女子スーパーアトム級は日本人8選手がすぐに揃うような状況だ
2022年4月17日(日)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナで開催された『湘南美容クリニック presents RIZIN.35』の第8試合RIZIN女子スーパーアトム級(49kg)タイトルマッチ5分3Rで、王者・浜崎朱加(AACC)を判定3-0で破り第4代王座に就いた伊澤星花(フリー)。
プロ僅か6戦目で、長年日本女子MMAの頂点に君臨していた浜崎に2連勝し、RIZINの頂点に立った伊澤はリング上でマイクを持つと「榊原さん、女子スーパーアトム級トーナメントをやってください。強さを証明します」と、女子スーパーアトム級のグランプリ開催を熱望した。
元々、今年開催するグランプリに女子スーパーアトム級を候補にあげていた榊原信行RIZIN CEOは試合後の総括で「(可能性は)十分あるんじゃないですかね。メンバーは揃うと思うので、どういう形でやるかは別として女子のスーパーアトム級は今年トーナメントとして実現させていいんじゃないかなと今日は思わせるような内容だったかなと思います。決定ではないですがこれから最終調整をして、伊澤選手のそういう意見も含めて前向きに考えたいなと、そう思いました」と、伊澤の活躍を見て実現へ向けて動くと発言。
(写真)RIZINで浅倉カンナに勝利している大島
伊澤は試合後のインタビューで、ベルトを巻いたのにそれでもグランプリをやりたいのはなぜかと聞かれ、「実際自分がRIZINで戦っているのは浜崎選手だけなので、誰には勝てないんじゃないかっていう声もあると思うので、トーナメントで当たった相手全員文句なしで倒して皆さんに認めていただきたいと思います」と、RIZIN女子スーパーアトム級を“完全制圧”するために開催を希望したのだと言う。
(写真)昨年大晦日でRENAに勝利したパク・シウはDEEP JEWELSで伊澤星花を苦しめたことがある
RIZINの女子スーパーアトム級には、伊澤、浜崎、浅倉カンナ、パク・シウ、RENA、山本美憂、SARAMI、藤野恵実、大島沙緒里と人材が抱負。すぐにでも8人が揃う状態。浜崎も打倒・伊澤に燃えており、実現すれば女子たちのアツい戦いが繰り広げられることになりそうだ。