2022年2月27日(日)東京体育館で開催された『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~』の一夜明け会見が、28日(月)都内にて行われた。
第19試合のスペシャルエキシビションマッチ2分2Rで、K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦したK-1 WORLD GPフェザー級王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が会見に出席。前夜の試合を振り返った。
「打ち合いが出来たらいいなと思っていたんですが、いい打ち合いが出来て楽しくていい試合になったと思いますね」
武尊と拳を交えて感じたことは「率直な感想は強いなと。打ち合いは相当強かったです」と言い、「今回の試合で学んだことが多いので、次の試合からそれを含めてKOという形で全ての試合を終わりたいと思いました」と、次戦へつながるものがあったとする。
武尊のスピードについては「僕の階級でも全然通用するというか、それ以上の。ジャブとかも速かったし、あまり見えづらいというのを感じました」と、57.5kgの選手以上のスピードがあったとの感想。
同じK-1王者として「K-1最強を武尊選手に見せて欲しいので、それも含めて勝って欲しいというのが率直な感想です」との想いも拳で伝えた。
自身の試合については「4月の『K'FESTA.5』に出る予定なので、それに向けてしっかり追い込んでいい形でKOしたいと思っています。今回凄い追い込みも試合と同じようにやっていたので、その部分では4月も追い込みが全然いい感じに出来ると思うので、次はもっといい試合が、今回の試合より見せられるかなと思いますね」とした。
その4月3日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K'FESTA.5』では、K-1魂を引き継ぐつもりでメインクラスで試合をしたいかと聞かれると、「次は新時代のK-1になっていくと思うので、それを引っ張っていくのは僕だと思っているので。そうなるためにどんどん試合をしていきたいので、メインになるかは分からないですけれど、次の試合は王者としての試合になるだろうなと思っていますね」と、王者としてふさわしい試合を見せたいと誓った。