アリス(左=本人のInstagramより)が実績とキャリアも上のNA☆NAに挑む
2022年3月13日(日)東京・後楽園ホールで開催される新日本キックボクシング協会主催の2022年第一弾大会『MAGNUM 55』に、アリス(伊原道場)の出場が決まった。
アリスは現在17歳。日本人の父とイスラエル人の母を持つハーフで、4歳から伊原道場で練習を積み、2019年3月にプロデビュー戦を勝利で飾った「ミスセブンティーン2018」の美少女モデル。9月のプロ2戦目でERIKOに判定負けを喫し、2020年10月の上野hippo宣子戦では身長170cmの長い脚から繰り出すミドルキック、ヒザ蹴りでプロ2勝目をあげた。しかし、2021年4月の武内紗耶香戦で判定2-0に敗れ、戦績を2勝2敗とし以降はリングから遠ざかっていた。
そして今回の対戦相手はNA☆NA(エスジム)に決定。NA☆NAは2019年6月にプロデビューし、J-NETWORKで試合経験を積んできた。小柄な体型ながら果敢な打ち合いを挑むタイプ。2020年6月、KrushでのちにKrush女子フライ級王者となる壽美とフルラウンド戦い、2021年1月には第5代Krush女子フライ級王座決定トーナメントにも参戦した。7月には『戦場』のリングで初のヒジ打ちありルールに挑戦し、有里から判定勝ち。11月はIMARIとのランキング戦でドロー、2022年初戦は2月12日のNJKFでホープのARINAと対戦し、判定で敗れている。ミネルヴァ・スーパーフライ級6位で戦績は3勝4敗2分。
アリスにとっては格上でキャリアも実績も上の相手。試練の一戦が組まれたと言っていいだろう。NA☆NAは「この試合は知ってる人は知ってると思うのですが自分の中でかなり思い入れが深いです。デビューから10戦目でもありますので1ヶ月で昨日の反省点をしっかりと修正して挑みたいと思います」と、さらに気を引き締めてアリス戦に臨むとSNSで意気込んでいる。