【KNOCK OUT】栗秋祥梧「この1年を勝負懸けてやる」vs角田泰盛「気持ちの面では僕の方が上」、クボ マサヤ「しっかり格の差見せ付ける」vs Apollo中山「仕事を辞めて全部懸けてきた」

　2022年3月12日(土)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2022 vol.2』の前日計量が、11日（金）都内にて正午より行われた。 　第5試合のKNOCK OUT-BLACKフェザー級3分3R延長1Rで対戦する、栗秋祥梧（クロスポイント吉祥寺）は57.3kg、角田泰盛（CRAZY WOLF）は57.2kgで計量をパス。 　栗秋は「明日は自分らしい試合をして、また1から栗秋祥梧を作っていける試合をしていきたいと思います。全体的に鍛えてきましたが、この試合だからというわけではなく、この1年を勝負かけてやろうと思っているのでその先を目途に今作っています」と、この1年を“勝負の年”としていきたいと意気込み。 　角田は「KNOCK OUTの2戦目ということで、この前以上の気合いを入れてきました。この前もベストバストを生み出しますと言いましたが、今回もメインイベントとかに負けないような、僕の試合がベストバウトになるように盛り上げようと思います。前回もそうですが、1試合1試合に向けての気持ちというか、この試合に向けて濃い練習をしてきたので1日も1時間たりとも無駄にせずにやってきました」と、相当な気合いの入れよう。 　計量で顔を合わせた印象を聞くと、角田は「先ほど通りすがりに挨拶してくれて、良い人だと思いました。この試合に勝ってこの先にどういうふうに駆け上がっていくか、その気持ちの面では僕の方が上だと感じました」と、試合に対する気持ちが違うとする。一方の栗秋は「映像で見るよりイケメンだなと思いました」と笑った。 　角田は「（前回の）安本晴翔戦ではいい評価をいただいたのですが、結果としては負けたので今回は確実に勝つ、結果を残そうと気合いを入れてきました。この試合で勝って僕はその次を見据えています。僕がKNOCK OUTのフェザー級を盛り上げていきます。こんなところで止まっていられない。しっかり勝って、ベルトまで駆け上がっていこうと思います」と、試合内容だけではなく結果を残したいとする。 　栗秋は「1年を通しての1戦1戦だと思っていて、この試合はあくまでも通過点でしかないので、しっかり潰して次に進んで同門の小笠原選手と一緒に盛り上げて最高の景色を見られたらと思います」と、通過点にすると話した。 　第4試合のKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級3分3R延長1Rで対戦する、クボ マサヤ（PHOENIX）は64.8kg、Apollo中山（GOD SIDE GYM）は64.9kgで計量をパス。 　クボは「ここまで来て特に言うことはないです。明日は良い試合をして盛り上げます。特に変わったことはしていなくて、毎日つまらないこと、小さいことの積み重ねで今日の僕があると思うので、それをまた明日発揮できるように頑張ります」と、“地味”に積み重ねてきたことで勝負するとコメント。 　一方の中山は計量時から気合い十分。今にもクボに襲い掛からんばかりの気迫を見せ、「明日は練習の成果を十分に発揮して勝てるように頑張ります…とか、普通のことを言うつもりは全然なくて。ルールの中だったら何をやっても反則ぎりぎりでも勝ってやろうかなと。それぐらいダーティーな試合、それが俺の試合なのでそれを見せて勝てればなと思います。自分は去年にKNOCK OUTに出ると決める前から仕事を辞めて、全部懸けてここまできました。この試合だからどうとか言うつもりは全然なくて、通過点。去年からずっと作り上げてきたもの、どんどんバージョンアップしているものをお客さんに見せたいし、自分はそれを確認するだけです」と、ダーティーな試合をすると宣言。 　するとクボは「そういうことをする選手は事前に言いません(笑)。本人は真面目に真剣に格闘技をやっていると分かっています。それぐらいの気持ちはあるんだろうなと。逆にレフェリーが止めなければ僕も行くこともあるでしょうし、反則する人は事前にそういうことは言わないので別に何とも思っていません」と冷静な返答。中山は「オー、ウェイ！ という感じ」と笑った。 　計量で顔を合わせた印象を聞かれると、中山は「変わらずナイスガイだなと。ヘラヘラしてますけど、目の奥が座っているので試合になると嫌なやつなんだろうなと」と分析。クボは「見た目は怖いけど、良い人なんだろうなと。特にそれ以外に思うことはないです」とした。 　そしてクボが「明日はクボ マサヤ帰ってきたぞと思わせる試合をして、しっかり格の差を見せ付けて勝ちたいと思います」と宣言すれば、中山は「またKNOCK OUTに呼んでくれてありがとうございます。さっきも言いましたが、去年仕事を辞めて全部懸けています。人生変えるつもりでやっています。1戦1戦マジなので、そういうのをお客さんに見てもらいたいなと。相手はキックボクサーで世界でやってきた相手。横浜から喧嘩するつもりで行くので、やれんのか、やられるのか。そういうのに注目してもらえればなと思います。あとはチケットを売らないとKNOCK OUTの方から怒られちゃうので、ネットでも見られるし、まだチケットも当日あるらしいので、上からの圧も凄いのでよろしくお願いします(笑)」とアツく語った。