武尊、武居に続く王者が争われるスーパー・バンタム級トーナメント
2022年2月27日（日）東京体育館『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN～第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント～』の前日計量＆記者会見が、26日（土）都内にて13：00より行われた。
「第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に出場する8名は全員が計量を1度目でパス。続いての会見に臨んだ。
（写真）金子（左）と黒田
1回戦第1試合に出場する金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)は「この日に向けてしっかり仕上げてきて、減量もうまくいって調子いいんので。明日はいいものを見せられるんじゃないかなと思っています」と、いつも通り自信に満ちた様子でコメント。対する黒田勇斗（K-1ジム心斎橋チームレパード）は「最高の準備をして仕上げてきたので、明日は大会の1試合目としてインパクトのある試合をして盛り上げたいと思うので、楽しみにしておいてください」と、大会の幕開けにふさわしい試合をすると意気込む。
（写真）璃明武（左）と一航
1回戦第2試合に出場する璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)は「明日、チャンピオンになるための準備はしてきたので。明日は自分の中の最高のパフォーマンスをして、しっかり結果を出したいと思います」と、最高の自分を出して王者になるとした。対する一航（新興ムエタイジム）は「準備はしっかりしてきたので、明日自分自身、楽しみにしてます。よろしくお願いします」と、あとはやるだけの構え。
（写真）玖村（左）と鬼山
1回戦第3試合に出場する玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)は「時代を作る準備はしてきました。明日は圧倒的に優勝して、自分が歴代最強のスーパー・バンタム級チャンピオンだということを証明します」と、初代・武尊と第2代・武居由樹をも上回る王者であることを優勝して証明すると言い放つ。対する鬼山桃太朗（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）はかなり減量が苦しそうでかすれた声で「桃から生まれた鬼山桃太朗です。明日は僕の鬼退治を見ててください」と話した。
（写真）佐々木（左）と内田
そして1回戦第4試合に出場する佐々木洵樹(POWER OF DREAM)は「毎回そうなんですけど、今回特に一人じゃここまで辿りつけなかったなという想いです。POWER OF DREAMの会長とみんなと、あとプロボクシング時代の先輩後輩と、全部携わっていただいた人たちに感謝して。あとは家族、息子と嫁のためにも明日、チャンピオンになります。応援よろしくお願いします」と様々な人たちの想いを背負って戦うとする。対する内田晶（チーム・タイガーホーク）は「明日は小さい時からの夢だった舞台で、周りのみなさんの予想を覆してやりたいと思います。試合楽しみにしてください」と番狂わせを起こすと宣言した。
明日の大会はABEMAにてプレリミナリーファイトから全試合がライブ配信される。
＜記者との質疑応答＞
――試合を目前に控え現在の心境は？
金子「楽しみですね、一言でいうと」
黒田「やることはやってきたので楽しみです」
璃明武「いよいよ明日だなって感じなんですけれど、自分も楽しみにしています」
一航「大きな舞台で試合させていただけることが楽しみで。自分も仕上がりもバッチリなので、試合自体も楽しみです」
玖村「明日はかますだけって感じですね。明日は玖村兄弟の日にしようと思ってます」
鬼山「やるしかないかなって感じです」
佐々木「自分も楽しみですけれど、ここまで来るのにいろいろあったので、まずこの7人のことをリスペクトしないとって思っています。自分、もう30ですけれど、みんなまだ若いというか、まだ20代前半なのにこういう大舞台に出てきてるということがあるんので。そこの部分も、明日はぶつけたいと思ってます」
内田「自分も楽しみではありますけれど、楽しむっていう感じですね」
――今日、対戦相手を見た感想は？
金子「明日、倒すのにいい感じの相手だなって思いました」
黒田「試合上がりもよさそうやったんで、向かい合った時にさらにワクワクしました」
璃明武「明日は3試合戦うので、1回戦の相手については特に何も感じなかったです」
一航「1カ月前の会見の日に会った時よりも、やっぱり仕上がりもよさそうだったので、凄い楽しみにしてます」
玖村「向かい合って確信したことは、負ける気がしないっていうことですね」
鬼山「思ったより何も感じなかったですね」
佐々木「向かい合ってやることをイメージして、明日そのままやるって感じです」
内田「凄い仕上がりよさそうだったので、それに勝てば文句ないかなって感じです」
――目の前のベルトを見てどんなことを感じる？
金子「K-1のベルトがこの団体の一番という証拠なので、それをこのトーナメントで手にしたいなって思ってます」
黒田「目標にしてるベルトなので、目の前で見た時にワクワクしました。明日が楽しみです」
璃明武「このメンバーでしっかり優勝すれば、そのベルトはふさわしいと思うので。しっかり明日、結果を出したいと思います」
一航「今まで写真とかでしか見たことなかったですけれど、実際自分の手の届く位置にあるんだなって実感とワクワクがあります」
玖村「明日、ベルトを獲って、スーパー・バンタム級のチャンピオンとしての価値とK-1の価値をもっと上げていきたいと思います」
鬼山「ジムの代表の（渡辺）雅和さんに巻いてあげたいなって思いました」
佐々木「今まで目指してたものがここにあるっていうのと、（武居）由樹くんがずっと持ってたので、『あ、持ってたなあ』って感じです」
内田「物心ついた時からずっと一番欲しかったものなので。相当な覚悟を持って臨みたいです」
――決勝に上がってきそうなのは？
金子「ずっと言ってますけれど玖村選手に来て欲しいですね」
黒田「僕も一番強いと言われている玖村選手に上がってきて欲しいです」
璃明武「自分は佐々木選手に負けているので、佐々木選手が来てくれれば嬉しいです」
一航「前回、佐々木選手に自分の名前を出していただいたので、決勝でぜひ戦ってみたいです」
玖村「まあ、金子選手と見たいっていう声が多くて、けっこう盛り上がっていると思います。もしそうなったらもう一回、前以上の結果で倒したろかなと思っています」」
鬼山「まあ、金子選手ですね」
佐々木「みんな可能性あると思いますけれど、一人上げるとしたら金子選手とやりたいです」
内田「もちろん、璃明武選手にリベンジしたいっていう気持ちはあるんですけれど、四天王に勝ってこそ価値があるかなって思います」
