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【THE MATCH】55kg王者対決に鈴木真彦「思い切り倒したい」vs.金子晃大「K-1を背負って戦う」

2022/04/22 20:04
【THE MATCH】55kg王者対決に鈴木真彦「思い切り倒したい」vs.金子晃大「K-1を背負って戦う」

RISEバンタム級王者とK-1スーパー・バンタム級王者の現役王者対決となった鈴木(左)と金子

 那須川天心(TARGET/Cygames)vs.武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の“世紀の決戦”がメインイベントで行われる、2022年6月19日(日)東京ドーム『THE MATCH 2022』の追加対戦カード発表記者会見が、4月22日(金)都内にて行われた。

 今回の会見では、K-1とRISEのチャンピオンクラス・主力選手同士がついに激突する“全面対抗戦”というべき8試合が発表された。

 55kg契約3分3R延長1Rで、RISEバンタム級(-55kg)王者・鈴木真彦(山口道場)とK-1 WORLD GPスーパー・バンタム級(-55kg)王者・金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が激突。


 鈴木は軽量級離れしたパンチ力と卓越したテクニックで、2018年11月にトーナメントを制してRISEバンタム級のベルトを獲得。2015年8月の『BLADE FC JAPAN CUP -55kgトーナメント』で那須川天心に敗れて以降、連勝記録を重ね5年間無敗、20連勝という驚異の記録を打ち立てたが、2020年11月の「那須川天心挑戦者決定トーナメント」の決勝で志朗にダウンを奪われて連勝がストップ。2021年2月に溜田蒼馬、7月にテーパリットに勝利して9月に那須川天心との再戦を実現させたが、判定3-0で再び敗れた。11月大会では江幡塁を初回KOに沈めて再起を飾ると、2022年1月に拳剛も初回KOして2度目の王座防衛に成功。4月には江幡睦にダウンを奪って判定勝ち。戦績は32勝(19KO)5敗。

 金子は第2回K-1アマチュア全日本大会チャレンジAクラス-55kgで優勝し、2006年9月にKrushでプロデビュー。無敗のまま6戦目で軍司泰斗を破りKrushバンタム級王座を奪取、第3代王座に就いた。卓越したテクニックと攻撃力で9連勝を飾っていたが、2020年3月に玖村将史に判定で敗れ初黒星。2021年3月に1年ぶりの復帰を果たすと鬼山桃太朗にTKO勝ち、9月は晃貴に初回KO勝ちと連続KO勝利。今年2月の「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」では黒田勇斗にKO勝ち、璃明武にKO勝ち、玖村将史に判定勝ちしてK-1王座に就いた。戦績は14勝(8KO)1敗。


 鈴木は「出場が決まってとても光栄に思います。東京ドームで大舞台での試合でしかも相手がK-1王者の金子選手なので王者対決、夢の王者対決ということで自分自身もめちゃくちゃ楽しみです。しっかり最後は倒して勝とうと思うので期待していてください」とKO宣言。

 金子は「今までと違って団体を背負って戦うし、自分は王者としてこの階級の選手たちの想いを背負って倒すつもりでやっていきます」と、K-1とK-1スーパー・バンタム級を背負って戦うと王者らしい意気込み。


 互いの印象については「シンプルに強いなと思いますね。アグレッシブでパワーもあって。倒しがいのある選手だと思うので 思い切り倒したいと思います」(鈴木)、「この前の試合を見に行ってたんですけれど、ガンガン前へ来て凄い噛み合う、K-1でやってきたことが体現できると思います」(金子)との印象。

 今のところ両団体の現役王者同士の唯一の対戦(ベイノアは王座返上)となるが、それについて金子は「自分がやってきた選手に対してもそうだし、K-1を背負っていく覚悟があるのでそこを見せられたらと思います」との覚悟を語り、鈴木は「もちろんそれは意識しますが、K-1vs.RISEというか僕は一番を目指しているので、ほんまに強いヤツとやりたいというのが僕のアレなので、意識はしているようでしていない。そんな感じです」と、55kgでの一番を証明したいとした。

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