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【RIZIN】榊原CEO「仲直りしました」吉成名高が電撃復帰、KNOCK OUT王者・白幡裕星と「52.5kg・ヒジあり」で対戦=3月6日(日)LANDMARK

2022/02/25 16:02
【RIZIN】榊原CEO「仲直りしました」吉成名高が電撃復帰、KNOCK OUT王者・白幡裕星と「52.5kg・ヒジあり」で対戦=3月6日(日)LANDMARK

(C)RIZIN FF

 2022年3月6日(日)に限定観客と配信のみで開催される『+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.2』の追加2カードが2月25日に発表され、全5カードが決定した。

 この日、公式YouTubeのライブ配信で出場選手を発表した榊原信行CEOは、「びっくりすると思いますが、吉成名高選手です。仲直りをしました」と、大晦日の那須川天心戦を巡り、契約体重とルールで折り合いがつかなかった吉成名高(エイワスポーツジム)が、『LANDMARK vol.2』に参戦すると発表。

 続けて対戦相手が、現KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の白幡裕星(Battle-Box)になること、52.5kgでヒジ打ちありのRIZINキックボクシングルールで対戦することなどを発表した。

▼RIZINキックボクシングルール(※ヒジ有り)52.5kg 3分3R
吉成名高(エイワスポーツジム)
白幡裕星(Battle-Box)

 冒頭、榊原CEOは、名高の隣で「昨年末、『天心選手と戦ってほしい』とオファーをさせてもらって、残念ながらそのカードの実現はならなかったのですが、まずはこの場を借りて──決して吉成選手のこととか、ムエタイのこととか、エイワジムさんのことを悪く思って、そこに何か敵意を持って話したわけではないのですが、思いが余って、私の言葉が強くなってしまったり、表現がひどい形でほんとうにムエタイを愛する選手・関係者の皆さんに不愉快な思いをさせたことを深くお詫びいたします」と謝罪。

 続けて、「『謝っても遅いよ』ということかもしれませんが、ほんとうに名高と天心の試合を組みたかったし、名高選手にチャレンジしてほしいという、選手側・やる側とは別の思いが強すぎて言い過ぎた部分がありました。私の発言をきっかけとして、吉成選手と我々の間に“すきま風”が吹いたことも事実ですし、“何だよ、RIZIN”とひょっとしたら思ったかもしれません。ただ、ここまで心ある方々にすごく心配をしていただいて、間に入っていただきながら関係修復に動いていただいたおかげで、こうして2人でまたリセットして、“立ち技最強はムエタイである”と、さらに前人未踏のチャレンジもすると聞いていますし、またムエタイの強さを、新しいキックの世界を作り出していってくれる、それだけの存在だと思うので、お互い過去を清算して、手を携えて未来を築いていこうということになったことを今日、発表させていただきます。仲直りしました」と関係を修復したことを語った。

 また、名高は、大晦日の那須川天心戦を断った経緯を、「自分は那須川選手と試合することを、ひとつの大きな目標としてキャリアを積んできましたけど、天心選手がキックを卒業する大晦日までに、準備が整えばと思って、日々、精進したんですけど、“ヒジ無しのキックボクシングルールの55kg”では、自信を持って天心選手の前に立つ、心技体がまだ準備できていないと思って、断腸の思いではあったんですけど、大晦日の試合のオファーをお断りさせていただきました。その試合を楽しみにしてくださったファンの方には、この場を借りてお詫び申し上げたいと思います。ほんとうに申し訳ございませんでした」と説明した。

 榊原CEOは、「天心選手も含めて、フェンの皆さんに期待させてしまった部分があったと思います。しっかりマッチアップできる前に先走った部分があったかと思いますが、それが両選手に受けるとか受けないとか議論を呼んでしまったことをプロモーターとしても反省しています」とあらためて謝罪し、「6月にも天心選手と名高選手がやるんじゃないかという話があったと思うんですけど、実際に名高選手には打診をしました。ただ、昨年末の時点でも、55kgでヒジ無しのキックボクシングルールではなかなか難しいということで最終結論に至ったものが、その半年前では、まだまだ無理だ、ということで、6月の段階では天心選手に正式にオファーをすることもなく、そのカードはRIZINサイドでは消えていったカードでした。

 一部ファンのなかで、“名高が逃げた”“天心が逃げた”と(いう声が挙がり)、決してそういうことではなく、天心選手に至っては、正式にオファーが来ていない状況だったので、いろいろSNSが発達した時代で、憶測やコメントが一人歩きする部分はあるんですが、お互いにそういうことでタイミングが合わず実現させられなかった。名高本人も言うようにその目標に向かって頑張っていて断腸の思いだったと思いますし、カードが実現しなかったですけど、この先、また違った形で吉成名高が、このRIZINの舞台でも、またRIZIN以外の舞台でも、ムエタイの強さ、そして吉成名高という選手の素晴らしさを見せてくれると思うので、期待していただけたらと思います」と、今回の参戦に期待を寄せた。

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