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【KNOCK OUT】王者対決は共にKO宣言、小笠原瑛作「KNOCK OUTを背負ってキッチリ倒す」、大田拓真「倒しにいきたい」

2022/03/12 06:03
 2022年3月12日(土)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2022 vol.2』の前日計量が、11日(金)都内にて正午より行われた。  セミファイナル(第7試合)のKNOCK OUT-RED -57kg契約3分3R延長1Rで対戦する、小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)は56.8kg、大田拓真(新興ムエタイジム)はリミットちょうどの57.0kgで計量をパス。  続いての記者会見で、小笠原は「明日は2022年一発目の『KNOCK OUT』での試合になるので、熱く盛り上がる試合で勝ちたいと思います。相手がやりたいことをやらせずに、最後は倒したいと思います」と、完封したうえで最後はKOすると宣言。対する大田も「今日まで練習と減量をうまく調整できたので、明日が凄く楽しみです。前回の記者会見では綺麗に戦うと言いましたが、倒しにいきたいと思います」とこちらもKOを狙うと話した。  昨年からKNOCK OUTのビッグマッチ開催を希望していた小笠原だが、6月26日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館での開催が実現したことに「今回決まって自分自身も興奮してるし、6月に向けて代々木で見たいと思われるような試合をしたいと思います」と、さらにやる気に拍車がかかった様子。  なぜ「倒しに行きたい」と考えが変わったのかを聞かれた大田は「先日他団体で弟が試合をして負けてしまい、その試合を見てしっかり倒しに行くスタイルがいいなと。綺麗に戦うだけではダメだと思って、倒しにいきたいと思いました」と、2月27日のK-1に出場した弟・一航が敗れた試合を見て影響を受けたという。さらに「他団体のチャンピオンには負けないという気持ちが凄く強いので勝ちたいと思います」と、NJKFを背負って勝つとの発言も。  それを聞いた小笠原は「倒しにきてくれたら僕にも倒すチャンスがさらに生まれるので、僕が綺麗に倒せる試合になるんじゃないかなと思います」と、倒しに来て来てくれるのはむしろ好都合とした。今回からフェザー級に階級を上げたことには「55kgの時よりも減量がラクになったので(練習では)動きやすかったと思います。階級をアップしたとしても、旧『KNOCK OUT』では57kgの試合もありましたし、タイでもやりました。今回初めての階級ではないので、そういう部分では過去の試合でもパワー負けしていないので、問題なく57kgの試合を見せられると思います」と自信を見せる。  王者対決でどこを見て欲しいか。大田は「全ての攻撃を綺麗に無駄なく出せるように練習してきたので、上手く攻撃するところを見て欲しいと思います」と言い、小笠原は「55kgから2kgもアップして減量もラクになったし、57kgでもスピード、パワーが通用するところを注目してもらえたらと思います」とそれぞれポイントをあげた。  最後に大田は「前回の試合から半年経ちましたが、変わらず練習してきたので明日を楽しみにしてもらえたらと思います」とメッセージ。小笠原は「大田選手はNJKFのチャンピオンで、僕はKNOCK OUTのチャンピオン。ある意味団体対抗戦だと思うので、僕は『KNOCK OUT』を背負って大田選手をキッチリ倒します」と勇ましい言葉を残した。
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