絶好調の芦澤は計量をリミットちょうどでパスするとこの笑顔
2022年2月27日（日）東京体育館『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN～第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント～』の前日計量＆記者会見が、26日（土）都内にて13：00より行われた。
第14試合のスーパーファイトK-1スーパー・フェザー級3分3R延長1Rで対戦する、芦澤竜誠(DRAGON FISH)は60.0kg、西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は59.9kgで計量をパス。
上機嫌の芦澤は「どうも芦澤竜誠です。ピース！ 普通に感謝してます。西元選手にもK-1にも自分にも。こうやって普通に試合が出来るんで。明日は凄い楽しみにしてるんで、皆さんも楽しみにしてください」とにこやかに話し、「いつも以上に仕上がりは良すぎるんで。減量もまったくなかった。昨日、メシ食わないでフルーツ食ったぐらいで、それまで何にも減量もしてないんで。もう今でも試合出来るし、明日でもいつでも試合出来る環境でやってきたんで。めちゃくちゃ楽しみにしてください。仕上がり最高です！ はい（笑）。西元選手も仕上がり最高だと思うんで、明日はめちゃくちゃいい試合が見れると思うんで、みなさん、楽しみにしてください」と絶好調宣言。
ABEMAのCMで「俺たちの芦澤がピンチ」と煽られたことについて聞かれると「俺はウケるなって笑ってますよ。普通に魅せるんで。俺が負けるとか、ピクリとも動かなくなるとか、KO勝ちするとか。みんなに予想して貰いたいです。どんどんどんどん、頭の中で。で、明日はリアルタイムで魅せるだけなんで。楽しみにしてください」と、試合まで様々な妄想をして欲しいとした。
一方、芦澤とは対照的に不機嫌そうな西元は「芦澤選手も凄い練習してきてると思います。SNSでコメントも色々見て、僕は溜まりに溜まってるので、明日は俺が派手に勝ちます。めちゃくちゃ注目してくれてるので、SNSは何も見てもイライラしかしなかった（苦笑）。やっと明日、全部爆発させられるなって感じですね。芦澤選手が最高の仕上がりって言ってくれてるので。僕はそれ以上に最高に仕上がってる。それをお互い、全力でぶつけ合えばいいものが生まれるんじゃないかって思います。その上で、僕が勝ちます」と、相当な不満を募らせているようだ。その全てを芦澤にぶつけるとした。
その気合いの入った西元のコメントについて芦澤は、「ああ、いいなあって感じですけど。ぶっちゃけ対策もしてないし、試合の予想もしてない。出来るんだけどしてない。なんでかっていうとその時を楽しみたいから。その時に全部対応すればいいから、って思ってるんで。試合をリアルタイムで、リアルを体感したい。で、自分のパワーはどんくらい出来るのか。今、卜部選手が横にいますけど、元チャンピオンに俺、勝ちましたよね。で、ただ勝っただけじゃないんですよ。いろんなものを背負って勝ったんで。卜部選手は（西元と）KRESTで一緒ですけど、卜部選手のためにも絶対負けないですね、俺。そういう気持ちです」と、自信満々に言い放った。
対策をしてないことを聞いた西元だが「僕も対策っていう対策はしてないですね。僕が普段持っている力を普通に出せば勝てると思ってるので。背負って勝つ、って言ってはったんですけれど、そういう気持ちも僕が全部奪い去ってやる、って感じです」と意気込んだ。
今大会はABEMAにてプレリミナリーファイトから全試合がライブ配信される。
