(C)ONE Championship
2022年4月22日(金)にシンガポール・インドアスタジアムにて、ONE Championship「ONE: Eersel vs. Sadikovic」が開催された。
元フリースタイルレスリング南アフリカ王者のマスンヤネは、2019年7月にPANCRASEで豪快なバックス―プレックスを見せて快勝し、12月のONEデビュー戦で田龍人を相手に、手堅いコントロールで初勝利。
2020年12月の前戦では、レネ・カタランを相手に左ハイキックでKO勝利。タイトルコンテンダーに名乗りを挙げていた。
対する元UFCのブルックスもレスリング出身。高校時代にシニアシーズンでインディアナ州選手権を獲得。35勝無敗のレコードを持つ。マスンヤネ同様にPANCRASE、RIZIN&Bellatorと日本マットでも活躍。
越智晴雄をドミネートするなど強いケージレスリングを武器とする。UFCでもフライ級(56.7kg)で2勝2敗の戦績をマーク。2021年10月にONEデビューし、リト・アディワンに2R 肩固めで一本勝ち。2022年1月に箕輪ひろばをスタンド、組みでも圧倒し、判定勝ちを収めている。
ケージMMAのなかで、互いに強みのレスリングを活かして優位に立つのはマスンヤネかブルックスか。ストロー級王者ジョシュア・パシオへの挑戦権を賭けた戦いとなる。
▼ONEストロー級(※56.7kg)王座挑戦者決定戦 5分3R
〇ジャレッド・ブルックス(米国)
[1R 4分39秒 リアネイキドチョーク]
×ボカン・マスンヤネ(南アフリカ)
1R、いきなり四つ組みになるマスンヤネとブルックス。ヒザを突き合い、左で差して崩そうとするするブルックスに、崩れないマスンヤネだが、そのまま回してバックに飛び乗ったブルックス!
すぐさま4の字ロックに組み首を狙う。スタンドのまま凌ぐマスンヤネ。背後から声を出して拳を上下に振るブルックス。左腕を喉下に巻こうとするが、マスンヤネは首を守る。
しかし、ブルックスは右腕を巻くと、パームトゥパームで強力に絞ると、マスンヤネの身体が崩れ、グラウンドに。マスンヤネの動きが止まり、失神。
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— ONE Championship (@ONEChampionship) April 23, 2022
一本勝ちしたブルックスは、ケージに上がり咆哮。「マスンヤネは難しい相手で勝利が保障された相手ではなかった。俺が“モンキーゴッド”だ。パシオ! ワールドクラスがここにいる。これで3度目だ。俺はアメリカにベルトを持って帰る。約束する」と、王座挑戦をアピールした。
😤 @The_monkeygod makes a STATEMENT against Bokang Masunyane and immediately calls out the champ!#ONE156 #WeAreONE #ONEChampionship | How To Watch 👉 https://t.co/t1U58xACAx pic.twitter.com/SYAojUmO9G
— ONE Championship (@ONEChampionship) April 22, 2022
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