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【THE MATCH】対抗戦は「今回だけ」の一発勝負の可能性大、YA-MANは「俺たちが黒船」

2022/04/22 15:04
 那須川天心(TARGET/Cygames)vs.武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の“世紀の決戦”がメインイベントで行われる、2022年6月19日(日)東京ドーム『THE MATCH 2022』の追加対戦カード発表記者会見が、4月22日(金)都内にて行われた。  今回の会見では、K-1とRISEのチャンピオンクラス・主力選手同士がついに激突する“全面対抗戦”というべき8試合が発表された。  格闘技ファンが待ち望んでいた両団体の戦いが行われるわけだが、会見でRISEチームのYA-MANが「そもそもK-1とRISEはレベルが違うので。だってみんな歴史で学んだでしょう。日本が鎖国している時に日本はどうなったか。黒船が来て何もできなかったじゃん。それと一緒ですよ。俺たちが黒船です」と挑発。  これを受けて中村拓己K-1プロデューサーに、K-1はアマチュアからプロへのピラミッドを形成しており、基本的には他団体とは交わらない(他団体選手がK-1と契約してK-1に上がるのはあり、またK-1の契約選手がK-1 JAPAN GROUP以外のイベントに出場する場合もある)が、これを機にスタンスは変わるのかとの質問がされた。  中村K-1プロデューサーは「そのスタンスは変わらないです。今回だけです。今回だけ特別です。武尊選手と那須川選手が戦うところで特別な舞台・場所が出来たので、その中で試合を組んでいく以上は普段は見られないことをやるのが一番ファンの皆さんに喜んでもらえることなので、そういった部分では今回はスペシャルな試合、カードを組もうということで対抗戦という形になったのはこの大会だからなので、これからもK-1でやることや目指していくことは変わらないと思います。今回は対抗戦という形でやりますが、普段からみんなK-1が最高、K-1が一番だと思って普段の大会から戦っているので。それを今回はRISEさんの相手と試合をしてそれを見せるだけかなと思います。自分たちがやっていることの信念は変わらないです」と、対抗戦は“今回だけ”のスペシャルなカードだと断言した。  これにより、今回の対抗戦は文字通りの“一発勝負”。リベンジの機会は基本的にないと考えられるお互い非常にリスクの高い対抗戦となる。
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