地元でやるのはすごいプレッシャーだった
──8カ月ぶりの試合で間隔が開いたことの影響はありましたか。
「もちろん、私は長い間試合していなくてちょっと身体が緊張して、長く試合していないとちょっと大変でした。でもね、一番大変だったのは、ここは静岡だということです。地元でやるのはすごいプレッシャーだった」
──右フックをもらって、ボディにミドルキックももらいました。腹は効いてなかったですか?
「ああ、ミドルはなんともないですね、大丈夫です。パンチはちょっと当たったけど、しょうがない。試合ではいつも当たってしまうから、しょうがないです」
──最後、チョークを何度か極められなかったですね。パームトゥパームでも極まらず、最後は手首を引っ張ってクラッチを変えたのでしょうか。
「そう、彼がディフェンスして顎とか、いろいろちょうど手が入らなかったのです。でも、自分がいいポジションに(腕を)入れられてなくても、待っていればミスが生まれるから、彼が間違えたらちょっとずつだんだん私が直して、あとで極められる。最初に彼のディフェンスは良かったけれども、ちょっとずつ私が修正していった」
──あのクラッチは、いつもやるフィニッシュの形でもあるのですか。
「もちろんいつものジムで練習しているポジションですね。私がバックにいったら間違い無いよ、絶対に逃げられない。今日もラスト2分半くらい、あれは絶対に彼は無理です。私の一本勝ち」
THEY ALL WILL TAP👏@KoikeKleber submits @Ulka_Sasaki in round 2️⃣ of the Main Event!
— RIZIN FF English (@rizin_English) February 23, 2022
Purchase the PPV here🔽https://t.co/srFJgh4iJs #RIZIN #RIZINFF #MMA #kickboxing #格闘技 pic.twitter.com/B1uzxkgvM8
──つまり、佐々木選手のミスは背中を見せたことだったと。
「そう。多分、彼はそれを間違えている。彼が自信があるのはオフェンスで、ディフェンスにあまり自信がなさそうですね。でも私は両方自信があるから」
──王者の牛久選手と戦う順番を、榊原CEOは以前、斎藤裕選手にあると言っていました。また、今日の試合を受けて朝倉未来選手が対戦を望むことと思いますが、対戦を望まれていることをどう思っていますか。
「未來でも問題はないです。全然怖くない。大丈夫です。絶対私がまた一本勝ちできるよ。……1個さ、言っておきたいな! 朝倉は自分の戦いをやりたいんですよ。最近の2試合、堀江(萩原?)と斎藤。堀江(萩原?)はまったく朝倉のレベルじゃない。でも朝倉は判定で勝った。分かりますかね? 私は今日、佐々木とは同じレベルじゃないから一本勝ちした、それはみんな分かっていますよね。朝倉は、もっと練習頑張ってほしい。彼と私はレベルが同じじゃない。前に対戦して私は朝倉にリスペクト滅茶苦茶あるから戦いたいとも思う。そして、次が誰でも戦う。牛久でも斎藤でも誰でもいい。朝倉に(言いたいの)は『順番待っててください』。1個ずつやってるから。リスペクトはしているけど、まだ(これから)牛久がいるし、斎藤がいる。萩原もやりたいです」
──順番待ちをしていてください、と?
「そうそう」
──試合前に佐々木選手のランキングを「10番目くらい」と言っていましたが、試合を終えて、いま何番目くらいだと思っていますか。
「うーん。まだ、同じ『10』です。私も彼をリスペクトしていて、大好き憂流迦。でも、フェザーでまだ勝っていません。バンタムで何回か勝っていますが、でも、10かなあ。順番まだいっぱいいますから、ごめんなさい、憂流迦。でもリスペクトはしています」
──クレベル選手は、萩原京平選手をなぜそんなに評価しているのですか。
「いま萩原は、フェザー級でいっぱい試合をやっていて、ランキングに入ってる。多分、私と彼が戦うの面白いから。前回、(打撃コーチの)鈴木博昭先生に勝っているから、彼とやりたいかな。思うに、フェザー級のランキングがあったとして、彼はそこに入っていますよね。だから戦いたいんです。萩原とか牛久や斎藤はランカーだと思うけどまだ対戦していなから、私は戦いたいです」