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【RIZIN】4連勝クレベル、朝倉未来、斎藤裕、王者・牛久絢太郎のベルトに挑戦するのは? フェザー級はGPではなく王座戦軸に「ワンマッチ」の可能性も

2022/02/28 12:02
 フェザー級はGPではなく王座戦線を軸とした「ワンマッチ」の可能性も浮上──2022年2月23日(水、祝)静岡・エコパアリーナ(静岡アリーナ)で開催された『RIZIN TRIGGER 2nd』の全試合終了後、榊原信行社長が会見で語った。  この日のメインイベントでは、フェザー級でクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が佐々木憂流迦(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)に2R 3分22秒、リアネイキドチョークで一本勝ち。  今後について、「ベルトを持っている牛久(絢太郎)とタイトルマッチをやりたい」と王座挑戦をアピール。再戦を望まれている朝倉未来には、「順番を待っていて」と語り、「牛久や斎藤(裕)や萩原(京平)はランカーだと思うけどまだ対戦していないから戦いたい」と、タイトルマッチを優先し、未対以外の選手と先に戦いたいと語った。  その後、榊原CEOは会見で、「メインに尽きるかなと。佐々木憂流迦も、(クレベルの)牙城を崩せるかというところで、爪痕を残した試合になりましたし、しっかり仕上げてきたと感じさせる試合でした。クレベルは地元で、ご両親も見に来ていて、奥さんも子どもたちもいて、柔術の生徒たちもいることが力にもなるしプレッシャーにもなる。まあそういう中でクレベルは8カ月ぶりの試合で、いろいろな経緯があったなかでのRIZINリスタートということでナーバスになっていた部分もあったのかなと思いますが、最終的にはさすがきっちり一本とって、フェザー級戦線でひとつ頭抜けた戦いでした」と、クレベルのRIZINでの4試合連続一本勝ちを評価。  その上で、「クレベルは『次でタイトルマッチ』と言っていましたが、当然ここまでの4連勝だと思いますし、近いタイミングで──ダイレクトでタイトルマッチになるかは“?(疑問符がつく)”ですが──近いタイミングのタイトルマッチのナンバーワン候補になったんじゃないかなと思っています」と、王座挑戦候補の一人だとした。  現フェザー級王者は牛久絢太郎(K-Clann)で、2021年12月のDEEP王座防衛戦以降、試合が組まれておらず、榊原CEOは、今春のタイトルマッチを示唆している。  その挑戦者候補は、大晦日前には、「ここまで僕らが斎藤選手にだいぶ無理させて10月の横浜でああいう結果になったので、タイトル戦としては斎藤裕のダイレクトリマッチが正しい筋」と語っていたが、斎藤は朝倉未来に判定負け、クレベルは朝倉未来に一本勝ち後、斎藤戦のオファーを受けられずに今回の佐々木戦に臨んでいる。  果たして、フェザー級の王座戦はどうなるか。そんななか、榊原CEOは、群雄割拠のフェザー級戦線について、「グランプリをどの階級でやるのか、ワールドGPなのか日本GPにするのかは、まだまだ(コロナの)状況を見ながらですが、いずれにしてもフェザー級は本当にタイトル戦線だけでも十分に面白いし、ここはどう考えるかです」と、新たなプランも挙げる。 [nextpage] タイトルを巡るワンマッチのほうが、ファンが求めるものが作りやすい 「グランプリはいいけど、1回戦で負けた選手はその1年間を棒に振るというか、グランプリやっている中で負けた選手がワンマッチというのはなかなか“どうかな”というところもあって、それであれば本当にタイトルを巡るワンマッチで見ていただくアングルのほうが、ファンが求めるものが作りやすいのかなと思ったりしています」と、フェザー級に関しては、1年を通したGPよりも王座戦を軸に回す可能性もあることを榊原CEOは語る。  フェザー級に海外勢が入ってくればワールドGP開催も視野に。ジャパンGPは、日本人選手の層の厚いフライ級での開催が現実味を帯びてきた。 「フライ級がグランプリになったり、そこに外国人が入れたらまた景色が変わるので、状況を見て、やるとしても7月以降になりますから、その前に、フェザー級ではクレベルももう一試合やるでしょう。当然、チャンピオンの牛久(絢太郎)もそうだし、斎藤(裕)をどうするんだという問題も含めて、混沌とはしていきますけど、いずれにしてもタイトルマッチを組んでいく最右翼、チャレンジャーかなと思っています」と、牛久vs.斎藤のベルトを賭けた再戦が最右翼だとした。  王座戦を軸にするとなると、ランキングの制定も可能な階級がフェザー級やバンタム級、フライ級になるだろう。一方で、フェザー級では平本蓮や鈴木博昭など、1試合でランキングの上位を入れ替えるファイターが存在するのもたしかだ。2月26日のDEEPでは、牛久と1勝1敗、小見川道大に一本勝ちした中村大介がクレベル、朝倉ら上位陣との対戦をアピールしている。  この日のメインの勝者クレベル・コイケは、朝倉の再戦要求に「彼と私はレベルが同じじゃない。前に対戦して私は朝倉にリスペクト滅茶苦茶あるから戦いたいとも思う。そして、次が誰でも戦う。牛久でも斎藤でも誰でもいい。朝倉には『順番待っててください』。1個ずつやってるから。リスペクトはしているけど、まだ牛久がいるし、斎藤がいる。萩原もやりたい」と語ったが、朝倉も自身のtwitterで「遅くなればなるほど俺が強くなってしまうだけ」と記すなど、リベンジに向けクレベルを追い込もうとしている。  GP開催なら7月、その前に牛久の王座戦や、クレベルのワンマッチが組まれるとしたら、対戦相手は誰になるか。4月大会でホベルト・サトシ・ソウザのライト級王座防衛戦で、海外から挑戦者を招聘することも明言している榊原CEO。駒が揃ってきたフェザー級でも海外勢が参入すれば、一気に勢力図が変わる可能性もあるタイトル戦線だ。 ◆RIZINフェザー級(66kg) クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)29勝5敗1分 ※2.23 TRIGGERで佐々木に一本勝ち牛久絢太郎(K-Clann)21勝8敗1分 ※12.12 DEEPで神田に判定勝ち朝倉未来(トライフォース赤坂)16勝3敗 ※12.31 RIZINで斎藤に判定勝ち斎藤 裕(パラエストラ小岩)20勝6敗2分 12.31 RIZINで朝倉に判定負けヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)15勝4敗 ※6.13 RIZINで斎藤に判定負けカイル・アグォン(米国)13勝10敗 ※2020.12.31 RIZINでクレベルに一本負け金原正徳(立川ALPHA)28勝14敗5分 ※10.24 RIZINで芦田にTKO勝ち摩嶋一整(毛利道場)14勝3敗 ※3.21 RIZINでクレベルに一本負け堀江圭功(ALLIANCE)12勝3敗 ※11.28 TRIGGERで中田に判定勝ち中村大介(夕月堂本舗)32勝20敗1分 ※2.26 DEEPで小見川に一本勝ち佐々木憂流迦(セラ・ロンゴ・ワイドマンMMA)23勝10敗2分 ※2.23 TRIGGERでクレベルに一本負け弥益ドミネーター聡志(team SOS)12勝6敗 ※3.20 RIZINで萩原と対戦萩原京平(SMOKER GYM)6勝4敗 ※12.31 RIZINで鈴木に判定勝ち、3.20 RIZINで弥益と対戦芦田崇宏(BRAVE)24勝11敗2分 ※10.24 RIZINで金原にTKO負け白川陸斗(トライフォース赤坂)11勝8敗1分 ※10.24 RIZINで山本にTKO勝ち神田コウヤ(パラエストラ柏)8勝4敗 ※12.12 DEEPで牛久に判定負けDJ.taiki(パンクラスイズム横浜)21勝14敗6分 ※9.23 DEEPで関に判定勝ち青井 人(BLOWS)9勝4敗1分 ※2.26 DEEPで木下尚祐にTKO勝ち関 鉄矢(SONIC SQUAD)14勝8敗1分 ※9.23 DEEPでDJに判定負け山本琢也(パラエストラ千葉)7勝2敗1分 ※10.24 RIZINで白川にTKO負け中田大貴(和術慧舟會HEARTS)4勝2敗 ※11.28 TRIGGERで堀江に判定負け昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)19勝15敗1分 ※3.6 LANDMARKで鈴木博昭と対戦鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)6勝3敗 ※3.6 LANDMARKで平本と対戦山本空良(パワーオブドリームジム)13勝6敗2分 ※2.23 TRIGGERで新居にTKO勝ち中川皓貴(総合格闘技道場 reliable)8勝2敗 ※2.23 TRIGGERで小島に判定勝ち小島勝志(STYLE PLUS GYM)12勝6敗1分 ※2.23 TRIGGERで中川に判定負け鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)1勝1敗 ※3.6 LANDMARKで昇侍と対戦新居すぐる(Potential)12勝12敗 ※2.23 TRIGGERで山本にTKO負け平本 蓮(フリー)1敗 ※3.6 LANDMARKで鈴木千裕と対戦久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)2敗 ※12.31 RIZINでシバターに一本負け
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