2022年5月8日(日)東京・後楽園ホール『skyticket Presents DEEP JEWELS 37~フライ級 GP 2022 FINAL ROUND~』の追加対戦カードが発表された。
新設されるDEEP JEWELSフェザー級の初代王座を懸けて、東陽子(リバーサルジム新宿 Me,We)とKING レイナ(フリー)の再戦が決定。
東はKINGレイナと同じ柔道出身ファイター。柔道で2002年全国高等学校選手権優勝、2003年フランスジュニア国際大会3位などの実績を持ち、2017年12月にパンクラスでMMAデビュー。そのデビュー戦では腕十字で敗れたものの、その後は4連勝。2019年10月にタチアネ・フォンテスに判定2-1で敗れたが、2020年12月に直DATEに判定勝ちで再起。
2021年6月にはDEEPに乗り込み、KINGレイナと64kg以下契約で対戦。試合は打撃戦となり、手数を止めない東のパンチにKINGレイナは口から出血。東はジャブを的確に当て、KINGレイナの蹴り足をキャッチしてのテイクダウンで優勢に立ち、判定3-0(29-28×3)で勝利した。今回はそれ以来の試合となる。
KINGレイナは柔道出身で、2015年7月には「プーチン大統領杯第41回全日本サンボ選手権大会」女子68kg級で優勝。2016年11月にDEEP JEWELSでプロデビューし、2017年4月からはRIZINにも参戦。デビューから7連勝で人気者となったが、2017年12月のRIZINで シンディ・ダンドーワに初黒星。その後、RIZINではケイトリン・ヤング、ステファニー・エッガーに敗れるもDEEP JEWELSでは全勝。2020年にはDEEPのキックボクシングルールで熊谷麻理奈と対戦して1勝1敗。2021年7月にはシュートボクシングでSB日本女子ライト級王者・未奈と対戦したが判定3-0で敗れた。東に敗れた後は2021年12月にTe-aから腕十字で勝利している。
約11カ月ぶりの再戦は、新設されるDEEPJEWELS フェザー級王座を懸けての一戦。両者とも獲得すれば初のタイトル保持となる。東が返り討ちにするのか、KINGレイナが成長の証を見せてリベンジするのか。