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【ホーストカップ】RISEで中止となった滉大と金子梓が半年の時を経て実現、緑川撃破のRYOTAROがベテラン小原俊之と対戦

2022/02/14 21:02
【ホーストカップ】RISEで中止となった滉大と金子梓が半年の時を経て実現、緑川撃破のRYOTAROがベテラン小原俊之と対戦

RISEトーナメント参戦で話題となった滉大(左)がホーストカップに凱旋、RISEランカーの金子と対戦(C)ホーストカップ

 2022年3月27日(日)京都KBSホールで開催される『QP PRESENTS HOOST CUP KINGS KYOTO9~REVERSAL~」の対戦カードが発表された。

 -53kg契約3分3R延長1Rで、HOOST CUP日本スーパーフライ級王者・滉大(及川道場)とRISEスーパーフライ級9位・金子梓(新宿レフティージム)の対戦が決定。


 滉大は関西で活躍するファイターで2017年4月に現在K-1で活躍する玖村将史、7月に現在RISEで活躍する政所仁、12月にKNOCK OUTで活躍したタネヨシホを連続撃破してDEEP☆KICK 53kg王者となった。さらに、2019年5月のホーストカップではJ-NETWORK&WMC日本スーパーフライ級王者で大崎一貴の弟・孔稀から延長戦で勝利を収め、HOOST CUP日本スーパーフライ王座に就いた。戦績は15戦無敗を誇っていたが、2019年10月のHOOST CUPで大崎一貴に判定2-0で敗れて初黒星。再起戦となった昨年10月の大阪大会ではMA日本バンタム級王者・KING剛をフルマークの判定で下して初防衛に成功。

 2021年7月には「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」に参戦し、1回戦で志朗と対戦して延長戦までもつれ込む接戦を演じたが、ダウンを奪われて敗退。9月のRISEではトーナメントのリザーブマッチで金子との対戦が決まっていたが、大崎孔稀の計量失格により本戦に繰り上がり出場。準決勝で志朗との再戦に臨んだが、判定で敗れた。


 金子(左)はRISEスーパーフライ級新設時からこの階級を盛り上げてきた第一人者で、田丸辰と初代王者を争った経験もある。空手とレスリングをバックボーンに持ち、田丸に敗れるまではデビュー以来8連勝を記録していたが、タイトルを逃してからは55kg転向などでスランプが続いた。2021年は匠朗、鳩に連勝したが、7月に大崎孔稀に敗れた。

 前述の通り、当初この試合は2021年9月に実現するはずだった一戦。約半年を経て場所をホーストカップに移して行われることとなった。


 70kg契約3分3R延長1Rでは、ACCELミドル級王者RYOTARO(大原道場)と小原俊之(キングムエ)が対戦。

 RYOTAROは高校まで野球一筋で来たが、甲子園出場の夢破れてキックボクシングに転向。2020年の『ホーストカップ』大阪大会にて、DEEP☆KICKトップコンテンダーの慎太郎にKO勝利、年末の『ACCEL』でもJAPAN KICK INNOVATIONランカーの高木覚清にKO勝利してACCELミドル級王者となった。2021年3月の『ホーストカップ』京都大会では剛王をカーフキックで1RにTKOで仕留め、8月には『ACCEL』で西田浩樹に判定勝ち。そして12月にRISEに初参戦すると、国内ミドル級のトップクラスに君臨する緑川創からダウンを奪って番狂わせの勝利を収めた。今後の活躍が期待されるミドル級ファイターである。

 対する小原は国内ムエタイ名門のキングムエ所属、昨年末の名古屋大会ではHOOST CUP王者チューチャイに延長戦で惜敗しているが、NKB元王者のスラッガー、村田聖からパンチでダウンを奪って勝利し、NKBトーナメントでは現王者の村田清吾にもKO勝利している、国内ミドル級のベテランファイターだ。


 60Kg契約3分3R延長1Rでは、元HOOST CUP日本フェザー級王者・泰良拓也(PFP)と村上真基(ロイヤルキングス/DEEP☆KICK57.5kg 2位)が決定。

 昨年10月の京都大会で魁斗に惜敗し王座を明け渡すこととなった泰良が、以前よりの希望で階級を上げて、HOOST CUPにも複数出場経験があり、DEEP☆KICKでもトップランカーとして活躍の村上と対戦する。

 60Kg契約3分3Rでは、HOOST CUP参戦以来3連勝中のRISEスーパーフェザー級4位・平塚大士(チームドラゴン)が、HOOST CUP12月名古屋大会で、イノベーションランカーのRISING大輝に勝利し、1月のDEEP☆KICKではNJKFランカー佐藤亮に初回KO勝利して3連勝と波にのるDEEP☆KICK60Kg 4位・成尾拓輝(究道会館)と対戦。しっかりとしたディフェンスから堅実に切り崩し仕留める平塚と、ボクシングテクニックと空手仕込みの蹴りで攻撃力の高い成尾の一戦は、ハイレベルな攻防となりそうだ。


 NJKFウェルター級4位の龍威地(ARENA)とシュートボクシング協会スーパーウェルター級4位・璃久(志真会館)の対戦も決定。龍威地は前に前に出ることを信条とするアグレッシブファイター。対する瑠久はキャリアこそ浅いものの、HOOST CUPやNKBでも活躍しているベテラン小原俊之に昨年シュートボクシング7月大会で勝利して連勝中。

 ヘビー級3分3Rには、昨年10月の京都大会でMA日本ヘビー級王者・山下力也をアップセットで破り国内ヘビー級戦線に名乗り出たダニロ・ザノリニの愛弟子MAMUTI(BRAZILIAN THAI)が、12月名古屋大会に続き出場。NJKFヘビー級のホープで、技術力の高いTEAM BONDS所属とあってヘビー級の中において攻防バランスの取れた選手であるミヤギン(TEAM BONDS)と対戦する。

<その他決定カード>

▼57.5Kg契約 3分3R
RAI(888GYM)
魁志(VIGOR KICK BOXING)

▼62Kg契約 3分3R
櫻井祐斗(Rich)
田中陸登(拳狼会)

▼53.5Kg契約EX特別ルール(ヒジなし・首相撲あり)
RYUKI(大原道場)
中島大翔(GET OVER)

▼61Kg契約 3分3R
三輪力斗(真正会 武河道場)
今井はるゆき(BRAZILIAN THAI)

▼54Kg契約 3分3R
山川敏弘(MaynishkickBoxing)
相良一志(究道会館)

▼58Kg契約 3分3R
井上敬太(NJKF誠輪ジム)
橋本雷汰(BFASEED)

▼58Kg契約 3分3R
橋本楓汰(BFA SEED)
レイジ・カンポス(888GYN)

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