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【THE MATCH】53kgトーナメント王者同士の激突、風音「全体的に僕の方が強い」vs.黒田斗真「ワクワクしている。しっかりぶっ倒したい」

2022/04/22 21:04
 那須川天心(TARGET/Cygames)vs.武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の“世紀の決戦”がメインイベントで行われる、2022年6月19日(日)東京ドーム『THE MATCH 2022』の追加対戦カード発表記者会見が、4月22日(金)都内にて行われた。  今回の会見では、K-1とRISEのチャンピオンクラス・主力選手同士がついに激突する“全面対抗戦”というべき8試合が発表された。  53kg契約3分3R延長1Rで、RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント優勝者・風音(TEAM TEPPEN)とK-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級(-53kg)日本最強決定トーナメント優勝者・黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)が激突。  風音はプロキャリア前半は関西を中心に活躍し、2019年3月にTEAM TEPPENに移籍。同年9月には元新日本キックボクシング協会フライ級王者の麗也からTKO勝利、11月には元NJKFフライ級王者の松谷桐に判定勝利、2021年2月には元新日本キックボクシング協会バンタム級&フライ級王者HIROYUKIに判定勝利と他団体王者キラーぶりを発揮。2021年の「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」では江幡睦、政所仁、志朗にいずれも“番狂わせ”の勝利を収めて優勝。今年4月には那須川天心のRISEファイナルマッチの相手に抜擢されたが、判定2-0で惜敗した。戦績は16勝(6KO)6敗。  黒田は小学3年生で少林寺拳法を学び、その後キックボクシングを始める。しかし次第にドロップアウトし、格闘技から離れていた時期もあったが、兄・勇斗からの『お前と一緒に格闘技をやりたい』という手紙をきっかけに再び格闘技の道へ。2020年の第6代Krushバンタム級王座決定トーナメントでは1回戦で多久田和馬に勝利。準決勝では吉岡ビギンに敗れた。しかし、2021年5月の「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」では1回戦で池田幸司をKO、準決勝で松本日向からダウンを奪っての判定勝ち、決勝は壬生狼をKOして圧倒的な強さで優勝を果たした。12月には壬生狼との再戦で延長戦の戦の末に判定勝ち。戦績は8勝(4KO)2敗1分。  会見で風音は「この試合に関しては言葉で言うことはないかなと思うんですけれど、最初から最後まで僕らでRISEを見せて見せて見せて、最後、最強のメインにつなごうと思っているので皆さん楽しみに見ていてください」と、RISEの戦いを見せてメインの那須川につなぎたいとコメント。  対する黒田は「やっと発表されたかって感じで。K-1代表とかRISE代表とかは僕からしたらそんなのどうでもいいので、強いヤツと戦えることが凄くワクワクしているので、しっかりぶっ倒したいと思います」と、団体の枠は関係なく強敵と戦えることが嬉しいとした。  互いの印象について風音は「決まるまであんま知らなったんですけれど、映像を見て倒しているので強いんですが、全体的に僕の方が強いかなっていう。特に相手に対しての印象はないですね」と、自分の方が強いときっぱり。  黒田はニヤリと笑い「相手の印象は『見たか、ボケ』以上です」と、風音が2021年7月の江幡睦戦で番狂わせの勝利を収めた後のマイクパフォーマンスで叫んだ言葉を口にした。
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