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【修斗】飯野が2年半ぶり木内にリヴェンジ! 小野島が復活勝利。熱闘続出の新宿FACE

2019/06/08 17:06
【修斗】飯野が2年半ぶり木内にリヴェンジ! 小野島が復活勝利。熱闘続出の新宿FACE

若手の登竜門として、そして巻き返しを図る選手達の再生の場として大会が開催され、14年目を迎える修斗の新宿FACE大会。今大会も多くのサバイバルマッチが組まれた。

▼メインイベント 第10試合 ストロー級 5分3R
×木内“SKINNY ZOMBIE”崇雅(同級世界4位/和術慧舟會GODS)
[判定0-3]※28-29×2,27-29
◯飯野タテオ(和術慧舟會HEARTS)

ストロー級では、木内“SKINNY ZOMBIE”崇雅(和術慧舟會GODS)vs飯野タテオ(和術慧舟會HEARTS)の約2年半ぶりの再戦が決定。前回の対戦では木内が飯野の首を捕らえギロチン秒殺勝利。飯野はこの敗戦から約2年間の充電期間に入るが、2018年の復帰から2連続KO勝利中。再ランクインも目前となった。迎え撃つ木内も現在2連勝中と好調の両者による再戦。

1R、飯野の右ロー、ボディストレートに対し、左を振り組み付きバックをうかがう木内だが、飯野はアームロック狙いから正対。蹴り足を掴まれてシッティングにもなるが、ここもがぶられずに飯野は立つと右ロー、右ストレートで前進。しかし、木内は右ストレートを効かして飯野からダウン気味に腰落とさせる。



2R、飯野のダブルレッグに木内がハイエルボーのノーアームギロチン、さらにダースチョークに切り替えるが、頭を抜く飯野は、インサイドガードでパウンド!


3R、飯野は右で前進し、木内の右の蹴りを掴んでテイクダウン。木内のガードからの仕掛けを担いでパス。背中をマットに着けさせると、肩固め、バックから再三リフトして魂のドミネート! 判定3-0で2年半ぶりリヴェンジを果たした。

飯野「木内選手、戦ってくれてありがとう。木内君が相手だったからここまで頑張れました。こうやってトップ戦線に帰って来れて嬉しいです。ストロー級には強いチャンピオンがいるので、それに突っ込んでいかいないといけません。飯野タテオは修斗にいますんで、また見に来てください」

▼セミファイナル 第9試合 バンタム級 5分3R
×金物屋の秀(SHOOTO GYM K'zFACTORY)
[判定0-3]※26-29×2,27-29

◯小野島恒太(CombatWorkoutDiamonds)
※1R、小野島はローブローの反則で減点1

金物屋の秀(SHOOTO K'zFACTORY)と約2年振りの復帰戦となる小野島恒太(CombatWorkoutDaiamonds)のベテラン対決。

1R、ダブルレッグから押し込む小野島に差し上げる金物屋。小野島の左ローが2度ローブローとなる。小野島減点1に。再開、四つから崩していったんはヒザ着かす小野島だが立つ金物屋は体入れ替えヒザ。


2R、右アウトサイドローは小野島。金物屋の小手巻き払い腰を耐える小野島はさらに右から左フックでダウン奪う。

3R、右ロー、左ハイ、さらに左ボディと対角に攻める小野島。金物屋も右振るが小野島はステップでかわし、近づけばヒザ当てる。判定は3-0で小野嶋が勝利。さらに小野島は7月15日大会出場を直訴した。

また、7.15後楽園ホール大会で石井逸人vsガッツ天斗が決定した。

▼第8試合 フェザー級 5分2R
◯高橋孝徳(同級環太平洋9位/リバーサルジムMe,We)※所属先変更
[1R 2分13秒 KO]
×須貝THE YAMANBA(ピロクテテス新潟)※2018年フェザー級新人王&敢闘賞

2018年に連勝し念願のランクインを果たした高橋は所属をリバーサルジムMe.Weに移して初戦を迎える。対するは昨年度新人王、ピロクテテス新潟所属の須貝THE YAMANBAとなった。

四つから小外でテイクダウンした高橋がクルスフィックでパウンドアウト! リバーサルジムMe,We所属となり、自身初のKO勝利。

▼第7試合 フライ級 5分2R
◯平良達郎(Theパラエストラ沖縄)※2018年フライ級新人王&MVP
[判定3-0] ※20-18×2,20-17
×関口祐冬(修斗GYM東京)

2018年の新人王のMVP・平良達郎がフライ級戦で関口祐冬と対戦。表彰式で平良は「本物か偽物かはこの試合で分かる」と力強く語っている。

1Rからテイクダウンを奪う平良がパスガード、マウント。ヒジ・パウンドで攻め込む。2Rも関口の蹴りをかわすとダブルレッグでテイクダウンする平良がハーフからパスガード。マウントでヒジ打ち、マウントからのアームインギロチンで攻め込み、判定勝利。MVPの実力を証明した。

▼第6試合 フェザー級 5分2R
◯久保村ヨシTERU(飛翔塾コンドル)
[1R 0分51秒 反則失格]

×木下タケアキ(和術慧舟會HEARTS)
※1R、木下のグラウンド状態での膝蹴りにより久保村が試合の続行が不可能になったため。

2018年年末のAbemaTV「格闘代理戦争3rdシーズン」最終戦で2ndシーズン覇者・ユン・チャンミンからハイキック一閃、衝撃KO勝利を飾った注目の木下タケアキ(和術慧舟會HEARTS)が3月大会に続いての出場が決定。フェザー級でランクインも目前に迫った久保村ヨシTERU(飛翔塾コンドル)の胸を借りる。 

1R、遠間から距離詰める久保村に木下は差し上げて切りながら左の攻撃、左ハイで久保村にヒザを着かせるが、からみつきグラウンド状態の久保村に木下は追打。

反則でインターバルがおかれるが、久保村は回復せず。担架で運ばれた。木下は反則失格。

▼第5試合 バンタム級 5分2R
×鬼神光司(ブレイブハート)
[1R 0分51秒 KO]

◯榎本 明(リバーサルジム東京スタンドアウト)



※左ストレート効かせる榎本が首相撲ヒザでダウン奪いパウンド! 

▼第4試合 バンタム級 5分2R
◯よしずみ(SHOOTOGYMK'zFACTORY)
[判定3-0]※19-18×2,19-17
×奥平季之(クロウフォレスト)
※2R、よしずみがグラウンド状態でのヒザ蹴りで減点1


四つからテイクダウン、ハーフから肩固め狙いパウンドはよしずみ。2R、ダブルレッグテイクダウンはよしずみ。ハーフから肩固め狙い。亀からガードに戻しシングルレッグで立つ奥平だがそこにグラウンド状態での反則の蹴りはよしずみ。減点1。判定は3-0よしずみが勝利。

▼第3試合 フライ級 5分2R
◯輝龍(roots)
[1R 5分00秒 KO]
×牧ヶ谷篤(和術慧舟會群馬支部)

※共にオーソドックス構え。左ジャブ当て右フックは輝龍。右返す牧ヶ谷に首相撲からヒザ連打する輝龍がダウン奪いパウンド。

▼第2試合 フライ級 5分2R
◯大竹 陽(SHOOTOGYM K'zFACTORY)
[1R 1分35秒 KO]
×小川竜輔(リバーサルジム立川ALPHA)


※大竹がサウスポー構えから左ハイでKO

▼第1試合 バンタム級 5分2R
◯山城 翔(Theパラエストラ沖縄)
[判定3-0]※20-18×3
×関根 累(roots)※デビュー戦


1R、ダブルレッグ、シングルレッグトライからボディロックテイクダウンは山城。ハーフからヴァンフルーチョークも。2Rもボディロックから後方にテイクダウンは山城。パウンドのスペースで立つ関根は右ミドルもタイムアップ。

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