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【RIZIN】弥益ドミネーターが萩原京平に一本勝ち! 勝利した皇治が6月トーナメント開催をぶち上げる、大雅と高橋はドロー、U対決は山本が僅差で勝利、阿部がストラッサー破る、大原がアキラに競り勝つ、ヤマニハが手塚に一本勝ちリヴェンジ! フライ級勢は北方vs.村元、竿本が宇田との競り合い制す、福田が鮮烈KO!

2022/03/20 13:03
RIZIN.34 速報 2022年3月20日(日)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館) ▼第16試合 フェザー級(66.0kg)5分3R×萩原京平(SMOKER GYM)[1R 3分21秒 腕ひしぎ三角固め]〇弥益ドミネーター聡志(team SOS)  萩原は、2021年10月の朝倉未来戦で判定負けも、11月の昇侍戦で2R TKO勝ち、12月の鈴木博昭戦で判定勝ちと3カ月に3試合の連戦で2勝1敗。  元DEEP同級王者の弥益は、2020年大晦日の朝倉未来戦でRIZINに初参戦し1R KO負けも、2021年6月の東京ドーム大会では、73kg契約で“ブラックパンサー”ベイノアにスプリット判定勝ちしている。  リングサイドに平本蓮が陣取るなかでの、フェザー級戦。  1R、ともにオーソドックス構えから。中央を取る萩原の後ろ蹴りでダウンした弥益。ジャンピングフットスタンプの萩原に、立ち上がり左で差す弥益。小手に巻いた萩原は投げるも立ち上がり、スタンドを要求。  右ハイの萩原。弥益はスイッチしてステップ。ダブルレッグも深追いせず。右ロー! さらに萩原の左にカウンターのダブルレッグテイクダウン!  立とうとする萩原の右足を挟み引き出して、立ち際に右足に右足をかけ、左足のヒザ裏にのばしてフック(オタツロック)すると、背中ごしに左手首をリストコントロール。引き込んで糸通しから右足を首にかけて三角絞め狙い、いったんセンタク挟みの形から、さらに左手で右足を手前に引き寄せてヒザ裏で三角絞めを組み直し、右腕を伸ばし、外側にねじりタップを奪った。  試合後、弥益は、マイクで「こういうの苦手なんだけどな。キャラ的にはもっと闇っぽいことを言わなくちゃいけないんですけど、ほんとうにめちゃくちゃアウェーで、自分のファンとか応援なんて1人もいないと思ってたんですけど……(場内から拍手)。でも、これで勘違いして格闘技に専念しないように気を付けます。本日はみなさん、ありがとうございました」と、最後までらしく一本勝ちを語った。 【関連記事】・なぜ弥益は萩原を三角で極めたのか?・弥益ドミネーター聡志「常にうしろめたさを感じていた」・萩原京平「まさかあそこから三角が来るとは思っていなかった」 [nextpage] ▼第15試合 RIZINキックボクシングルール 61.0kg契約 3分3R〇皇治(TEAM ONE)[判定2-0] ※30-29×2, 29-29×梅野源治(PHOENIX)  2021年大晦日でYA-MANに敗れて「しばらく冬眠する」と宣言していた皇治だが、榊原CEOが『RIZIN.34』への出場を要請。それに対して皇治は自身のSNSにて「眠むたーてしゃあない。静かにせーて」と、まだ冬眠中だと投稿。ラブコールに対して拒否する構えを見せていた。  これに黙っていなかったのが皇治と因縁のある元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者の梅野だ。梅野は榊原CEOが皇治にラブコールを送ったニュースをリツイートし、「肘ありでやるのかキックボクシングでやるのかMIXルールでやるのか早く回答をくれよ」と、皇治のユーザー名をメンションして対戦を迫ったのである。  両者は2021年6月27日、同じ丸善インテックアリーナ大阪にて開催された『RIZIN.29』の「RIZIN KICKワンナイトトーナメント」1回戦で対戦。1R開始からわずか43秒、皇治のバッティングにより梅野は鼻を2カ所骨折してドクターストップ。両者とも不完全燃焼のノーコンテストとなった。  1R、ともにオーソドックス構え。左ローから入る梅野。皇治は間合いを潰して左右。左ミドルも突く梅野。皇治も蹴り返し。梅野は左インローをタイミングよく織り交ぜる。  詰める皇治の頭を嫌う皇治。梅野は左ハイ。ブロッキングする皇治は右から左ミドルで前進。  詰めて左ボディをヒットさせた皇治! 梅野は左インロー。皇治の前蹴りを掴んで右。皇治の詰めに左右も返す梅野は左インロー! ミドル。皇治は右ストレートを伸ばす。  2R、互いにミドルの蹴り合いから押し込むのは皇治。距離が空くと梅野は左ミドル。皇治の入りに右ヒザも! しかし、皇治は右アッパーから左右。梅野にホールディングで注意。  下がりながら左ミドル、組んでこかす梅野! 皇治は右ローを効かす。さらに詰めて左ボディ!  梅野は左の蹴り。テンカオ。左ハイはかわした皇治にバックフィストも。かわす皇治は蹴り足を掴んでつめるが、その後が続かない。皇治はパンチが単発。梅野はミドル、ヒザでコントロール狙う。  3R、左ミドルを当てる梅野。しかし皇治の左フックに梅野が尻餅。ダウンかと思われたが、これはノーダウンの告知。皇治も左ミドルついてから詰めてパンチの距離を狙う。梅野にホールディングで「警告」。  再開。先にミドル・ヒザを突く梅野。皇治は右ローを当て右ストレートを振るが、梅野も左インロー、ミドル。皇治はアッパー、右の蹴りは空振りに。  下がりながらのミドル、ジャブは梅野。ムエタイの最終ラウンドのさばきでゴング。  蹴りを的確に当てていたのは梅野、前に出て左フック、ボディは皇治だが……判定は2-0で皇治が勝利。梅野は信じられないという顔で不服の声を挙げ、皇治も梅野の右手を上げた。  試合後、皇治は、「いやーあのー寝起きなんで許してください。1年間、梅野選手、梅野選手のファン、自分の頭で苦しめてしまってすみませんでした。ちょっと冬眠から明けたら勝っちゃうから、またアンチが沸くな。冗談抜きで、自分がリングに上がれてるのは支えてくれてる仲間、皇治軍団です。みんな愛してます、ありがとう。お前らがめちゃくちゃ好きです」と、皇治サポーターに感謝の言葉を語った。  続けて、「俺の愛するK-1から最近ゴチャゴチャうるさいな、野菜みたいなレオナ・パスタかレタス(レオナ・ペタス)か知らないけど、K-1の電気ナマズ(芦澤竜誠)も、RISEの和尚さん、なんたら寛(中村寛)、俺に勝ったピーマン(YA-MAN)もいるのかな。かな、ウジャウジャ喧嘩売ってますけど、6月の大会にここぞと乗ってるダサいファイターが多いですけど、俺は乗るつもりはないけど、どうしてもファンが観たいと言うなら、1DAYトーナメントでやりましょう。全員集まって60kgでトーナメントをやりましょう。どうですか? 冬眠明けでムエタイのチャンピオンに勝っちゃったから、本気出したら楽勝よ。不可能を可能に変えてやります。どれだけボロボロになっても。こんな時代ですが頑張りましょう。不可能なんてないですよ。みんな頑張りましょうね。もう放っておいてほしいのに、モテてしゃーない」とうそぶいて、リングを後にした。 [nextpage] ▼第14試合 RIZIN MMAルール(68.0kg)5分3R×中村大介(夕月堂本舗)[判定1-2]〇山本空良(パワーオブドリーム)  中村は大学時代に元UWFインターナショナル&元リングスの田村潔司率いるU-FILE CAMPに入門。プロデビュー戦となった2002年7月の『MMA The BEST vol.2』(PRIDE主催)では桜庭和志と対戦したシャノン・“ザ・キャノン”・リッチを相手に得意の腕十字で一本勝ちを飾った。その後はDEMOLITION、DEEPを中心に活躍し、PRIDE武士道、HERO'S、DREAMとメジャーイベントを渡り歩き、2012年6月には第7代DEEPライト級王者に輝いた。しかし、2013年4月の初防衛戦で北岡悟に敗れ王座から陥落すると不調が続き、2016年9月にモンゴルで開催されたMGL-1を最後にMMAから一旦離れた。  その後はグラップリング大会のQUINTETに参戦するなどしていたが、2020年9月のDEEPで約4年ぶりにMMA復帰。その復帰戦で長倉立尚から衝撃KO勝利を収めると、2021年2月には階級を下げてフェザー級王者の牛久絢太郎にノンタイトル戦でTKO勝ち。7月にはタイトルを賭けて牛久と再戦したが判定負けでリベンジを許した。今年2月26日にはDEEPで小見川道大の引退試合の相手を務め、“こだわりの腕十字”で一本勝ちしたばかり。41歳の大ベテラン。  対する山本は、元UWFインターナショナル、元キングダム、元リングスで元UFC-Jミドル級王者・山本喧一の次男。2000年生まれの21歳。2018年5月の『ZST/SWAT165』で須貝秋彦相手にプロデビュー戦、1Rに三角絞めで一本勝ち。2戦目となった8月のZSTでは松本大輔に1Rフロントチョークを極め、2試合連続1R一本勝ちを決めた。  その後は勝ち負けを繰り返したが、2019年7月から3連勝を飾ると2021年4月のFighting NEXUS初代フェザー級王者決定トーナメント決勝で須貝秋彦と再戦し、右ハイキックをヒットさせ1R40秒TKO勝利、そして初代フェザー級王者に輝いた。2021年10月の『Road to ONE』では野尻定由に判定勝ち、5連勝と勢いに乗っていたが、2021年11月の「RIZIN TRIGGER」でKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者の鈴木千裕に判定負け。2月23日のTRIGGER 2ndでは新居すぐるを1Rわずか35秒、パウンドで仕留めている。  1R、脱力してノーガードで詰める中村に、ステップして手を上下にする山本はジャブ。左ハイも。ブロッキングした中村は右ロー。  左前蹴りから左右の山本。ブロッキングする中村はなおも詰めて右を突く。右を突く中村。山本のジャブはスウェイでかわす。中村の左ローがローブローに。手を合わせる中村。  再開。右ローを突く山本は右のスーパーマンパンチ。ブロッキングの中村は右ストレート。山本もかわしてジャブから。その入りにヒザを突く中村。互いに右ローを当て、追う中村はコーナーで跳びヒザ。四つからテイクダウン! 残り40秒。クローズドガードから腕を後方に押し込み、三角絞め狙いからうつ伏せで腕十字も、中村は極まっていないと動かず。  2R、またもガードを下げて詰める中村。互いのミドルでバランスを崩した中村だが組んできた山本にアームロック狙いでスイープ、さらにストレートアームバー。下からシングルレッグのスクランブルでバックに回る山本を落とした中村は腕十字へ! ここでヒジを抜いていた山本。  スタンドに。顔を前にして近づく中村。山本はいまのグラウンドの攻防で近づきにくくなったか。遠間からの右ロー。中村は後ろ蹴りも届かず。山本はバックフィストも中村はブロッキング。詰める中村に回る山本。追う中村は左右も、山本はサークリング。自身にストレスを感じたか、山本は声を挙げる。  3R、相手の顔に指を向けた山本に警告。「やろう、やろう」という中村。それに応える山本。詰める中村は左右。そこにボディロックも手首を掴まれると放す山本。  左右から上下に突く中村。左で差す中村。右で小手に巻く山本は右足を腿に当てて体を入れ替え離れる。  歩いて近づく中村。右回りの山本はローも手数が互いに足りない。左ジャブの刺し合い。山本のヒザ蹴りにバランスを崩した中村はその立ち際でアームロック狙い。そこに潜って捨て身気味の足関節狙いは山本。座って切る中村に、ヒザを伸ばせない山本は腕十字に切りかえ。  さらに外がけから鉄槌。中村はクロスヒール狙い。外した山本はサドルロックを狙うが、足を外した中村。ゴングに山本は正座して悔しそうに咆哮。  判定は2-1でアウトMAMを実行した山本が勝利。中村は意外という表情を浮かべたが、セコンドの山本喧一とコーナーで長い会話を笑顔で交わした。  試合後、山本は「勝った気はしないです。判定では世界最強の夢にかなわないからです。次は一本・KOします。このRIZINに出ている誰よりも絶対に強くなります。応援よろしくお願いします」と語った。 [nextpage] ▼第13試合 ウェルター級(77.0kg)5分3R×ストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会)[判定0-3]〇阿部大治(フリー) 元HEAT王者のストラッサーは、UFCで3勝2敗からRIZINに参戦。北岡悟、住村竜市朗から勝利を収め、その後はBellatorでレスリングの強豪エド・ルース、連勝中のジェイソン・ジャクソンに敗れたが、2021年11月に川中孝浩(BRAVE)を1R 肩固めに極めて一本勝ち。国内トップの実力を示している。  対する阿部は、柔道インターハイ90kg級で優勝後はキックボクシングでプロデビューし、2014年8月に初代J-NETWORKライトヘビー級王座に就いた。10勝4敗の戦績を残すとMMAに転向し、2017年7月にはPANCRASE史上最速4戦目でウェルター級王座に就いた。同年9月にUFCデビューを果たして勝利するも、その後は連敗。2018年10月から参戦したONEでも結果は残せず、2020年8月からDEEPに参戦すると、3連勝してDEEPウェルター級暫定王者となった。2021年10月にライト級でRIZINに参戦。アキラを相手に2R、ノースサウスチョークで一本負けを喫している。  1R、ともにオーソドックス構え。ストラッサーのローに、阿部は長い右を当ててダウンを奪う! フルガードの中に入れてダブルアンダーで抱き寄せるストラッサー。スペースが無い阿部。コーナー背に立ちあがるストラッサーは右を打ち返す。  さらに胴をクラッチして崩すが、片足を外に出して投げを防ぐ阿部は小手に巻いて払い腰テイクダウン! 立ち上がるストラッサー。ガード下げて入るとそこに阿部は右を当てる。  シングルレッグテイクダウンはストラッサー。ハーフガードの阿部は足を跳ね上げてリバーサル。ストラッサーはハーフガードで抱き寄せゴング。  2R、左から右を当てる阿部。ストラッサーは右ロー。さらに右を当てる阿部。ストラッサーはダブルレッグからボディロックへ。ここも右足を外に出してから、小手に巻いて払い腰テイクダウンは阿部! 離れる。  スタンド勝負の阿部。右を突くストラッサーだが打ち終わりにガードが空く。阿部のジャブに右を返してシングルレッグテイクダウンはストラッサー! ハーフガードの阿部は背中を着ける。左で差してパスを狙うストラッサー。  下から抱き着く阿部を上腕で圧力をかけてマウントを奪うと、左右からパンチ! 顔が出る阿部。ストップドントムーブで頭を中央に。そこでリバーサルして九死に一生を得た阿部が上でゴング。  3R、阿部の右をかわしてストラッサーも右を突くストラッサー。すっと近づき、得意の大外刈を決める阿部。ここで左で差して立とうとするストラッサーはディープハーフガード狙い。頭は腹下でスイープを狙うが、返らない阿部。ストラッサーはシングルレッグに切り替えるが、そこにヒザ蹴り、鉄槌を打ち込む阿部。ついに背中を着いたストラッサー。  阿部は左で枕に左脇に頭を突っ込み肩固め狙い。頭を戻した阿部は細かくパウンドを突き、また固めていく。体を離した阿部はスタンドを要求。再び大外刈を狙う阿部。下からシングルレッグのストラッサーに横三角絞めを狙うも組めない阿部はストラッサーの動きを止めて腹にパウンド。  判定は3-0で阿部が勝利。適正階級のウェルター級で力強さを戻した阿部の勝利に、セコンドの五味隆典が祝福した。  RIZIN初勝利を挙げた阿部は、「戦ってくれたストラッサー選手、ありがとうございました。一言、人生は失敗や成功を繰り返して成長するんだと思います。僕は子供がいるんですけど、かっこいい背中を見せて、子供に伝えていきたいと思います」と語った。 [nextpage] ▼第12試合 フライ級(57.0kg)5分3R○北方大地(パンクラス大阪稲垣組)[判定3-0]×村元友太郎(ALIVE)  1R、ともにオーソドックス構え。慎重な展開から先に右ローは村元。圧力をかける北方に右から左で飛び込む村元が右から左で飛び込む。コーナに押し込む村元はヒジ。背にする北方。膠着ブレーク。  右オーバーハンドを見せる村元。ブロッキングのする北方。互いの蹴りが交錯してバランスを崩すが、そこにダブルレッグテイクダウンは北方! 下の村元は腕を掴んでディフェンス。  2R、左から右を振る村元。北方は右から左。互いにパンチが交錯するなか北方は左ヒザを突いて、左で差して投げてテイクダウン!  ハーフで左で差してパス、マウントに背中を見せて落とそうとする村元に落とされずに4の字でバックコントロールする北方。背後からこつこつパンチを入れてゴング。  3R、行かないと勝てない村元。しかし先に詰める北方。村元の右は大振り。右の蹴り上げから前足にシングルレッグも、すぐにスクランブルで立つ北方。次のダブルレッグテイクダウンもその勢いので後方に回して立つのは北方。  今度は北方のダブルレッグを切り返してスタンドバックにつく村元。引き抜こうとする村元の足もとを掴む北方は投げられず。村元のリアネイキドチョーク狙いを切り返して、左右振り前へ。そこに押し込む村元。北方はギロチンチョークで引き込み。極まらないとまだ首を持ったままの北方は立つ。最後、残り20秒で村元は左右を我武者羅に振って首相撲ヒザも、北方ももらわず打ち返して右アッパー。  判定は3-0で要所を取った北方が勝利。難病に苦しみながらも復帰し、RIZINフライ級戦線で駒をひとつ前に進めた。 [nextpage] ▼第11試合 RIZIN MMAルール(71.0kg)5分3R〇大原樹理(KIBAマーシャルアーツクラブ)[判定2-1]×アキラ(武蔵村山さいとうクリニック/&MOSH)  RIZINで矢地祐介、渡慶次幸平を降している現DEEPライト級暫定王者の大原は、MMAでは6連勝中。アキラもRIZINでの阿部大治、鈴木琢仁戦の連勝前にPANCRASEで田村一聖、松本光史をKOに降すなど4連勝中で、どちらかの連勝が止まる上り調子の2人の対戦だ。  1R、身長差は13cm。さきにオーソドックス構えの大原が右ハイで牽制。サウスポー構えのアキラは遠間に立ち、右で突いて前に。さばく大原。  左を振って詰めて四つのアキラ。体を入れ替える大原に、石渡はボディロック。脇を潜りバックテイク。いったん浮かすが、クラッチを下げる大原。横に屑いて尻まで着かせるアキラだが、すぐに立つ大原。  アキラはハイクロッチに切り替え持ち上げ頭からテイクダウン。しかしここも立ち上がろうとする大原。アキラのがぶりに頭を上げる。なおもついていくアキラはダブルレッグから尻下でクラッチいてテイクダウン!  ついに背中を着かせたアキラ。コーナーで足をさばいてパウンドを打ち込むアキラ。最後に足をかついで右パウンドを連打もゴング。力を使ったアキラだが、スタミナは? 大原にロープ掴みの注意も。  3R、前手の右フックから左右を突いて前に出るアキラはダブルレッグも切る大原は左ハイ! さらに右を当てて前へ。後退するアキラ大原は右ミドルから右ヒザ! しかしこれをキャッチしたアキラはシングルレッグでハイクロッチテイクダウン! 腰をつかむアキラに片ヒザを着いて立ち上がろうとする大原。  コーナー背に立つ大原に、押し込むアキラはボディロック。クラッチの握力はどうか。体を入れ替えクラッチを切った大原。ブレーク。  右を振るアキラに右ミドルを当てる大原だが、蹴り足を掴まれる。右足にしがみつくアキラから足を切った大原がスタンドバックに。そのクラッチを放さないアキラはスタンドで背を向けると背後から大原がヒザを突くが距離が足りない。ゴング。  判定は2-1に割れ、大原が勝利。組んでテイクダウンはアキラも、打撃のアグレッシブ差で大原が勝利。MMA7連勝をマーク。アキラは4連勝でストップとなった。 [nextpage] ──休憩── ▼第10試合 RIZINキックボクシングルール 61.0kg契約 3分3R△大雅(チームドラゴン)[判定1-0 ドロー]△高橋 亮(真門ジム) キックルールで元K-1王者の大雅と、大阪キック界で名を轟かす高橋2兄弟の次男・高橋亮が対戦。互いにサウスポー構えだが、K-1スタイルの大雅とムエタイスタイルの高橋では距離が異なる。K-1とNKBという対極の団体をバックボーンに持つ両者がいかに打撃を当てるか、その間合いの勝負にも注目だ。  1R、ともにサウスポー構。圧力をかける高橋に先に左ミドルを打つ大雅。高橋は左ロー。しかし大雅も左ロー、右でと飛び込む。  右て飛び込み、右ヒザまで繋ぐ大雅。コーナーから出る高橋は左回りの大雅が左を伸ばしバランスを崩したところに、左ヒザを突いてダウンを奪う。  立ち上がった大雅。右を振り、左ロー。高橋も右から強い左いローに繋ぐ。大雅の右をかわして左を突き、ヒザを突き上げる高橋! 2R、右から左ローを当てる高橋。大雅も右カーフを返す。左の飛び込みは大雅。かわす高橋に大雅の左は大きくなる。さらに右フックに、高橋のテンカオがカウンターで当たる。  ジャブの刺し合いは大雅。しかし高橋は上下に突きボディも。頭を下げて詰める大雅に高橋はヒザ! 大雅は鼻血。高橋は左ミドルも。追う大雅の左はかわす。右ジャブ、から左を振る大雅だがかわす高橋はコーナーを出て右ミドルを返す。  3R、ダウンを取り返したい大雅は前に。しかしその飛び込みを迎撃する高橋は左ハイ! 構わずワンツーで詰める大雅だが、単調に。先にジャブを出す高橋は、大雅の攻撃の出足に左ヒザ! しかし左を当てた大雅! 詰めるが、高橋にホールディングの注意。  下がりながら左ハイの高橋。ブロッキングの大雅は高橋の右の内側に左を入れると、一気に詰め。高橋は足を痛めたか顔をしかめるなか、大雅は右フック、左フックで詰めて畳みかけてダウンを奪い返す。  判定は1-0(28-27, 28-28×2)で1者が大雅を支持もドローとなった。 [nextpage] ▼第9試合 バンタム級(61.0kg)5分3R〇アラン・ヒロ・ヤマニハ(ボンサイ柔術)[2R 3分25秒 リアネイキドチョーク]×手塚基伸(シークレットベースドミネート・コブラ会)  7年半ぶりとなる再戦で、初戦は手塚がわずか69秒でヤマニハに一本勝ちしている。元UFCの手塚は、ヤマニハも極めた必殺の肩固め、伊藤空也を極めた腕十字など、打撃と組みを使い分け、独特のセットアップで形にハメてしまう寝技師だ。しかし、ヤマニハも手塚戦後に4連勝を2度マークするなど、その進化は著しい。同世代の両者の軌跡が見えるリマッチとなるだろう。  ヤマニハのセコンドにはマルキーニョスとサトシ、クレベルのボンサイ柔術勢。  1R、サウスポー構えのヤマニハは跳び蹴りから左右で組む。左で差すヤマニハ。手塚はロープ背に。右足をかけて崩してずうぐにバックテイクするヤマニハ。ハーフバックからツイスターを狙う。頭ごしに手塚の脇を潜ろうとするヤマニハ。ニアマウントになるヤマニハは正対際にネルソンにとらえる。  トラックポジションのヤマニハに、二重がらみでハーフの手塚が背中を着けて正対。ヤマニハは右腕を対角の腕で縛ってヒジ! フルバックに移行すると、手塚は右で足を手繰るが、それをヤマニハはヒジ・鉄槌で潰す。  2R、頭を下げ左右で飛び込む手塚。さばくヤマニハが左右をヒット! 下がる手塚が腰を落とすと右ヒザ! 手塚の組みをはがしてハーフの手塚に左ヒジ! 手塚は鼻血。半身でチョークを狙うヤマニハに正対する手塚。そこに上腕を喉元に入れて押し込みチョークするヤマニハ。  手塚の潜りにヒジを合わせるヤマニハ。手塚はディープハーフ狙いもヒザを突いて潰すとバック、両足をかけてリアネイキドチョーク! 手塚がタップした。勝者コールにヤマニハは右拳で高く天を突いてから、グラウンドに突き刺した。  手塚は試合後、ヤマニハとハグ。一本勝ちでリヴェンジを果たしたヤマニハはリング上で「ヒロです。ほんとうに8年前に負けたけど、その気持ちがずっとあった。先生、ありがとうございます。BELLWOODの鈴木さんありがとうございます。妻、子供を愛してる。ボンサイのみんなとここに来ました。もう普通の選手じゃない、ベルトまで頑張ります。本当にチャンピオンになります」と、力強く語った。 [nextpage] ▼第8試合 RIZIN MMAルール(57.0kg)5分3R〇竿本樹生(BRAVE)[判定2-1]×宇田悠斗(総合格闘技道場HOPE) 竿本はZSTを中心に活躍し、2018年5月に第4代ZSTフライ級王者となり、同年10月に前王者の伊藤盛一郎を2R判定で撃破。2020年8月にRIZIN初参戦を果たすと中村優作にTKO勝ち、11月には北方大地に判定勝利、2021年11月にはTRIGGERで松場貴志に判定勝ち。怪我に泣かされて試合間隔が開くことが多いが、2016年11月から驚異の13連勝を収めている。 対する宇田は中学時代に部活動で柔道を経験し、県大会で準優勝。19歳からMMAを始めるとアマチュアでは12戦を経験して10勝を挙げ、2019年4月に修斗でプロデビュー。3連続KO・一本勝利を挙げるなどして、2019年修斗フライ級新人王を獲得した。2020年7月に西村大地と引き分けて連勝はストップしたが、同年12月には宮城友一を判定で破り、再び連勝ロードを歩み始め、2021年5月には修斗世界フライ級2位・清水清隆に判定勝ち。6戦して負け無しでRIZINに初参戦する。  宇田のセコンドには石渡伸太郎、上田将勝。竿本には宮田和幸。  1R、ゴングと同時にサウスポー構えの竿本がいきなり左右を振って飛び込むも、さばいて組む宇田が大内刈でテイクダウン。  コーナー際で下の竿本は右でオーバーフック。右足は腰に当ててキープ。腰を切って左足を手繰りながら腕十字へ! 長い右足で顔を蹴る宇田! しかし、竿本はデラヒーバで股下に潜りバックテイク。腕はコーナーで正対すると左で差して崩し! さらにボディロックテイクダウン!  フルガードの中に入れる竿本。両腰に足をかけた竿本は再び今度は右に腰を切って腕十字へ。深く入るがゴング。  2R、オーソドックス構えの宇田は右の後ろ回し蹴りも空振り。右ストレートで飛び込む。さらに右オーバーハンドで飛び込むがかわした竿本も右を振り頭とバッティング。宇田が休み中断後、再開。  右インローを当てる宇田。さらに跳びヒザの竿本をキャッチしてテイクダウンは宇田。下の宇田は背中は着かずフックガード。潜りを狙うなかでハーフに。足を戻しバタフライガードの竿本。右足でラバーガードでオモプラッタを狙い、ヒジも下から突く。  上からボディロックしたままの宇田は頭を突っ込み右にまたごうとするがパスさせず。離れた宇田はジャンピングフットスタンプ! しかしすぐに立ち上がる竿本が左を振る。  3R、詰める竿本はスイッチからサウスポー構えに戻す。右跳びヒザからニータップを狙う宇田。そのボディロックに背負い投げの竿本。ついていく宇田はバックテイクも、立つ竿本。なおもボディロックの宇田だが、右で左足に手をかけた竿本が正対し、宇田に尻を着かせ、両足を束ねて、コーナーから横に倒してテイクダウンする竿本!  ヒザを曲げ立ち上がる宇田。コーナー背にするが、左を差す竿本はダブルレッグ狙いも、ボディロックから右で小外がけテイクダウン! 背中を着いた宇田はハーフガード。二重がらみから左で差して立ち上がりへ。その際で再び引き出す竿本がヒザ蹴り!  立つ宇田は、竿本の圧力にギロチンチョークで引き込みも、すぐに頭を抜く竿本が頭を抱えて後方に回して上でゴング。  下からも仕掛け際を制した竿本だが、判定はまさかのスプリット判定に割れ、竿本が勝利した。 [nextpage] ▼第7試合 RIZIN MMAルール(60.0kg)5分3R〇福田龍彌(MIBURO)[1R 0分54秒 KO]×NavE(N★TRUST)  福田は前修斗世界フライ級王者。2019年6月に亀島聖児に判定勝利後、9月に渡辺健太郎を1R TKO。2020年7月に大阪のDEEP&PANCRESEで前田吉朗との暫定王者決定戦に臨み、3Rにカーフキックで前田の右足にダメージを与え、左ストレートでダウンを奪いパウンドアウト勝利。修斗世界フライ級王座に就いた。しかし、2021年7月に地元関西で迎えた防衛戦で、平良達郎に1R 三角絞めで一本負けし無念の修斗王座陥落。その後、2021年10月にDEEPに参戦し、王者・神龍誠に判定3-0で敗れたが2022年2月26日のDEEPでは伊藤裕樹にTKO勝ち。 NavEは、2018年6月から4勝1敗1分け。直近の黒星は2019年12月の松場貴志戦の判定負けで、2021年2月に藤田健吾に判定勝ちで再起。  1R、ともにサウスポー構え。先にNavEが左ロー、右ジャブから入る。低い構えの福田は頭を振って、左ストレートから右フック! 左後方に倒れたNavEに福田が右パウンド1発! レフェリーが間に入った。 試合後、福田は「MIBURO所属、DEEPから来ました、第7代修斗世界王者の福田龍彌です。戦いたい、もっと。ひりひり楽しかったですか。これが生きがいで毎日生活してます。今まで試合の機会があまりなかったので、今回もダメージも無いので、次も“おかわり”お願いします! GPもあるなら代打欠場でもぜひぜひ」とGP出場をアピールした。 [nextpage] ▼第6試合 RIZINキックボクシングルール 70.0kg契約 3分3R○憂也(魁塾)[TKO 2R 2分51秒]※レフェリーストップ×洋輔YAMATO(大和ジム/NJKFウェルター級王者)  憂也は2010年にK-1甲子園で準優勝、同年にDEEP☆KICKでプロデビューを果たすと、様々なリングで活躍。2013年12月には第2代DEEP☆KICK-65kg王者となった。RIZINには2度出場して、全て1RでKO勝利。右ストレートに破壊力を持ち、3試合連続で初回KO勝ちを収めて臨んだ2020年12月の『RISE』では緑川からダウンを奪って延長戦で勝利を奪う番狂わせを起こした。しかし、2021年2月のRISEでは“ブラックパンサー”ベイノアに延長戦の末に判定で惜敗。7月の『NO KICK NO LIFE』では緑川と再戦してドロー。11月にはねぎ魔神に完勝している。 洋輔は幼少の頃より空手を学ぶも長続きせず、中学を卒業する頃は地元でも恐れられるワルとなる。やがて少年院に入ることとなったが、出院後に大和ジムの門を叩きキックボクサーとして更生を目指すようになった。地下格闘技などのアマチュア大会では6戦5勝。プロでは2020年10月にNJKFウェルター級王座を奪取した。  1R、ワンツーと左ミドルでパワフルに前へ出る憂也。洋輔は憂也のジャブに右クロスを合わせに行く。すると憂也は左ボディ。洋輔はパワフルな左右フックからバックハンドブロー。洋輔は右カーフを狙い撃ちし、憂也がバランスを崩す場面も。憂也はワンツーで応戦する。  2R、洋輔は右カーフを蹴り、憂也はワンツーと左フック。カーフを蹴られないように接近戦で打ち合いを挑む憂也に洋輔も左右フックで打ち合うが、憂也が左フックでダウンを奪う。憂也が左三日月蹴りから矢のようなワンツーでダウンを追加し、ロープを背負わせて左右の連打を浴びせるとレフェリーがストップ。憂也がRIZINでの3連続KO勝利を飾った。 [nextpage] ▼第5試合 RIZINキックボクシングルール 61.0kg契約 3分3R○笠原友希(シーザージム/シュートボクシング日本スーパーフェザー級王者)[TKO 1R2分24秒]※レフェリーストップ×元氣(楠誠会館) 笠原は11戦目のSB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝戦で、植山征紀に敗れるまではプロデビュー以降10戦全勝をマーク。2019年6月には国内55kg級トップクラスの小笠原瑛作をヒジ打ちによるカットでTKOに破る大番狂わせを演じた。5連勝の勢いに乗って2020年7月、那須川天心の対戦相手に選ばれたが初回KO負け。 再起戦では手塚翔太と大激闘の末、KO勝ちでSB日本フェザー級王座に就いた。2021年2月は『REBELS』からの刺客、栗秋祥梧からシュートポイントを奪った上で完勝。4月にはRISEランカーでDEEP☆KICK 57.5kg王者の宮崎就斗から判定3-0で勝利、そして12月に王座決定戦を制してSBで2階級制覇を達成した。戦績は18勝(8KO)2敗のサウスポー。  対する元氣は幼少の頃より空手、拳法、柔道、キックボクシング、ボクシングを学び一時はプロボクサーの道を志したこともあったが怪我で断念しキックボクシングに専念。空手は三段の腕前で 元武林大会日本代表に選出された。現在はMA日本キックボクシング連盟ライト級2位。2020年にはキックボクシング40戦目となる試合でNJKFトップコンテンダーのHIRO YAMATOと対戦。判定で若いHIRO を振り切った。笠原より15歳年上のベテランファイター。  1R、両者サウスポー。笠原はパンチ&ローで攻撃を上下に散らし、左ストレートを強打。元氣は躍動感のある動きから飛び込んでの攻撃を見せるが、笠原はしっかり見て逆に当てていく。終盤、笠原が右フックをかわしての左ストレートでダウンを奪う。  一気に詰めて行く笠原左右のストレートで元氣を下がらせ、倒れ込む元氣に左飛びヒザ蹴り。笠原がトップロープから落ちそうになるほどの強烈な一撃で、インパクト大のTKO勝ちを飾った。 [nextpage] ▼第4試合 RIZINキックボクシングルール 53kg契約 3分3R―政所 仁(魁塾)[ノーコンテスト 1R1分30秒]※アクシデントによる負傷のため―佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ名古屋) 政所はRIZINでKNOCK OUTフライ級王者・石井一成にも勝利したことがあり、止まらない手数とバックハンドブローなど相手の意表を突く技を繰り出す。2018年11月にJ-NETWORKフライ級王座を獲得。2019年5月に田丸の初防衛戦で挑戦して判定で敗れているが、11月には一貴の弟・大崎孔稀からダウンを奪い、殊勲の勝利を収めた。しかし、2020年7月大会で大崎一貴とのスーパーフライ級王座挑戦者決定戦で敗れる。今年開催された「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」では準決勝の風音戦で敗退。2021年11月の「RIZIN TRIGGER 1st」で平松侑にKO勝ちして再起を飾った。 DEEP初代ストロー級王者カン・サトーを兄に持つ佐藤は、トリッキーな動きから繰り出す蹴り技を得意とし、SB中部地区の注目株。2020年3月の『KROSS×OVER11』では、ベテランの藤原あらしに判定勝ち。2週間後のRIZIN名古屋大会では國本正義と激闘を繰り広げ、7月にはMA日本バンタム級王者・KING剛も撃破。続く11月にはサンチャイ・TEPPENGYMも判定で破り、12月のSB日本バンタム級王座決定戦で伏見和之をKOして王座に就いた。今年2月には一階級上の王者・植山征紀と王者対決を行ったが、判定2-0で敗れた。  1R、佐藤は左三日月蹴りを中心に蹴りを主体とした攻撃。政所も右ミドルを返していく。政所が前足を上げてかわし、右ローを空振りして転倒した佐藤に政所がローを放ち、これが佐藤の頭部に当たる。佐藤は立ち上がることが出来ず、インターバルがとられたが、佐藤は試合続行不可能と判断され、試合不成立でノーコンテストとなった。 しかし試合後、佐藤は「左足首は練習中に怪我をしていたんですが、テーピングしていたので問題はなく、試合中に痛めたというのはないです。倒れて蹴りを見舞われて、その時にダメージがあって。コーナーポストまで歩いていく時は脚に来ていました。ああいうのは初めての経験だったので脳が揺れました。インターバルで回復したので続行されると思って、今から行きますと言ったらノーコンテストになって。なぜノーコンテストになったのか分かりません」と、倒れた時に頭を蹴られたことでダメージがあったと明かした。 [nextpage] ▼第3試合 RIZIN MMAルール(63.0kg)5分3R○Ryuki(フリー)[1R 2分07秒 TKO] ※レフェリーストップ×山本歩夢(フリー)  6歳から格闘技を始め、アマチュア時代には130試合を戦い数多のタイトルを獲得。2015年にホーストカップでプロデビューし、プロデビューから18戦無敗という快挙を成し遂げた。2019年2月にRISEで初黒星を喫したが、7月のRISEでは“人獣”中村寛を判定で破り、MMA転向を発表。2020年10月のPANCRASEで河村泰博に三角絞めによる一本負けを喫し、MMAデビュー戦は白星スタートを切れなかったが、21年7月のDEEPで同じく立ち技をバックボーンに持つ雅駿介と対戦すると、1Rパウンド葬でMMA初勝利を飾った。12月のDEEPでCOROと対戦すると、2Rに下からの腕十字で敗れる。約3年半ぶりのRIZINにMMAファイターとして帰って来た。  3歳から始めた柔道では高校時代に埼玉県のインターハイ予選と選手権予選共に66kg級と73kg級で優勝し、インターハイでも5位に入賞した。20年秋から本格的にMMAを始め、LDHが企画するAbemaTVの格闘DREAMERSのオーディションにエントリーするも、合宿中に怪我に見舞われ不合格。2020年12月にはDEEPでプロデビューを果たすと3戦3勝で全試合が1Rフィニッシュ。しかし、4戦目で関鉄矢に一本負けで初黒星。2022年2月にはキックボクシングの試合にチャレンジしたが、判定で敗れている。  1R、山本が左右フックでアグレッシブに前へ出ると、RYUKIは胴に組み付いてコーナーへ押し込む。ブレイクになると再び左右フックで前へ出る山本。  元キックボクサーのRYUKIに山本が打撃で攻め込む意外な展開となったが、RYUKIは山本のパンチをよく見て左フックをしっかり当ててダウンを奪い。すかさずサッカーキック。その強烈な一撃からのパウンドで、レフェリーがストップに入った。 [nextpage] ▼第2試合 RIZINキックボクシングルール 3分3R×山畑雄摩(NJKF心将塾)[1R 2分52秒 TKO ]※3ノックダウン○小川 翔(OISHI GYM) アマチュアで10戦ほど経験を積み、地元関西でプロデビュー。ここまでに20戦のキャリアを誇る。2021年4月にはトーナメントを制してDEEP☆KICK 63kg第3代王者に輝いた。RIZIN初参戦となった2020年11月のRIZIN.25では大雅と対戦し、真っ向勝負を演じるも判定負けを喫した。2021年6月のRIZIN.29大阪大会では髙橋聖人とドロー。  小学校6年生で極真空手の世界大会で優勝。2009年に15歳でプロデビューし、同年8月にはKrushに初出場。12年にK-1甲子園王者となり、2014年からREBELSを主戦場に移し、同年に第2代 REBELS-MUAYTHAIライト級チャンピオンとなる。2016年には蹴拳ムエタイスーパーライト級とWBCムエタイ日本ライト級で2冠を獲得し、2018年5月にはHOOST CUP日本スーパーライト級タイトルマッチで麻原将平を下し第2代王者に輝くなど数々のタイトルを手にしている。RIZIN初参戦となった2018年8月の名古屋大会ではシュートボクシングのエース・海人と対戦したが接戦の末に惜敗を喫した。キャリア58戦を誇る。  1R、サウスポーの山畑に小川は左へ回り込んでローを蹴っていく。山畑は左ミドル。前足をしっかり相手の前足外側にポジショニングする小川は右ストレート、左フック、右カーフを次々と当てていく。小川の右足へのローとボディへのパンチ、そして右インローでダウンを奪う。  立ち上がった山畑が右ローを蹴ろうとしたところへ右ストレートを合わせてダウンを追加。小川が詰めていったところで山畑が左ストレートをヒットさせて小川を下がらせたが、小川が右インローを蹴ると山畑は両手を着き、3ノックダウンで小川のKO勝ちとなった。 [nextpage] ▼第1試合 RIZINキックボクシングルール 70.0kg契約 3分3R○蛇鬼将矢(テツジム/NKBウェルター級王者)[1R 1分53秒 TKO]※レフェリーストップ×こうた(武心會) 蛇鬼はNKB関西の本部テツジム所属。2021年10月に行われたNKBウェルター級王座決定戦決勝にて、稲葉裕哉に判定勝利し王座を獲得。ここ3戦は熱戦は繰り広げるも白星から遠ざかっており、何としてでも白星が欲しいところ。 こうたはバスケットボールで高校・大学では全国大会に出場。25歳で空手を始め、2009年にはアマチュアムエタイの国際大会(IFMA Arafura Games2009)にて銅メダル獲得。その空手の実績を引っさげて、2011年11月にNJKFにてプロデビュー。2019年にはDEEP☆KICKで藪中謙佑と対戦し、70kg暫定王座決定戦に挑んだが、ここでも判定負けを喫している。 1R、こうたが右ストレートでコーナーへ詰めて、棒立ちの蛇鬼に連打を見舞って左フックでダウンを奪う。立ち上がると蛇鬼は打ち合いを挑み、パンチが交錯する中、蛇鬼が右フックでダウンを奪い返す。ドッと沸く館内。突進する蛇鬼が左フックでダウンを追加し、逆転KO勝ち。蛇鬼は歓喜のダンスを披露した。 [nextpage] ──オープニング── ▼オープニングファイト RIZINキックボクシングルール 3分3R佐藤 亮(NJKF健心塾)[TKO 1R2分15秒]※レフェリーストップ駿(Reborn Kickboxing Gym)  佐藤はNJKFスーパーフェザー級3位、DEEP☆KICKスーパーフェザー級5位。2015年のプロデビュー以来25戦を経験し、13勝を挙げている。  駿は学生時代ラグビーに親しんだが、19歳でキックを始めてアマチュア大会で10戦7勝の好成績を残し、プロの道へ。現在はプロ15戦7勝8敗5KOで、DEEP☆KICK 60kg 3位にランクされている。  両者は過去2度対戦し、1勝1敗。  1R、積極的にワンツーを出して前へ出るのは駿。佐藤はパンチから左ミドル、カーフ、ヒザにつなぐ。後半、さらにプレッシャーを強める駿が前へ出て右ストレートをクリーンヒット。これで佐藤を大きく下がらせると顔面、ボディへのラッシュから右フック2連打でダウンを奪う。  後方に倒れた佐藤は立ち上がることが出来ず、駿がKOで大会の幕を開けた。
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