いよいよ復帰戦を迎えるKANA。準備は万端のようだ
2022年2月27日(日)東京体育館『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~』の前日計量&記者会見が、26日(土)都内にて13:00より行われた。
第17試合のスーパーファイトK-1女子フライ級3分3R延長1Rで対戦する、KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)は51.95kgで計量をパス、RAN(MONKEY☆MAGIC KICKBOXING STUDIO)は1度目の計量で52.65kgとオーバーしたが再計量は52.0kgで無事パスした。
これが1年3カ月ぶりの復帰戦となるKANAは「ここまで戻ってくるのに時間がかかった分、本当にしっかり準備できたので、今からでも試合ができるくらい体調は万全です。ここまで支えてくれた人、応援してくれている人のために勝つのはもちろん、自分のためにしっかり最高の勝ちを掴みたい。応援よろしくお願いします」と挨拶。
復帰を明日に控えた心境は「思ったより落ち着いています」と、笑みを浮かべる。1年3カ月前と変わった部分は何かと聞かれると「全てじゃないですかね。気持ちも技術面も、全てにおいて向上しています」と、復帰戦にして前回よりもレベルアップしていると話した。
どのような試合を見せたいかとの問いには「女子のK-1=KANAだと思ってもらえるように、しっかり見せてKOで明日は勝ちたいです」と、改めて“女王”の威厳を見せるKOだとする。
当初は1年3カ月前にノンタイトル戦で敗れた壽美とのタイトルマッチが決まっていたが、壽美が怪我のため欠場。代わって対戦相手となったRANが1度目の計量オーバーとなり、すんなりいかないことにイライラする気持ちはないかと聞かれると、「いや、特にないです。凄く落ち着いています。明日は試合すると思うので、対戦相手には契約体重まで落としてもらって、明日は正々堂々戦いたいと思っています」と冷静そのもの。
久しぶりのリングで3Rフルに使って調子を見たいか、それとも1Rですぐに終わらせたいのか。現時点での気持ちはどちらかとの質問には「明日リングに上がらないと分からないですが、倒しにいければ1Rから行きたいと思います」と話した。
明日の大会はABEMAにてプレリミナリーファイトから全試合がライブ配信される。