2022年2月20日(日)東京・後楽園ホール『Krush.134』の前日計量が19日(土)都内にて13:00より行われた。
ライト級3分3R延長1Rで対戦する、堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)は62.25kg、南雲大輝(八光流柔術総本部)は62.4kgで計量をパス。
両者は2021年7月の「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」1回戦での対戦が決まっていたが、堀井が計量後に体調を崩し、そのまま病院へ運ばれたため南雲の不戦勝に。それ以前に2020年8月にも再戦が組まれていたが、堀井の負傷欠場によって流れており、今回ようやく決着戦を迎えることになる。
堀井は股間に2つ黄色い風船をつけて登場すると、「ラウェイサンダー!」(南雲のまだ見ぬ必殺技の名称)と言いながら、その風船を割るが、全く笑いが起こらなかったことに不満顔だった。
南雲は「明日は精一杯KOすることを目的に一生懸命戦います」、堀井は「明日は普通に第1試合ということで普通にKOしないと始まらないと思うから絶対KOでスタートさせるのでよろしく」と、それぞれKOを目指すとコメント。
南雲は「堀井が相手でよかったなという気持ちがあって。倒すためにやって来ましたし、4度目の因縁があるから決着をつけたくてやってきたのでそれが明日出ると思います」、堀井も「因縁どうのこうのより何回も決まっているカードなので、めんどくさいので決着付けて絶交しようと思います」と、両者ともこれを最終決着戦にする気十分。
どういう決着を望むかと聞かれると、南雲は「金的以外でKOします」、堀井は「普通にKOで。KOの中でもめちゃいたぶってのKOで」と答える。
相手に背中を向けてエビ反りになって相手を睨みつける堀井が「フラッシュバック」と命名したメンチ切りが今回はなかったが、その理由を聞かれると「忘れてました。明日をお楽しみに」というだけの理由だった。
フェイスオフで向かい合った感想を聞かれると、南雲は「顏が怖くて見れませんでした」、堀井は「全然元気がなかった。試合できるのかなって心配しちゃったけれど、明日俺に倒される準備だけしてくれればいいよ」と対照的。
最後に南雲は「応援してくれる人たちにいい試合を見せるということですが、しっかり倒して言葉だけじゃなく結果で恩返ししたいと思います」との決意を語り、堀井は「金的を何発打たれてもマジでKOするから。最終決着、よろしく」と宣言した。