッチメイクではあるものの、ここで勝利を収めれば世界がさらに近づくであろう」と期待を込め、「ケージの中では現実しかない。本当に強いものしか生き残らない」と、サバイブすることを願った。  メインでアリアンドロ・カエタノと対戦する中村倫也は、「自分はもともと心も身体も弱い人間。今回対戦するタエタノ選手はとても強い選手ですが、サプライズを起こせると思っています。当日はよろしくお願いします」と意気込みを語った。  また、第9試合で、宇佐美正パトリックと対戦する大尊伸光は、「僕らがやりたくない試合ほど、みんなが見たいと思うんで。ヤバい試合をしようと思います」と激闘を宣言。フィニッシュのイメージについては、「心の折れた顔を見ながら殴って倒したい」とパウンドによるTKOを予告した。  対する宇佐美も「自分よりも知名度のある選手と対戦できるということで、しっかり食った試合ができればと思います」とコメント。さらにフィニッシュについては「パンチ一発当てれば倒せると思うんで、パンチをしっかり当てたいですね」と打撃決着になるとした。
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