2019年6月5日(水)都内にて『K-1甲子園2019』の記者会見が行われた。
今年のK-1甲子園はこれまでと違う試みで東日本予選トーナメント(6月9日・GENスポーツパレス)、西日本予選トーナメント(7月6日・176BOX)と地区予選を行い、8月4日(日)東京・GENスポーツパレスで『K-1甲子園2019~高校生日本一決定トーナメント』を行う。
同大会をより一層盛り上げるべく「応援サポーター」と「PR大使」が決定。初代応援サポーターには日本一かわいい女子高生を決めるコンテスト『女子高生ミスコン2017-2018』でグランプリを獲得した福田愛依(ふくだ・めい)さん、PR大使には西日本がK-1甲子園2017&2018優勝・近藤魁成、東日本が同2016優勝・西京佑馬が任命された。
近藤は「K-1甲子園には2年連続で出させていただいて凄く成長できたので今回は応援で楽しみです」とあいさつ。今年3連覇を目指すとの話もあったが、「体重が当日計量でキツいなって判断があったので、今年は応援しようと思っています。今年は体重の関係で出られないので、何かの形で甲子園に触れていたいと思っていたのでいい機会。嬉しかったです」と、今年は応援に回ると話した。
西京は「毎大会レベルの高い試合になるので今回も楽しみです。就任したからにはしっかり応援していきたいです」とあいさつ。
注目選手を聞かれると、近藤は「昨年の決勝で戦った龍華選手。KHAOSでも優勝したので注目しています。僕は大阪なので西日本、特に大阪には注目してほしいと思います」、西京は「誰というのはないけれど毎回大阪の選手が強いので大阪の選手に注目しています。それに負けないくらい東にも強い選手はいっぱいいるので応援していきたいです」と、それぞれあげた。
近藤は「僕はみんなが遊んでいる時間に練習して優勝するという目標をもっていました。みんなは遊んでいたけれど練習できたのがいい思い出でした」、西京は「全国から強豪が集まるので優勝すればプロの道も切り開いていける。自分自身のいい経験になると思うのでみんな頑張ってほしいです」と、それぞれ甲子園での思い出を振り返る。
今回出場する選手には「技術よりも優勝したい気持ちの強い選手が優勝できる。優勝したい気持ちを強く持っておけば大丈夫」(近藤)、「ルールがプロと違って1R制なので、始まってからガンガン行く感じで行けば優勝できると思う」(西京)とそれぞれアドバイスした。
元気いっぱいに登場した福田さんは「今回このような機会をいただき嬉しく思います。同世代の方の熱い戦いをサポーターとして応援していけるように頑張ります」と意気込む。
サポーターに選ばれたことについては「スポーツが元々好きで、スポーツ関係のお仕事も好きなので嬉しかったです。アツい戦いが見られることにワクワクする気持ちが大きかったですねね。K-1は見る機会が少なくて、サポーターを通してK-1の面白さを知れたらいいなと思います。近藤さんとはお仕事で一緒になってK-1のことを教えていただき、そこでK-1を知りました。近藤さんのK-1での試合をまとめた映像を見たことがあります」と、格闘技に関してはまだ初心者だがこの仕事を通じてくわしくなっていきたいという。
最後は福田さんが考案したというK-1ポーズで締め括った ファイターの印象については「女性は守ってもらえるのが嬉しいのでガタイがしっかりしていてカッコいいなって印象です。同世代の方々のアツい戦いを直接見るのは私にとっても刺激的なので、目標や夢は違うけれど、そこへ向かって一生懸命に頑張る姿を私らしく応援したいです」と話す。
また、撮影のためグローブを初めて着用して「着けた瞬間に拳を合わせたくなって合わせました。K-1選手の真似して、選手の前でふざけてしまいました。着けたら殴りたくなりましたね。殴りたくなる相手? いません」との感想を言って笑った。