堀口「ミックスは、背が高くて手足が長くて本当に良い選手」
──ようこそ復帰戦へ。今回のハワイでの試合の心境は?
「とてもエキサイティングです。なにしろ前回は負けてしまったので、とにかく自分は取り返したいから」
──セルジオ・ペティス戦の敗戦後は気持ちを立て直すのに時間を要しましたか?
「いえ、全然大丈夫。ファイトでは常にいろんなことが起きるもの。だから自分は平気です。自分のメンタルは常に同じで、いつも集中している。トップに立ちたい。だから大丈夫」
──前戦はあんなことになるまで皆、あなたが勝つと思っていました。そんな状況にフラストレーションが溜まったりしましたか。
「ノー、もちろん負けたことはフラストレーションですが、でも試合に不満は無いです……とにかく自分は“取り戻す”。すごくワクワクしていますよ、彼にやり返すことが。リマッチしたい!(笑)」
──このトーナメントは短期間にカードが決まっていきましたけど、そのことですぐに敗戦をかき消せるであろうという点で、すぐに試合が組まれてよかった、という感じですか?
「そうですね、すごく幸せです。前戦で自分はKOされてしまったから、だからもっと試合をしなくちゃいけない、戦って、戦って、戦って、そして、彼(セルジオに)リベンジしたい」
──そういうなかでセルジオの負傷欠場はがっかりしましたか?
「いやいや。これはファンにとってもっとエキサイティングなことだって思ってます。トーナメント優勝者になって、暫定王者になって、そこで頂上決戦ができるわけですから。それはBellatorにとっても良いことだと思いますし」
──優勝してペティスとリマッチがしたい、と。
「もちろん!!」
──GP1回戦の対戦相手パッチー・ミックスのことをトーナメント最強の一人と評していたかと思いますが、彼の良さというのをどういうところに感じていますか?
「彼は本当に良い選手だと思います。グラップリングが素晴らしいし、彼にはアドバンテージがある。彼は背が高くて、手足が長くて。うん、良い選手だと思いますね」
──パッチー・ミックスのように、これまで自分と同じレベルの選手は相手にしたことがない、というような選手に対して、異なる団体のメジャーな選手たちと戦ってきた経験が活かされると思いますか?
「うーん、どうだろう。このトーナメントはタフです、みんなのレベルがほとんど拮抗していますので」
──なるほど、それが次の質問に繋がるのですが、いろいろなメジャー団体を経験してきた堀口選手にとって、今のBellatorのバンタム級が世界最高だと思いますか?
「そうですね。同意しますし、そうありたいと思います」
──端的に言って、どんな試合になりますか?
「良い試合になるでしょう! ははは!」
──頑張ってください。
「ありがとうございます!」