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【RIZIN】サトシがフェザー級との二階級制覇を宣言。朝倉未来、牛久絢太郎、斎藤裕……「強い人がたくさんいる。クレベルが時間がかかるならフェザー級のベルトも」

2022/03/26 11:03
 2022年4月17日(日)東京府中市・武蔵野の森総合スポーツプラザで開催される『RIZIN.35』にて、RIZINライト級(71kg)タイトルマッチに臨む王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)が、ライト級王座防衛と、フェザー級との二階級制覇、そして海外挑戦を宣言した。  本誌『ゴング格闘技』(NO.319)の取材に「RIZINの中でダブルチャンピオンを獲って、Bellatorとのダブルタイトルマッチに臨みたい」と語っているサトシが25日、FM横浜『F.L.A.G.』に出演。 「ライト級王座を防衛して、フェザー級のベルトも。もちろん私の弟クレベル・コイケがいるけど、(タイトルまで)時間がかかるから、フェザー級に強い人がたくさんいるからやりたい」と語った。 5連勝中でフェザー級の頂を目指すクレベルは、GP参戦が濃厚。タイトルマッチのチャンスがなかなか巡ってこないなら、先にボンサイ柔術の兄貴分として二階級を制覇し、2本のベルトを手土産に海外に挑戦したい意向だ。  4連勝中のサトシもまたクレベル同様に国内ライト級で無双状態で、「フェザー級に強い人がたくさんいるからやりたい」というなかには、王者・牛久絢太郎、朝倉未来、斎藤裕ら、未対戦の強豪が並んでいる。なかでも朝倉未来とはかつて練習で手合わせしており、サトシもその打撃センスを高く評価している。  本誌では、フェザー級減量のこと、朝倉未来との練習のこと、禁断の同門対決、そして青木真也戦のことなども語っているサトシだが、その前に難関があることも理解している。  4月に対戦するジョニー・ケースとは、2019年10月の「RIZINライト級トーナメント 1回戦」で対戦し、ケースが1R 右アッパーでサトシを降している。  その後、サトシは矢地祐介にTKO勝利、徳留一樹に一本勝ち、2021年6月のRIZINライト級王座戦でトフィック・ムサエフを三角絞めで極めて王座を戴冠。2021年の大晦日に矢地祐介と再戦し、腕ひしぎ三角固めで一本勝ち、4連勝をマークしている。  一方のケースは、2019年大晦日のRIZINライト級トーナメント準決勝でトフィック・ムサエフに1R TKO負け後、いったん北米PFL参戦が発表されたが出場することなく、日本マット復帰となった。2021年7月と10月と2002年2月に、計3試合ボクシングの試合を行い、いずれも1・2RでKO勝ちしており、前戦で打撃で敗れたサトシにとっては難敵といえる。  すでに追い込みに入っており、「来週から減量、まだ残り7kg、最後は5kgを落とす」というサトシは、屈辱の前戦からのリヴェンジに向け、「いまは全然大丈夫だけど、試合の日は緊張する、それはこの人(ケース)にだけ負けたことがあるから。でも緊張は大事。緊張が無いといい試合にならない」と語る。 「打撃のレベルが上がったことを次は見せたい。あと3週間頑張る。RIZINのベルトは日本にそのまま。ライト級のベルトを守って、二階級制覇してBellatorのベルトも狙う」というサトシは、果たして2年6カ月前のトラウマを払拭し、W王座、世界へ駆け上がることが出来るか。
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