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プロ化30周年記念イヤーを迎えた修斗が、7月15日(月・祝)「SHOOTO30th ANNIVERSARY TOUR 第6戦 Supported by ONE Championship」後楽園ホール大会の新たに決定した対戦カードを発表した。
2018年11月17日後楽園ホール大会のオニボウズ(※6.30 大阪で小巻洋平と対戦)戦の計量前日に脱水症状で搬送され、試合を行うことが出来なかった田丸匠(NASCER DO SOL)が復活の時を迎える。
前回は最悪の形でファン、関係者を落胆させる事となった田丸だが、今回はきちんと準備期間を設け、1階級上のバンタム級に対応できる身体を作ってきたのだろう。その天才的な試合運びと相反して大幅なウェイトカットを心配する声が多かったが、まだまだファン、関係者の期待が大きいのも事実。7月15日が審判の一戦となるが、汚名を返上するにはそれを超えるファイトをするしかない。ちょうど1年前の2018年7月15日には猿田洋祐(前ONE世界ストロー級王者)を3R TKOに下している田丸。1年ぶりの試合で階級変更、果たして天才・復活なるか。
迎え撃つのは2016年に新人王に輝き、技能賞も獲得した東北の実力者・一條貴洋(ブレイブハート)。金物屋の秀、齊藤曜、笹晋久、奇天烈ら上位ランカーとの対戦では肉薄するも納得のいく結果は得られず、2018年3月から戦線離脱。約1年間の充電期間中に欠点を見直し、練習環境を整え今回の再起戦に挑むこととなった。
両者共にリスタートとなるが、状況は異なり、ともに絶対に負けられない一戦であることは間違いない。
今や修斗の黄金の階級となったバンタム級は佐藤将光を頂点に世界ランキングを見渡して見ても、実力もさることながら個性豊かなキャラクターの宝庫だ。そこに天才・田丸匠が加わる事で更なるカオスを巻き起こすのか? それとも一條が田丸を止めるか? 結果によっては今後のキャリアを左右しかねない重要かつ残酷な一戦が実現した。
▼バンタム級 5分3R
田丸 匠(NASCER DO SOL)
一條貴洋(ブレイブハート)