梅野が判定に不服であることを伝えられると「言ったら言っただけ株が下がりますよね」と皇治
2022年3月20日(日)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)にて開催された『RIZIN.34』の第15試合RIZINキックボクシングルール61.0kg契約3分3Rで、梅野源治(PHOENIX)に判定勝ちした皇治(TEAM ONE)が試合後インタビューに答えた。
「冬眠明けで寝ぼけてるので、これくらいで勘弁してください」と試合内容について多くを語らなかった皇治だが、「でも、あれはダウンでしょ? レフェリーどこ見とんねん。あれダウンでしょ。レフェリーが一番寝ぼけとんちゃいます? 別に勝ったからいいんですよ」と、3Rに左フックで梅野が倒れてスリップ判定になったことに不満そう。
先に試合後インタビューを行った梅野が判定についての不服を述べていたことを伝え聞くと、「いいんじゃないですか。それでまたSNSが湧くんでね。何とでも言ってくれたら。しゃあないですけれどね。俺もそういう思いはいっぱいしてきましたし、彼には彼のアレがあるんじゃないですか。俺が勝たないと盛り上がらないから仕方ないですよ。でも、どう考えてもあれはダウンでしょ。別にいいですよ、言わせてあげてください」と、梅野が言いたいならいいんじゃないか、と答えた。
リング上での会話は「1年間迷惑をかけたので、それを自分は謝っただけですね。自分は認めている相手とか尊敬している相手しか煽らないので、それを伝えただけですね」とし、梅野が皇治もジャッジが間違えているという趣旨の発言をしていたと伝えられると「知らんがなって話ですよ。俺にそんなジャッジのこと言われても(笑)。そんなやったら倒したったらよかったですね。皆さん分かっているんじゃないですか。まあ、言いたいなら自由に言ってくれていいですけれど、言ったら言っただけ株が下がりますよね」と、自分は言ってないとして話が食い違うところも。
それでも記者から判定について聞かれると、皇治は「もう勝ちをあげてあげて。(梅野に勝ちを)あげてください。もう何でもいいですよ。見てる人は分かるんでね。そういう男らしくないこと言わんとこうやで。言いたいならどうぞって感じですけれど、見直してしまったら逆にダウンってされるでしょう。レフェリー寝とったんだから。何でもいいですよ、お好きにどうぞ」と、VTR検証がされたら逆に梅野がダウンしたことになる、と話した。