キックボクシング
インタビュー

【REBELS】春から大学生、努力する天才・安本晴翔「蹴りを一番見てほしい」

2019/06/06 21:06
【REBELS】春から大学生、努力する天才・安本晴翔「蹴りを一番見てほしい」

空手仕込みの蹴りを得意とする安本。栗秋とはパンチvs蹴りの勝負となりそうだ

2019年6月9日(日)東京・後楽園ホールで開催される『REBELS.61』で次世代のキック界を担う逸材同士の対決が実現する。セミファイナルのREBELS-MUAYTHAIフェザー級王座決定戦の“SILENT ASSASSIN”安本晴翔(橋本道場)vs“破天荒な天才児”栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)。

 安本は少年時代からアマチュアで150戦以上を経験し、24冠王に輝いた。2016年6月に16歳でプロデビューを果たすと、6戦目でREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座を獲得(その後に返上)。2018年12月にはINNOVATIONスーパーバンタム級王座を獲得した。今年2月のシュートボクシングでの試合で14戦目にして初黒星を喫したが、4月のレベルスで般若HASHIMOTOに勝利して再起。今回はREBELS-MUAYTHAI王座の2階級制覇を目指しての試合となる。(取材・撮影=茂田浩司/REBELS)

栗秋の女性ファンに「試合を見て僕のファンにもなってほしい」

――4月から大学生になったそうですね。

「駿河台大学の現代文化学部のスポーツ文化コースに通っています。保健体育の教員免許も取れるところで、月曜日から金曜日まで午前中から午後4時半までびっしりと授業があって出席が厳しくて休めないんです(苦笑)。高校は通信制だったので、授業が終わると昼寝してから練習に行けたんですけど、それが出来なくなったので寝る時間は短くなりました」

――キャンパスライフは?

「特に面白いこともなく(笑)。ただ、キックをやっていることはみんな結構知ってて『見たことがある』と言われて、ちょっとびっくりしました。SNSの友達つながりとかかもしれないですけど」


――今回は「REBELS.61」のセミファイナル。注目が集まっていますね。

「ああ、相手が栗秋選手で、女性ファンがいっぱいいるからですよね(笑)。試合を見て、僕のファンにもなってほしいです(笑)」

――栗秋選手からは公開練習で「倒し方を教えてあげる」と挑発されていました。

「はい、記事を読みました。倒されないようにします(笑)。僕は自分のスタイルで頑張ります」

――前回(REBELS.60)は通常より重い59kg契約。しかも対戦相手の般若HASHIMOTO選手が1.7kgオーバーでリング上では68kgまで戻ってた。しかし試合でパワー負けしなかったのは、階級を上げてパワーも上がったからですか?

「階級を上げたからというか、減量が1~2kgでほとんどなかったので、その分、思い切り動けたのかな、と思います。普段の体重は60と61kgの間ぐらいで、今、身長は173、174cmです。またちょっと伸びました(笑)。最近、筋肉が付いてきた感じはありますね。練習では首相撲を30分はやっていますし、体の大きな人とも練習してるので。橋本道場のフィジカルトレーニングの成果ですね」


――この試合に向けて特に強化した点や「ここを見てほしい」というアピールポイントは?

「蹴りを一番見てほしいです。練習は普段通りにやってきました。特にどこを強化したとかはないです」

――今後の目標はありますか?

「えっと……、とりあえず有名にはなりたいです。REBELSのベルトを獲って、また大きな舞台に上がれるチャンスがあれば嬉しいです」

◆橋本道場・橋本敏彦会長のコメント

「晴翔君は『努力する天才』なんですよ。はじめた頃は覚えが悪かったけど、ずっと練習してた。小学生の頃は熱を出すと、学校を休んで1日中寝て、熱を下げてから道場に来てたよ(笑)。それぐらい練習を休まなかった。好きなんだろうね。ジュニアの頃は150戦して、ホームタウン(デシジョン)と体重が5kgも違う相手といい試合をしたけど負けて。それ以外は一度も負けていなかったよ。

 まだプロではジュニアの頃のような『いい試合』は出来ていないね。特に去年は怪我が多かった。身長がまた伸びて、筋肉も付いて、体が成長していたからね。

 栗秋君とは、お互いに倒す武器を持っている同士だから『お客さんが見たいカード』だよね。栗秋君は24歳? 同い年なら晴翔君が上だと思うけど、5歳も違うし『格上』の相手だと思ってますよ。

 簡単に言えばパンチ対蹴りで、栗秋君の左フックで倒されるかもしれないし、晴翔君がパンチに蹴りを合わせて倒しちゃうかもしれない。相手のパンチに合わせてミドルで腹を狙ったり、晴翔君のタイミングの良さは素晴らしいものがありますよ。

 勝負が終盤までいけば晴翔君だろうね。後半になればポイントは『腹とロー』ですよ。晴翔君はどちらも強いからね(ニヤリ)」(談)

<プロフィール>
安本晴翔(やすもと・はると)
2000年5月27日(19歳)
東京都東大和市出身 173cm
2016年6月デビュー
戦績15戦12勝(4KO)1敗2分

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