MMA
レポート

前田吉朗が引退興行で盟友・後輩・師匠と涙のハードエキシビション「皆さんの顔を見て『ありがとうございました』と言えることを誇りに思います」

2022/04/11 06:04

▼第6試合 PANCRASE公式戦ライト級 5分3R
○木村俊也(BLOWS)70.15kg
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×林RICE陽太(パラエストラ東大阪)69.85kg

 1R、サウスポー構えの林は左右ローをヒット。さらに左ミドルも。そこに木村は右を狙う。左ミドル、左ストレート、右ストレートを打つ林。しかし近距離で四つで組む林。しかし体を入れ替えた木村はシングルレッグ。その足を外に出して防ぐ林は四つから小外がり狙いで崩してから左足をかけにいく。正対した木村が突き放し、左フック!

 林もテイクダウンのフェイントから左オーバーハンド! しかし木村も右フックを返すと、林は打ち合いのなかで右フックでダウンを奪取。立ち際に背中に乗るが残り15秒でゴング。

 2R、右ミドルを突く木村。さらに右の蹴り。右を振る木村にニータップで飛び込む林が金網際で四つに。しかしすぐに体を入れ替える木村はシングルレッグテイクダウン! 下の林はクローズドガードを4の字ロックで組んでネルソンで木村の首を入れる。

 首を抜いた木村に、金網でシッティングする林。木村は片足を両足で挟んで身体を伸ばして引き出し、空いた左手で細かいパウンドも力が入らない。足を解除し、アゴ下に頭をつけて左を細かく連打し、ゴング。

 3R、ワンツーの振りから右ミドルを当てる木村。さらに左フックで飛び込む。林はニータップも倒れない木村。右ミドルの木村。右で差して組む林は押し込み両脇差して小外刈り狙い。金網背に倒れない木村は体を入れ替えシングルレッグ。ここは林も耐えるがハイクロッチに組んだ木村は持ち上げテイクダウン! 立ち際にバックも横に落とした林が上に。

 ボディロックする林に立ち上がる木村が逆にボディロックからテイクダウン、シングルバックから引き込みも、またも上を取り換えす林が上に。左を振って前に出てニータップ狙いも木村は切る。林もスタミナ苦しいなか、凌いだ木村が前に出る。木村は左目尻から出血。

 判定は2-1のスプリットに割れ、木村が熱戦を制した。

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